けれむのブログ

サッカー素人の筆者が、主にドイツ・ブンデスリーガのTSG 1899ホッフェンハイムを"ゆるく""楽しく"応援するブログです。

21/22シーズン ホッフェンハイム選手紹介

みなさん、こんにちは。
けれむです。


大いに盛り上がったUEFA EURO 2020も閉幕して、各チームが新シーズン開幕に向けて準備を進めています。ホッフェンハイムは7/3(土)に新チームが始動して、準備を進めてきました。今回は、21/22シーズンに臨むホッフェンハイムの選手紹介を書かせてもらいたいと思います。


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2021年夏の移籍市場

まずは、今夏の移籍市場から見ていくことにします。コロナ禍ということもあり動きは少なく、獲得する選手はフリートランスファーが多くを占めることになりました。


《OUT》

・DF ライアン・セセニョン
(トッテナム・ホットスパー / イングランド / ローン終了)

・DF クリス・リチャーズ
(FCバイエルン・ミュンヘン / ドイツ / ローン終了)

・DF ユスティン・ホーフマ
(SpVggグロイター・フュルト / ドイツ / ローン移籍)
※ 昨季まではユトレヒト(オランダ)にローン移籍していた。

・DF コンスタンティノス・スタフィリディス
(VfLボーフム / ドイツ / ローン移籍)

・MF イライ・エルムキース
(FCアドミラ・ヴァッカー・メードリング / オーストリア / ローン移籍)
※ 昨季まではデン・ハーグ(オランダ)にローン移籍していた。

・FW マキシミリアン・バイアー
(ハノーファー96 / ドイツ2部 / ローン移籍)
8月19日リリース。

・FW イシャク・ベルフォディル
(ヘルタ・ベルリン / ドイツ / 0.5m€)
8月23日リリース。


《IN》

・GK ナウエル・ノール
(TSGホッフェンハイム U19 / トップ昇格)

・DF ダビド・ラウム
(SpVggグロイター・フュルト / フリートランスファー)

・MF アンジェロ・シュティラー
(FCバイエルン・ミュンヘンⅡ / フリートランスファー)

・MF セバスティアン・ルディ
(FCシャルケ04 / ドイツ2部 / フリートランスファー)
※ 昨季まではローンでの加入。昨季終了後シャルケと契約解除をした後に、TSGと新契約を締結。

・FW ヤコブ・ブルーン・ラーセン
(RSCアンデルレヒト / ベルギー / ローン終了)


《ローン移籍中》

・DF ルーカス・リベイロ
(SCインテルナシオナル / ブラジル)

・FW ブルーノ・ナザリオ
(アメリカFC / ブラジル)

・FW ダビド・オットー
(SSVヤーン・レーゲンスブルク / ドイツ2部)

・FW ジョアン・クラウス
(スタンダール・リエージュ / ベルギー)




21/22シーズン 選手紹介

続いて、今季のホッフェンハイムの選手紹介をしていきたいと思います!最初に言っておくと、とても長くなると思います。全選手を見ていただくのが一番嬉しいのですが、お目当ての選手だけを見て頂くだけでもありがたいです。よろしくお願いします。


※ この記事は移籍市場が閉幕する8月31日まで随時更新していきます。
※ 選手の年齢は2021年9月1日時点のもの。
※ 選手の成績はトップチームの公式戦のみ。


《GK》

オリバー・バウマン

Oliver Baumann

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ポジション:GK / 背番号:1
1990年6月2日 生まれ (31歳)
身長:187cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:SCフライブルク (ドイツ)
契約期限:2023年6月30日
昨季の成績:40試合 61失点 / CS: 10回
TSG通算:258試合 391失点 / CS: 60回


SNS
[Instagram]
https://instagram.com/olibaumann90?utm_medium=copy_link


ケガを治して万全。今季もTSGのゴールを守る。

TSG不動の守護神。非常に優れたセービング能力で失点を防ぎ、正確なキックで攻撃面でも貢献する。さらに、昨季光ったのはPKセーブ。公式戦で5度PKを止めて、"Elfmeterkiller"という日本語でPKキラーという意味の言葉が刻まれたTシャツが販売される活躍を見せた。昨季は非常に過密日程だったこともあり、シーズン途中に恥骨のケガを負っていたが、鎮痛剤を服用して何とか出場していたことから、早期にシーズンを終えて治療に専念した。そのため、この夏行われたEURO本戦のドイツ代表メンバー入りも断念することに。大きな夢を逃したが、早期に治療に専念した思惑通りにケガは癒えて、7月22日にはチームトレーニングに復帰。チームメイトにも暖かく迎えられ、今季もTSGのゴールを守る。


フィリップ・ペントケ

Philipp Pentke

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ポジション:GK / 背番号:12
1985年5月1日 (36歳)
身長:191cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:SSVヤーン・レーゲンスブルク (ドイツ)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:4試合 4失点 / CS: 0回
TSG通算:10試合 12失点 / CS: 2回


SNS
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成長続けるチーム最年長。

36歳となった現在もなお成長を続ける、チーム最年長のセカンドGK。昨季は守護神のバウマンが欠場したリーグ戦の3試合と、消化試合となったUELのGS 1試合に出場した。当時35歳でのUELデビューとなったペントケだが、地道に努力を重ねてきた結果掴んだ夢舞台の出場と言っていいだろう。加入3シーズン目を迎える今季だが、昨季トップ昇格を果たしたフィリップ、今季トップ昇格を果たしたノールといった若手のアピールに負けずにセカンドGKの地位を守れるだろうか。


ナウエル・ノール

Nauel Noll

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ポジション:GK / 背番号:36
2003年3月17日 (18歳)
身長:188cm / 利き足:両足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム U19
契約期限:2025年6月30日
昨季の成績:なし
TSG通算:なし


SNS
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ついに掴んだトップ昇格。

今季トップ昇格を果たした期待のGK。昨季はトップチームの練習に帯同するに留まったが、ようやくチャンスを掴んだ形になった。TSGには若くて有望なGKが多くいるが、ノールもその1人。トップチームで出番を得るのは少し先の事かもしれないが、歳が近いフィリップと切磋琢磨しながらそのチャンスを虎視眈々と狙っている。


ルカ・フィリップ

Luca Philipp

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ポジション:GK / 背番号:37
2000年11月25日 (20歳)
身長:192cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム
契約期限:2023年6月30日
昨季の成績:なし
TSG通算:なし


SNS
[Instagram]
https://instagram.com/_lucaphilipp?utm_medium=copy_link


トップチームデビューを目指すシーズン。

トップ昇格2シーズン目を迎えるフィリップ。昨季はバウマンが欠場したゲームでベンチ入りを果たし、チームメイトからSNS上で多くの祝福を受けた。今季はベンチ入りではなくゲームへの出場を目指すシーズン。今季開幕に向けたプレーシーズンのゲームでは好セーブを続けてアピールした。少し衰えが見えた第2GKのペントケを追い越して、バウマンと競える存在になれるだろうか。



《DF》

ジョシュア・ブレネット

Joshua Brenet

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ポジション:RB, RWB, LB / 背番号:2
1994年3月20日 (27歳)
身長:181cm / 利き足:右足
国籍:🇳🇱オランダ
前所属:SBVフィテッセ・アーネム (オランダ)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:2試合 0得点 0アシスト
TSG通算:22試合 3得点 1アシスト


SNS
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Joshua Brenet (@joshuabrenet) | Twitter

[Instagram]
https://instagram.com/joshuabrenet?utm_medium=copy_link


不遇の時を過ごす攻撃的SB。

昨季は僅か2試合の出場に留まったブレネット。出場時間で見ると、ポカール1回戦のケムニッツ戦で途中出場した99分、リーグ戦第1節のケルン戦で途中出場したアディショナルタイムの数分と、選手としては満足のいく出場機会を得られなかった。加入1年目にナーゲルスマン監督の下で攻撃的SBとして重宝されていたが、翌シーズンから2年間は出場機会が限られて不遇の時を過ごしている。本人も「何が起きているのか分からない」とインタビューでコメントするような状況に。今夏はクラブから移籍先を探していいと許可が降りているようだが、果たして。オフシーズンには何かから解放されたような笑顔の写真を投稿していたブレネット。その笑顔を一日でも早くピッチ上で見せられる日が訪れることを期待している。


パベル・カデジャーベク

Pavel Kadeřábek

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ポジション:RB, RWB / 背番号:3
1992年4月25日 (29歳)
身長:182cm / 利き足:右足
国籍:🇨🇿チェコ
前所属:ACスパルタ・プラハ (チェコ)
契約期限:2023年6月30日
昨季の成績:23試合 0得点 5アシスト
TSG通算:179試合 11得点 25アシスト


SNS
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TSG不動のRB。最高のシーンを演出する。

無尽蔵のスタミナで右サイドを駆け回るカデジャーベク。TSGのRBは彼しかいないと言っても過言ではないほど絶対的存在の選手。積極的に攻撃参加して、精度の高いクロスで歓喜の瞬間を演出する。家族想いのカデジャーベクは、奥さんだけでなく娘さんの写真も多くInstagramに投稿しているのは有名な事。そんな彼を象徴するエピソードとして知られているのが、愛犬が亡くなった際に悲しみにくれる家族に寄り添うために試合を欠場したという話。当時の監督からは皮肉られてしまったが、家族想いの心優しいカデジャーベクの内面が垣間見えたエピソードだった。


エルミン・ビチャクチッチ

Ermin Bičakčić

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ポジション:CB / 背番号:4
1990年1月24日 (31歳)
身長:185cm / 利き足:右足
国籍:🇧🇦ボスニア・ヘルツェゴビナ
前所属:アイントラハト・ブラウンシュヴァイク (ドイツ)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:3試合 1得点 0アシスト
TSG通算:137試合 7得点 5アシスト


SNS
[Twitter]
Ermin Bicakcic (@Bico333) | Twitter

[Instagram]
https://instagram.com/bico3?utm_medium=copy_link


ケガからの復活を目指すチーム最古参。

今季はケガからの復活を目指すビチャクチッチ。昨季は開幕から好調なパフォーマンスを見せ、第2節のバイエルン戦ではセットプレーから得意のヘディングでゴールも記録した。しかし、そのゲームで左膝の前十字靭帯損傷の大ケガを負ってしまいそのままシーズンアウトに。リハビリに取り組む姿も彼が得意とするSNSで公開して、ファンからの応援を受けてチーム編集に合流するまで復帰した。昨季苦しんだ守備陣の立て直しに向けて最古参のCBが立ち上がる。


ホーヴァル・ノルトヴェイト

Håvard Nordtveit

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ポジション:CB, RB, DM / 背番号:6
1990年6月21日 (31歳)
身長:188cm / 利き足:右足
国籍:🇳🇴ノルウェー
前所属:フラムFC (イングランド)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:17試合 0得点 0アシスト
TSG通算:63試合 1得点 2アシスト


SNS
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https://instagram.com/nordtveit?utm_medium=copy_link


頼りになる守備のオールラウンダー。

守備的なポジションならどこでもこなせる守備のオールラウンダー。頼れるベテランは昨季、ケガ人が多く出たCBで主に奮闘。19/20シーズンと同様に年末年始の時期にはレギュラーを張って、チームの苦しい時期を支えた。昨季の彼で特出すべきエピソードはUELでの出来事。クラブ史上初のUEL決勝ラウンド進出を果たしたホッフェンハイム。ラウンド32はノルトヴェイトの母国・ノルウェーのモルデFKだった。抽選会前からモルデとの対戦を熱く希望していた彼だったが、ゲームはケガで欠場してしまい、チームも敗れるという2重の悔しさを味わってしまった。今季は再びヨーロッパの切符を掴むために、ケガを減らしてチームへの貢献を目指す。


カシム・アダムス

Kasim Adams

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ポジション:CB / 背番号:15
1995年6月22日 (26歳)
身長:190cm / 利き足:右足
国籍:🇬🇭ガーナ
前所属:フォルトゥナ・デュッセルドルフ (ドイツ)
契約期限:2023年6月30日
昨季の成績:18試合 0得点 0アシスト
TSG通算:34試合 0得点 1アシスト


SNS
[Twitter]
Kasim Nuhu Adams (@KassimAdams24) | Twitter

[Instagram]
https://instagram.com/adamskassim24?utm_medium=copy_link


フィジカル自慢のCB。

恵まれた体格を生かして相手の攻撃を封じる、フィジカル自慢のCB。言葉は良くないかもしれないが、脳筋すぎるが故に相手との間合いの距離感が悪いため、簡単に剥がされたり背負われたりするシーンも散見されて批判の対象になることも少なくない。それでも皮肉なことに、昨季前半戦でクリーンシートを達成したゲーム全てに彼が出場していたというファクトがある何とも不思議な選手だ。今季に向けては、昨季終盤から監督との確執が報じられており、古巣のヤングボーイズへの復帰の噂も出てきている。クラブはスカッドの人員削減を目指しているためそのような事になってもおかしくないが、どのような結末を迎えるのか注目したい。


ダビド・ラウム

David Raum

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ポジション:LB, LWB / 背番号:17
1998年4月22日 (23歳)
身長:180cm / 利き足:左足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:SpVggグロイター・フュルト (ドイツ)
契約期限:2025年6月30日
昨季の成績:37試合 1得点 17アシスト (SGF)
TSG通算:なし


SNS
[Instagram]
https://instagram.com/david.raum?utm_medium=copy_link


ツヴァイテで躍動した"アシストマシーン"。

今季、昇格組のフュルトからフリーで加入したラウムフュルトの13年ぶりの1部昇格を置き土産に移籍することになった。TSGとしては待望のLBの補強である。ラウムは昨季ツヴァイテ(ブンデス2部)でリーグトップとなる15アシストを記録した超攻撃的なサイドバック。元々攻撃的なポジションの選手だったこともあり、攻撃のセンスがあることに関しては頷けるだろう。彼と言えば、今年開催された東京オリンピックに出場したU24ドイツ代表のメンバーだった事はブンデスリーガのファンなら誰もが知る実績だろう。チームはグループステージで敗退したが、初戦のブラジル戦でアシストを記録して爪痕を残して日本を去った。今後、ドイツ代表の左サイドを支える可能性が高い彼には要注目だ。


ベンヤミンヒュブナー

Benjamin Hübner

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ポジション:CB, LB / 背番号:21
1989年7月4日 (32歳)
身長:193cm / 利き足:左足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:FCインゴルシュタット04 (ドイツ)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:なし
TSG通算:96試合 8得点 11アシスト


ケガからの復活を目指すキャプテン。

昨季はケガに苦しみ未出場に終わったキャプテン。足首のケガを負い、なかなか完治せずに結局今年3月には手術に踏み切る決断をしたヒュブナー。今季の復帰を目指して下した決断にはTSGファンから彼の復帰を待ち望む声が多く寄せられた。昨季は守備が安定せずに苦しんだTSGだったが、彼の不在が少なからず影響したと言ってもいいだろう。闘志むき出しで戦う熱いハートを持つキャプテンが再びピッチに立つ日を首を長くして待ちたい。


ケビン・フォクト

Kevin Vogt

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ポジション:CB, DM / 背番号:22
1991年9月23日 (29歳)
身長:194cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:SVヴェルダー・ブレーメン (ドイツ)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:32試合 0得点 1アシスト
TSG通算:151試合 0得点 2アシスト


ボールの扱いに長けたCB。

高いパス能力を武器に攻撃を組み立てるCB。ナーゲルスマン元監督によってCBにコンバートされたのはよく知られた話である。フォクトと言われるとパスに目が行きがちだが、実はスプリントにも自信を持っていて、昨季は何度も当該試合の最速選手に名を連ねた。詳しいファンであれば、フォクトは失点に直結する大きなミスを定期的にやってしまうことも知っているだろう。このオフには、彼がボーフム所属時代のフュルト戦で盛大にオウンゴールをしてしまったシーンを振り返る企画が行われた。当時、そのゲームでボールボーイを務め、間近でオウンゴールを見ていたラウムとともに振り返り、ラウムは終始笑いながら答えていたが、フォクトは終始不服そうに答えていたのが印象的だった。今季はそのようなミスなくシーズンを終えて欲しいと強く願っている。


ケビン・アクポグマ

Kevin Akpoguma

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ポジション:CB, RB / 背番号:25
1995年4月19日 (26歳)
身長:192cm / 利き足:右足
国籍:🇳🇬ナイジェリア
前所属:ハノーファー96 (ドイツ)
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:22試合 2得点 1アシスト
TSG通算:74試合 2得点 2アシスト


急成長を見せ、A代表入りも果たした陽気なCB。

昨季は大きく飛躍したシーズンを過ごしたアクポグマ。開幕から好調で多くのゲームに出場し、A代表ではナイジェリアを選択して初招集からデビューまで果たし、さらにTSGでの初ゴールを記録する素晴らしいシーズンを過ごした。他クラブへのローン移籍やTSGでベンチを温めた時期など、様々な経験を経て計算できる選手に成長したのはファンとしては嬉しい限り。今季は毎年恒例となってしまっている負傷離脱を無くして、シーズンを通してチームの戦力として駆け抜けて欲しい選手だ。


メライロ・ボハルデ

Melayro Bogarde

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ポジション:CB, DM / 背番号:32
2002年5月28日 (19歳)
身長:184cm / 利き足:右足
国籍:🇳🇱オランダ
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム U19
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:14試合 0得点 2アシスト
TSG通算:16試合 0得点 2アシスト


SNS
[Twitter]
Melayro Bogarde (@MelayroBogarde) | Twitter

[Instagram]
https://instagram.com/melayroo_?utm_medium=copy_link


ビッグクラブが注目するポテンシャルの持ち主。

底知れぬポテンシャルを秘めているボハルデ。契約は昨季終了までとなっていたが、契約満了日ギリギリで契約を延長して、TSGでキャリアを重ねる選択をした。彼に対しては多くのビッグクラブが関心を寄せており、近い将来そのようなクラブでプレーしていてもおかしくないだろう。DFだがボールの扱いが上手く、本職のCBだけでなく中盤の底や、今季に向けてはLBでのプレーも見られた。ヘーネス監督も彼のポリバレントな才能を高く評価している。様々なポジションをこなすことで出場機会を増やし、彼自身のステップアップに繋げていきたいところだ。


ステファン・ポッシュ

Stefan Posch

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ポジション:CB, RB / 背番号:38
1997年5月14日 (24歳)
身長:188cm / 利き足:右足
国籍:🇦🇹オーストリア
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:30試合 0得点 0アシスト
TSG通算:93試合 0得点 1アシスト


SNS
[Instagram]
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EURO未出場の悔しさをバネに更なる成長を。

アカデミー出身で年々成長を見せるCB。昨季はより安定したプレーを見せて、頼れるディフェンスリーダーへの一歩を踏み出した。オーストリア代表にも定期的に招集されるようになり、昨季終盤は出場機会がやや減少したもののEUROのメンバーにも招集された。しかし、出場機会は与えられず、ラウンド16まで躍進したチームの喜びとは対照的に、個人としては悔しさを味わった。同郷のCBのように圧倒的な武器があるような選手ではなく、全体的にある程度のレベルのプレーができるというのがポッシュの持ち味。更なるレベルアップを図って、まずはクラブでレギュラー確保を目指す。



《MF》

デニス・ガイガー

Dennis Geiger

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ポジション:CM, DM, AM / 背番号:8
1998年6月10日 (23歳)
身長:173cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム U19
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:14試合 1得点 2アシスト
TSG通算:69試合 3得点 8アシスト


確かなポテンシャル。ケガなくシーズンを戦いたい。

昨季もケガに泣いてしまったガイガー。プロデビューを果たしてレギュラーに定着した17/18シーズン以降、毎シーズンのようにケガでの離脱を繰り返している。昨季はその17/18シーズンに負傷した右大腿の古傷を再び痛めてしまい離脱となった。大男が多いブンデスリーガにおいて、小柄な彼はピッチを駆け回り攻守に貢献する。特に攻撃面は魅力的で、ミドルレンジからのシュートや、少し前目でプレーすればゴール前に多く顔を出して得点に絡んでくる。ナーゲルスマンが見出した才能はケガなくフルシーズンで戦い抜けるだろうか。


ロリアン・グリリッチュ

Florian Grillitsch

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ポジション:DM, CM, CB, AM / 背番号:11
1995年8月7日 (26歳)
身長:187cm / 利き足:右足
国籍:🇦🇹オーストリア
前所属:SVヴェルダー・ブレーメン
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:34試合 4得点 2アシスト
TSG通算:133試合 8得点 11アシスト


SNS
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長短のパスを巧みに供給する新米パパ。

正確無比なパスでTSGの攻撃を牽引するグリリッチュ。長短のパスを巧みに供給して攻撃を組み立てるだけでなく、守備面でも危険と感じた場面では体を張って守りボールを刈り取る。また、複数のポジションを高い水準でこなすポリバレント性も併せ持つ非常に器用な選手だ。しかし、「自分が希望するポジションでプレーできていない」と不満を持っているという記事が出て以降は中盤の底での起用で固定された。昨年の11月には第1子となる娘さんが産まれたグリリッチュ。パパとなってからUELで2戦連発をするなど、昨季はTSG加入後最もゴールに絡んだ。今季は昨季以上にゴールに絡んで、愛娘にかっこいいパパの姿を見せたいところだ。


アンジェロ・シュティラー

Angelo Stiller

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ポジション:DM, CM / 背番号:13
2001年4月4日 (20歳)
身長:183cm / 利き足:左足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:FCバイエルン・ミュンヘン
契約期限:2025年6月30日
昨季の成績:36試合 1得点 5アシスト (FCB)
TSG通算:なし


SNS
[Instagram]
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バイエルン期待の若手が満を持して加入。

今季、バイエルン・ミュンヘンのセカンドチームからフリーで加入したシュティラー。ラウムと同じく、昨季の冬の時点で今季からの加入が決まっていた選手だ。レフティーで、よく首を振りながら最適なポジション取りをして精度の高いパスを供給するのが持ち味。上手くいけば近い将来グリリッチュの後釜を任せることができる選手。かつてはヘーネス監督の下でプレーした経験もあり、チームへの適合もスムーズに進むだろう。彼の流出にバイエルンが頭を抱えたということからも彼の能力の高さは窺える。シュティラーは、TSGでさらなる高みを目指す。


クリストフ・バウムガルトナー

Christoph Baumgartner

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ポジション:AM, LW / 背番号:14
1999年8月1日 (22歳)
身長:180cm / 利き足:右足
国籍:🇦🇹オーストリア
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム
契約期限:2025年6月30日
昨季の成績:41試合 9得点 7アシスト
TSG通算:71試合 16得点 13アシスト


SNS
[Instagram]
https://instagram.com/baumi_14?utm_medium=copy_link


成長止まらぬ攻撃の中心。

昨季はキャリアハイの成績を残したバウムガルトナー。18/19シーズンにトップチームデビューを果たすと、19/20シーズンはサブからレギュラーへ駆け上がり、20/21シーズンはチームの中心となりA代表でも中心となり、着々と成長の階段を上っている。このように成長が止まらない彼にはビッグクラブも関心を寄せるが、今年3月に契約を延長してTSGで更なる成長をするという選択をした。ボールを持てばゴールに向かって果敢にドリブルをして、時には自信を持っている足下の上手さを生かして相手を撹乱させるトリッキーなプレーを見せるバウミー。今季はどれだけの成績を残してくれるのか楽しみで仕方ない選手だ。


セバスティアン・ルディ

Sebastian Rudy

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ポジション:DM, CM, RB / 背番号:16
1990年2月28日 (31歳)
身長:180cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:FCシャルケ04
契約期限:2023年6月30日
昨季の成績:35試合 1得点 5アシスト
TSG通算:280試合 14得点 44アシスト


SNS
[Instagram]
https://instagram.com/rudy_sebastian19?utm_medium=copy_link


クラブのレジェンドが再び加入。

今季、改めてTSGに加入したルディ。昨季までの2シーズンはシャルケからのローン移籍による在籍だったが、今季はシャルケと契約を解除してフリーになった上でTSGと契約を結び加入した。クラブのブンデスリーガ最多出場記録を持つレジェンドは、選手キャリアを終えた後にTSGでセカンドキャリアをスタートできるように話し合いが進んでいる模様。落ち着き払った立ち振る舞いから精度の高いパスでチームに貢献するルディ。今季はヘーネス監督がトップ下での起用も試しており、まだまだキャリアの終わりが見えないルディ。今年8月には第2子となる娘さんが産まれたレジェンドは、今季も自身が持つ記録を伸ばし続ける。


ディアディ・サマッセク

Diadié Samassékou

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ポジション:DM, CM / 背番号:18
1996年1月11日 (25歳)
身長:177cm / 利き足:右足
国籍:🇲🇱マリ
前所属:レッドブル・ザルツブルク (オーストリア)
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:37試合 0得点 3アシスト
TSG通算:58試合 0得点 4アシスト


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相手の攻撃の芽を摘む"クライヒガウのカンテ"。

今となってはTSGに欠かせない存在となったサマッセク。加入後最初のシーズンとなった19/20シーズンはコンディションが整わずに苦しんだが、昨季はフルシーズンで戦い抜きチームに欠かせない存在となった。彼の魅力は何と言っても高いインターセプト能力。広い範囲をカバーして、相手の動きを読み切ってボールを刈り取る様から現地ファンによって付けられた愛称は"クライヒガウのカンテ"。TSGの中盤に君臨する番人は、今季のチーム始動前に新型コロナウイルスに感染して出遅れてしまい心配されたが、既にチームに合流して調整中。万全の状態となった彼が今季も相手の攻撃の芽を摘み続ける。


ミヤト・ガチノヴィッチ

Mijat Gaćinović

f:id:upar0108:20210808144019j:plain


ポジション:AM, CM, RWB / 背番号:20
1995年2月8日 (26歳)
身長:175cm / 利き足:右足
国籍:🇷🇸セルビア
前所属:アイントラハト・フランクフルト (ドイツ)
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:32試合 1得点 3アシスト
TSG通算:32試合 1得点 3アシスト


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大きなインパクトを残したい加入2年目。

昨季は思うような結果を残せなかったガチノヴィッチ。シュテフェン・ツバーとのトレードという形で昨季加入した彼だったが、多くのゲームに出場したものの、あまりゴールには絡めず消化不良のシーズンとなってしまった。攻撃的なポジションには絶対的な存在がいるTSGにおいて、出場機会を得るべく彼が挑戦したのはRB。昨季も数試合ほどそのポジションでプレーして、まずまずのプレー内容を披露している。今季はヘーネス監督が本格的にRBとして計算しているのは確かで、プレシーズンに行われたTMでは全てRBでスタメン出場を果たした。ふとした瞬間に自分のポジションから出て行き戻らずにそこを空けてしまう癖が直っていないが、そこを改善できればカデジャーベクが離脱した場合でも安心して任せられる選手になるだろう。新たなポジションで新シーズンに挑む彼の新たな挑戦に注目だ。


マルコ・ヨン

Marco John

f:id:upar0108:20210808144034j:plain


ポジション:LB, LM, AM / 背番号:30
2002年4月2日 (19歳)
身長:182cm / 利き足:左足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム U19
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:18試合 0得点 1アシスト
TSG通算:18試合 0得点 1アシスト


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昨季頭角を現した"生粋のTSGっ子"。

昨季トップチームデビューを果たして大きなインパクトを残したヨン。"John"というスペルのため「ジョン」と呼んでしまいがちだが、彼の場合は「ヨン」なので正しく覚えてもらいたい。話を戻すが、昨季はシーズン開幕前からトップチームに帯同してトレーニングを積み重ねてきたヨン。シーズンが進む中で相次いでLBが負傷離脱する緊急事態が発生して、ヘーネス監督は彼を起用するとそれが大当たり。不慣れなポジションであるにも関わらず、攻守に安定したプレーでチームの緊急事態を救った。今季に向けて1つ注文をつけるとすれば、横パスやバックパスなど無難なプレーが多かった昨季から、ドリブルや縦パスなどより積極的にボールを前進させるプレーを多く選択してほしいという点。これができるようになれば本職のポジションでも勝負できる選手になるだろう。ガイガー以来となるホッフェンハイム周辺地域出身のアカデミー出身選手のヨン。生粋のTSGっ子の成長をみんなで見守りたい。


トム・ビショフ

Tom Bischof

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ポジション:CM, AM / 背番号:39
2005年6月28日 (16歳)
身長:170cm / 利き足:左足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム U17
契約期限:不明
昨季の成績:5試合 3得点 1アシスト (TSG U17)
TSG通算:なし


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TSGが誇る新たな"至宝"。

今季開幕前に突如現れたビショフ。バイエルンが16歳の彼の獲得を狙っているという噂がチームの始動前に出た。実際にチームが始動すると、始動初日からトップチームに帯同して、TMにも多く出場した。ビッグクラブが獲得に乗り出しただけあって、技術の高さは頷けるものがある。ただ、16歳ということもあってまだ体の線が細いため、体格も大きくなってきたら面白い存在になることは間違いないだろう。TSGが誇る新たな至宝に注目だ。



《FW》

ヤコブ・ブルーン・ラーセン

Jacob Bruun Larsen

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ポジション:LW, RW, CF / 背番号:7
1998年9月19日 (22歳)
身長:183cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇰デンマーク
前所属:RSCアンデルレヒト (ベルギー)
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:3試合 0得点 0アシスト
      19試合 2得点 2アシスト (アンデルレヒト)
TSG通算:15試合 0得点 1アシスト


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非凡な才能を魅せるシーズンに。

昨季は半年間のローン移籍に出たブルーン・ラーセン。20年冬に加入してから、彼が持つ非凡な才能を未だに見せることができていない。昨季は国内とヨーロッパを並行で戦う過密日程であったにも関わらず、出場機会を得られずにベルギーの強豪・アンデルレヒトにローン移籍。シーズン終盤に得点に絡んで上昇の兆しを見せた。今季に向けては左サイドハーフでTMのほとんどのゲームでスタメン出場。状態も良く、2得点を記録している。自慢のスピードで相手DFの背後を取ったり、ドリブルで相手DFを切り裂いて非凡な才能を"魅せる"シーズンにしたい今季だ。


イフラス・べブー

Ihlas Bebou

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ポジション:RW, CF, LW / 背番号:9
1994年4月23日 (27歳)
身長:183cm / 利き足:右足
国籍:🇹🇬トーゴ
前所属:ハノーファー96 (ドイツ)
契約期限:2023年6月30日
昨季の成績:40試合 9得点 11アシスト
TSG通算:75試合 16得点 16アシスト


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決定力向上で昨季のキャリアハイを上回りたい。

昨季もフル稼働でチームの大きな力となったべブー。膝に爆弾を抱えていると言われていたが、加入してから昨季までの2年間で大きなケガは全くなく、年々チームの力となっている。昨季はキャリアハイとなる9得点11アシストを記録して、苦しんだ攻撃陣を牽引した。自慢のスピードで相手を置き去りにしてゴールに迫る様は脅威でしかないだろう。そんな彼の課題は決定力。決定機は多く迎えているが、決めきれないというシーンを多く見てきた。決定力を向上させることができれば、2桁得点どころか15得点も夢ではないだろう。開幕前に新型コロナウイルスに感染してしまったのが気がかりだが、今季も大暴れしてくれると信じて期待したい。


モアネス・ダブール

Munas Dabbur

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ポジション:CF / 背番号:10
1992年5月14日 (29歳)
身長:182cm / 利き足:右足
国籍:🇮🇱イスラエル
前所属:セビージャFC (スペイン)
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:30試合 10得点 1アシスト
TSG通算:45試合 16得点 2アシスト


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リーグ戦で結果を残したい"ミスターUEL"。

加入してから期待に応えきれていないダブール。20年冬に当時監督だったシュロイダー氏が希望した攻撃陣の補強で加入したが、思うような結果を残せていない。加入時の期待値が高かったことは否定できないが、それでも物足りない数字だろう。昨季は公式戦で10得点を挙げたが、そのほとんどが得意のUELで挙げたもの。今季はリーグ戦で結果を残して自らの存在価値を示したいところだ。FIFAの腕前もプロ級のダブールだが、今オフにはべブーとサッカーゲーム・FIFA21で対戦する模様が配信され、お互いが相手のプレイヤーでゴールを奪い合う熱戦を繰り広げた。現実の試合でも彼のゴールで熱くなるシーンを見せてほしいところだ。


イシャク・ベルフォディル

Ishak Belfodil

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8月23日にヘルタ・ベルリンへの完全移籍が決定。


ポジション:CF, RW, LW / 背番号:19
1992年1月12日 (29歳)
身長:192cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇿アルジェリア
前所属:スタンダール・リエージュ (ベルギー)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:20試合 1得点 2アシスト
TSG通算:60試合 18得点 8アシスト


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かつての輝きを取り戻したい。

昨季は不本意なシーズンとなってしまったベルフォディル。公式戦で挙げたゴールはUELで記録したPKでの1点のみで、ゲームに出ても大きなインパクトを残せずにシーズンを終えてしまった。ヘーネス監督も我慢強く起用し続けたが、終盤戦は堪忍袋の緒が切れてベンチを温める日々に。ゴールを量産して一気にブレイクした18/19シーズンの輝きを取り戻すべく、今季に向けて動き出していたがケガで離脱してシーズン開幕には間に合わず。ライバルとなる選手たちのアピールを見ると心配になってしまうが、キレのあるのドリブル、ゴールへのエゴを武器に再び輝いて欲しいと強く願う。


サルギス・アダムヤン

Sargis Adamyan

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ポジション:CF, LW / 背番号:23
1993年5月23日 (28歳)
身長:184cm / 利き足:右足
国籍:🇦🇲アルメニア
前所属:SSVヤーン・レーゲンスブルク (ドイツ)
契約期限:2023年6月30日
昨季の成績:23試合 4得点 2アシスト
TSG通算:39試合 10得点 4アシスト


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地道な努力で道を切り開いてきた苦労人。

マチュアから這い上がってきたアダムヤン。数年前まではアマチュアでプレーしていた彼が、徐々に戦うカテゴリーを上げてドイツ1部に到達。王者・バイエルンから2ゴールを記録してチームを勝利に導くなど、シンデレラストーリーの持ち主。昨季は前シーズンのケガの影響で出遅れたが、ジョーカーとして短時間で結果を出し続けた。シーズン終盤にはスタメン出場のチャンスが与えられ、結果を残そうと懸命にプレーした。見た目からは想像できないスピードが武器のアダムヤン。その武器を生かして今季はレギュラー奪取に挑む。


アンドレイ・クラマリッチ

Andrej Kramarić

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ポジション:CF, ST, AM, LW / 背番号:27
1991年6月19日 (30歳)
身長:177cm / 利き足:右足
国籍:🇭🇷クロアチア
前所属:レスター・シティFC (イングランド)
契約期限:2022年6月30日
昨季の成績:34試合 25得点 6アシスト
TSG通算:184試合 95得点 36アシスト


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年々凄みを増していく"TSGのエース"。

昨季はついに大台に到達したクラマリッチ。リーグ戦で20得点を記録して、これは自身初でありクラブ史上初の出来事だった。TSG公式戦通算得点でも100点まであと5ゴールに迫っている"絶対的エース"。得点能力はずば抜けたものがあり、ボールをキープしたり、周りを生かす能力も高いのが彼の良さ。本人も話しているように、1トップで最前線に置くよりも、2トップでSTとしてプレーする、あるいはトップ下としてプレーする方が彼の良さは生かされることもあり、昨季終盤からはトップ下での出場が増えている。契約最終年となる今季、TSGで様々な記録と記憶を残してきた彼の活躍を再び目に焼き付けたい。


ロバート・スコフ

Robert Skov

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ポジション:RW, LWB, LB / 背番号:29
1996年5月20日 (25歳)
身長:185cm / 利き足:左足
国籍:🇩🇰デンマーク
前所属:FCコペンハーゲン (デンマーク)
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:30試合 2得点 2アシスト
TSG通算:63試合 6得点 11アシスト


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ようやく掴んだTSGで輝くヒント。

昨季終盤戦に自身が輝くヒントを掴んだスコフ。TSGに加入してから昨季までの2シーズン、本職ではないLBへのコンバートなど上手くチームにフィットできずに苦しんでいた。しかし、昨季終盤戦にチームが4-2-3-1で軌道に乗った際に右サイドハーフに定着して、彼の良さであるカットインからのシュートなど強みを生かせる場所を見つけた。今夏行われたEUROでは出番は無かったが、チームは4強入りを果たした。そのためチームへの合流が遅れたが、昨季の起用を見ればコンディションさえ整えば活躍の場が与えられるのは確か。母国で得点王を獲得した男が異国の地で輝くのはもうすぐだ。


ジョルジニオ・ラター

Georginio Rutter

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ポジション:CF / 背番号:33
2002年4月20日 (19歳)
身長:182cm / 利き足:左足
国籍:🇫🇷フランス
前所属:スタッド・レンヌ (フランス)
契約期限:2025年6月30日
昨季の成績:11試合 1得点 0アシスト
TSG通算:11試合 1得点 0アシスト


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デビュー戦で強烈なインパクトを残した期待の若手。

昨冬に加入したラター。加入前の噂ではラウムやシュティラーと同様に今夏からの加入という話だったが、TSGが移籍金を払って半年早くチームに加えた。デビュー戦となったブレーメン戦では左足を振り抜き、強烈なシュートを突き刺してTSGファンの心まで射抜いた。プレシーズンでは昨季以上にいい動きを見せており、CFだけでなく左サイドでのプレーもテスト。多くのゴールに絡んでおり、起用の幅が広がりそうだ。首の左側に「家庭」というタトゥーを入れているラター。アニメも好きで日本好きな彼による今季のブレイクは間違いないだろう。


マキシミリアン・バイアー

Maximilian Beier

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8月19日にハノーファー96へのローン移籍が決定。


ポジション:CF, LW, RW / 背番号:35
2002年10月17日 (18歳)
身長:183cm / 利き足:右足
国籍:🇩🇪ドイツ
前所属:TSG 1899 ホッフェンハイム U19
契約期限:2024年6月30日
昨季の成績:5試合 2得点 1アシスト
TSG通算:11試合 2得点 1アシスト


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"TSGアカデミー最高傑作"の呼び声高い期待のFW。

プロとして2シーズン目を迎えるバイアー。19/20シーズンに17歳でトップチーム&ブンデスリーガデビューを果たして、ニクラス・ズーレ(現: バイエルン・ミュンヘン)の持つTSGでの最年少デビュー記録を塗り替えたバイアー。トップ昇格を果たした昨季は出場機会こそ限られてしまったが、UELでプロ初ゴールを記録した勢いそのままに、そのゲームでドッペルパックを達成する活躍を見せた。TSGアカデミー最高傑作の呼び声が高い彼は、今季は右サイドでの起用が有力視される。そして、少しでも出場機会を増やしてブンデスリーガ初ゴールを狙う。




今季の展望

今季のTSGホッフェンハイムは、7/3に新チームが始動して、7月中旬に昨季と同じキャンプ地となるテーゲルンゼーで2週間弱のキャンプを行い、3試合のTMを通してチームを作り上げてきました。EUROに出場していた選手は途中合流して、新チームに馴染むべく練習に励みました。まずは、ここまでのテストマッチの結果を確認しておきましょう。


テストマッチの結果

7月17日(土)
‪✕‬ 0-1 ハイデンハイム (ドイツ2部)
(45分×2)
🔴 | Testspiel LIVE | 1. FC Heidenheim - TSG Hoffenheim - YouTube


7月24日(土)
△ 2-2 グロイター・フュルト (ドイツ1部)
(45分×2, 30分×1)
🔴 | Testspiel LIVE | TSG Hoffenheim - SpVgg Greuther Fürth - YouTube


7月31日(土)
〇 3-1 スタッド・ランス (フランス1部)
(45分×2)
🔴 | Saisoneröffnung LIVE | TSG Hoffenheim - Stade de Reims - YouTube


8月1日(日)
〇 1-0 スタッド・ランス (フランス1部)
(非公開)


8月4日(水)
〇 5-0 カールスルーエSC (ドイツ2部)
(非公開)


ハイデンハイムとの初戦は、国際大会に出場していた多くの主力を欠く中でのゲームとなりました。序盤につまらないミスから失点して、内容としてもその得点が無ければあまり見どころがないスコアレスドローの典型的なゲームになりました。EURO出場オーストリア組が合流してから行われたフュルト戦は1週間前から攻撃面で向上が見られました。このゲームで輝いたのはラターで、今季のブレイクを予感させるものでした。ラウムとスコフを除く全選手が合流した中で行われたランス戦は終始ゲームを支配して、近年ではシーズン開幕前の完成度が一番高いように感じる素晴らしい内容でした。合流が遅かったクラマリッチやカデジャーベクといった主力もプレーして、シーズン開幕に向けて試運転をすることができました。残りの非公開で行われたゲームでもしっかり結果を残してシーズン開幕を迎えます。


なお、試合結果の下に挿入されているURLは、TSGホッフェンハイムYouTubeチャンネルにアーカイブとして残っているそれぞれのゲームのフルマッチ動画になっています。気になる方はぜひご覧ください。



今季の予想布陣

続いて、今季の予想布陣について見ていきたいと思います。

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昨季の終盤戦にハマった4-2-3-1のシステムをベースにプレシーズンの準備を進めてきたホッフェンハイム。その布陣にTMでの起用法を参考に選手を当てはめたのがその画像になります。GKのファーストチョイスは不動の守護神バウマン。セカンドGKはペントケですが、フィリップがこのプレシーズンで猛アピールに成功したためその行方には注目です。


続いて最終ライン。RBはカデジャーベクで、CBにアクポグマとフォクト、LBはラウムになると予想。これまで課題だったLBに攻撃的なラウムが加入したことで、課題解決になることを多くのTSGファンが望んでいます。また、両SBは高精度のクロスを上げることができるため、相手にとっては嫌な攻撃を仕掛けられるのではないかと思います。一方で問題はCB。毎年のように失点の多さが指摘されており、プレシーズンでも失点シーンはマークに着いている相手を離してしまったり課題克服までは程遠いように感じます。人数的にはカバーできていますが、質でカバーしきれていないのは事実。1人でも質の高いCBを獲得できれば上位進出も夢ではないと思います。


中盤の底はサマッセクとグリリッチュのコンビ。潰し屋とゲームを組み立てるこのコンビは昨季と変わらず君臨すると予想。サマッセクの代役はガイガー、グリリッチュの代役はシュティラーとそれぞれの選手に代役を務められる選手が控えているのは非常に大きいと思います。


2列目は右からバウムガルトナー、クラマリッチ、ブルーン・ラーセン。バウムガルトナーは昨季左でプレーしていましたが、このプレシーズンで好調を維持しているブルーン・ラーセンを起用するとなれば、彼を右に持ってくる起用がが実際にTMでもありましたし最有力になります。それぞれのポジションに控えている選手たちもスタメンで起用されてもおかしくないレベルの選手が多く、今季ヨーロッパが無いのがもったいないと思うような陣容が整っています。


最前線のファーストチョイスはべブー。このプレシーズンにアピールに成功したラターが2番手と言えるでしょう。ダブールとベルフォディルも控えているだけに、レギュラー争いは加熱しそうです。




おわりに

ここまで今季のホッフェンハイムの選手を紹介してきました。昨季と同様にとても長くなってしまいましたが、これが僕のクラブに対する愛と受け取ってもらえたら嬉しいです。笑


何はともあれ、もう21/22シーズンが開幕します。昨季はヨーロッパでクラブの歴史を作った一方で、国内では非常に悔しい思いをしました。今季は昨季の悔しさを晴らすような結果を残して、再びヨーロッパの舞台に戻れるようなシーズンになったら嬉しいなと思います。また、今季で契約が切れてしまう選手が多いので、彼らの行方も注目したいなと思います。2021/22シーズンもよろしくお願いします!



けれむ

TSG戦士を応援しよう!

みなさん、こんにちは。
けれむです。


新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で1年延期となったヨーロッパサッカーの祭典・UEFA EURO 2020がいよいよ開幕します!
1年延期になったものの、大会名はそのままという事で違和感がありますが…。笑
今大会は11ヶ国の11都市で行われます。
一応、開催地を紹介しておくと…


・🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿ロンドン
・🇦🇿バクー
・🇩🇰コペンハーゲン
・🇩🇪ミュンヘン
・🇭🇺ブダペスト
・🇮🇹ローマ
・🇳🇱アムステルダム
・🇷🇴ブカレスト
・🇷🇺サンクトペテルブルク
・🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿グラスゴー
・🇪🇸ビルバオ


このようになっています。決勝はイングランドのロンドンにあるウェンブリースタジアムで行われます。そして、5月末から出場国が続々と本大会の登録メンバーを発表しています。


そんな今回は、EUROに出場する選手の中からホッフェンハイムに在籍経験がある選手を紹介していきたいと思います!暖かい目で見守って頂けると幸いです。笑



1年遅れですが、ちゃんと開催されてとても嬉しいです!




UEFA EUROの組み合わせ

では、選手紹介の前に今大会の組み合わせを確認しておきましょう。強豪国が多く同居する、いわゆる"死の組"もあってグループステージから盛り上がりそうです。(5月27日時点のFIFAランキング)


《グループA》
🇮🇹 イタリア (7位)
🇨🇭 スイス (13位)
🇹🇷 トルコ (29位)
🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿 ウェールズ (17位)


《グループB》
🇧🇪 ベルギー (1位)
🇩🇰 デンマーク (10位)
🇫🇮 フィンランド (54位)
🇷🇺 ロシア (38位)


《グループC》
🇦🇹 オーストリア (23位)
🇳🇱 オランダ (16位)
🇲🇰 北マケドニア (62位)
🇺🇦 ウクライナ (24位)


《グループD》
🇭🇷 クロアチア (14位)
🇨🇿 チェコ (40位)
🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 イングランド (4位)
🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿 スコットランド (44位)


《グループE》
🇵🇱 ポーランド (21位)
🇸🇰 スロバキア (36位)
🇪🇸 スペイン (6位)
🇸🇪 スウェーデン (18位)


《グループF》
🇫🇷 フランス (2位)
🇩🇪 ドイツ (12位)
🇭🇺 ハンガリー (37位)
🇵🇹 ポルトガル (5位)



グループステージでは、各グループ上位2チームと、各グループ3位チームのうち上位4チームの合計16チームが決勝ラウンドに駒を進めます。続く決勝ラウンドは、その16チームによるノックアウト方式で行われます。90分で決着がつかなければ15分ハーフの延長戦。それでも決着がつかなければPK戦で決着をつけます。前回大会では、グループ3位だったポルトガルが勝ち上がり、決勝で開催国のフランスを延長戦の末に破って優勝を果たしましたが、今回はどのような戦いが繰り広げられるのか今から楽しみですね。




ホッフェンハイム所属選手

まずは、現在ホッフェンハイムに所属している選手の紹介からしていきたいと思います。よろしくお願いします。

《グループB》

ロバート・スコフ

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国籍:🇩🇰デンマーク
ポジション:FW
在籍期間:2019年8月〜
代表通算:9試合 5得点

《国際大会》
リオデジャネイロオリンピック (2016 / ブラジル)
U21 UEFA EURO (2019 / イタリア)



《グループC》

ステファン・ポッシュ

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国籍:🇦🇹オーストリア
ポジション:DF
在籍期間:2015年7月〜
(2017/18シーズンにトップ昇格)
代表通算:10試合 1得点

《国際大会》
U19 UEFA EURO (2016 / ドイツ)
U21 UEFA EURO (2019 / イタリア)


ロリアン・グリリッチュ

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国籍:🇦🇹オーストリア
ポジション:MF
在籍期間:2017年7月〜
代表通算:22試合 1得点

《国際大会》
U19 UEFA EURO (2014 / ハンガリー)
U20 FIFAワールドカップ (2015 / ニュージーランド)


クリストフ・バウムガルトナー

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国籍:🇦🇹オーストリア
ポジション:MF
在籍期間:2017年7月〜
(2018/19シーズン途中にトップ昇格)
代表通算:9試合 3得点

《国際大会》
U17 UEFA EURO (2016 / アゼルバイジャン)
U21 UEFA EURO (2019 / イタリア)


《グループD》

アンドレイ・クラマリッチ

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国籍:🇭🇷クロアチア
ポジション:FW
在籍期間:2016年1月〜
(2016年1月〜6月はローンでの在籍)
代表通算:53試合 14得点

《国際大会》
U19 UEFA EURO (2010 / フランス)
FIFA U20 ワールドカップ (2011 / コロンビア)
UEFA EURO (2016 / フランス)
FIFAワールドカップ (2018 / ロシア)


パベル・カデジャーベク

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国籍:🇨🇿チェコ
ポジション:DF
在籍期間:2015年7月〜
代表通算:47試合 3得点

《国際大会》
U19 UEFA EURO (2011 / ルーマニア)
U21 UEFA EURO (2015 / チェコ)
UEFA EURO (2016 / フランス)



ホッフェンハイム在籍経験のある選手

続いて、ホッフェンハイムに在籍経験がある選手を紹介していきたいと思います。個人的に、「えっ、この選手も?」っていう選手が意外といるような気がします。笑

《グループA》

ファビアン・シェア

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国籍:🇨🇭スイス
現所属:ニューカッスル・ユナイテッド (イングランド)
ポジション:DF
在籍期間:2015年6月〜2017年7月
代表通算:58試合 8得点

《国際大会》
ロンドンオリンピック (2012 / イギリス)
UEFA EURO (2016 / フランス)
FIFAワールドカップ (2018 / ロシア)


シュテフェン・ツバー

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国籍:🇨🇭スイス
現所属:アイントラハト・フランクフルト (ドイツ)
ポジション:MF
在籍期間:2014年8月〜2020年6月
(2019年1月〜6月はシュツットガルトにローン移籍)
代表通算:35試合 7得点

《国際大会》
ロンドンオリンピック (2012 / イギリス)
FIFAワールドカップ (2018 / ロシア)


ケナン・カラマン

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国籍:🇹🇷トルコ
現所属:フォルトゥナ・デュッセルドルフ (ドイツ2部)
ポジション:FW
在籍期間:2009年7月〜2014年6月
(13/14シーズンにトップ昇格)
代表通算:22試合 5得点



《グループB》

ヤニク・ヴェスターゴーア

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国籍:🇩🇰デンマーク
現所属:サウサンプトンFC (イングランド)
ポジション:DF
在籍期間:2010年7月〜2015年1月
(11/12シーズンにトップ昇格)
代表通算:22試合 1得点

《国際大会》
U21 UEFA EURO (2015 / チェコ)
FIFAワールドカップ (2018 / ロシア)


ユッカ・ライタラ

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国籍:🇫🇮フィンランド
現所属:ミネソタ・ユナイテッドFC (アメリカ)
ポジション:DF
在籍期間:2009年8月〜2010年6月 (ローン)
     2010年7月〜2012年6月
(2010年8月〜2011年6月はパーダーボルンにローン移籍)
(2011年7月〜2012年6月はオサスナにローン移籍)
代表通算:55試合 0得点

《国際大会》
U21 UEFA EURO (2009 / スウェーデン)



《グループC》

ダビド・アラバ

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国籍:🇦🇹オーストリア
現所属:レアル・マドリードC.F. (スペイン)
ポジション:DF
在籍期間:2011年1月〜2011年6月 (ローン)
代表通算:80試合 14得点

《国際大会》
U19 UEFA EURO (2010 / フランス)
UEFA EURO (2016 / フランス)


ミヒャエル・グレゴリッチュ

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国籍:🇦🇹オーストリア
現所属:FCアウクスブルク (ドイツ)
ポジション:FW
在籍期間:2011年7月〜2015年6月
(2011年7月〜2012年6月はカプフェンベルガーSVにローン移籍)
(2013年7月〜2014年6月はザンクトパウリにローン移籍)
(2014年7月〜2015年6月はボーフムにローン移籍)
代表通算:25試合 4得点



《グループF》

ニクラス・ズーレ

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国籍:🇩🇪ドイツ
現所属:FCバイエルン・ミュンヘン (ドイツ)
ポジション:DF
在籍期間:2010年1月〜2017年6月
(2013年7月にトップ昇格)
代表通算:30試合 1得点

《国際大会》
U17 UEFA EURO (2012 / スロベニア)
リオデジャネイロオリンピック (2016 / ブラジル)
FIFAワールドカップ (2018 / ロシア)


セルジュ・ニャブリ

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国籍:🇩🇪ドイツ
現所属:FCバイエルン・ミュンヘン (ドイツ)
ポジション:FW
在籍期間:2017年7月〜2018年6月 (ローン)
代表通算:20試合 15得点

《国際大会》
U21 UEFA EURO (2015 / チェコ)
リオデジャネイロオリンピック (2016 / ブラジル)
U21 UEFA EURO (2017 / ポーランド)


ヨナス・ホフマン

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国籍:🇩🇪ドイツ
現所属:ボルシア・メンヘングラードバッハ (ドイツ)
ポジション:FW
在籍期間:2004年7月〜2011年6月 (アカデミー)
代表通算:3試合 0得点


ケビン・フォラント

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国籍:🇩🇪ドイツ
現所属:ASモナコFC (フランス)
ポジション:FW
在籍期間:2011年1月〜2016年6月
(2011年1月〜2012年6月まで1860ミュンヘンにローン移籍)
代表通算:11試合 1得点

《国際大会》
FIFA U17 ワールドカップ (2009 / ナイジェリア)
U21 UEFA EURO (2013 / イスラエル)
U21 UEFA EURO (2015 / チェコ)


アダム・サライ

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国籍:🇭🇺ハンガリー
現所属:1.FSVマインツ05 (ドイツ)
ポジション:FW
在籍期間:2014年7月〜2019年8月
(2016年1月〜6月はハノーファーにローン移籍)
代表通算:70試合 23得点

《国際大会》
UEFA EURO (2016 / フランス)




最後に

みなさん、いかがだったでしょうか。TSG戦士はもちろんのこと、チームとしてはドイツとオーストリアに注目している筆者ですが、個人的に別の楽しみ方をしたいなと思い書かせてもらいました。みなさんが応援しているクラブでもこういう視点で見てみるともっとこの大会を楽しめるのではないでしょうか。1年越しの開催となる今大会の開幕はもうすぐです。ヨーロッパの頂点を目指して、母国の誇りを胸にしのぎを削る熱い戦いを楽しみましょう!




けれむ

20/21シーズン ホッフェンハイム通信簿

みなさん、こんにちは。
けれむです。


例年より1ヶ月遅れて開幕した2020/21シーズン。様々な事がこれまでのシーズンとは異なるものでしたが、最後のゲームまでしっかりと消化することができました。今回はそんな20/21シーズンのホッフェンハイムを振り返りたいと思います。


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ブンデスリーガ第2節のバイエルン戦で先制ゴールを奪って喜ぶホッフェンハイムイレブン。




20/21シーズン

成績

ブンデスリーガ
11位:勝ち点43 / 11勝 10分 13敗 (52:54) -2
ホーム:勝ち点27 / 8勝 3分 6敗 (32:24) +8
アウェイ:勝ち点16 / 3勝 7分 7敗 (20:30) -10


DFBポカール
2回戦敗退

1回戦:〇 2-2 (PK 3-2) ケムニッツァーFC (4部)
2回戦:‪✕‬ 2-2 (PK 6-7) フュルト (2部)


UEFAヨーロッパリーグ
ラウンド32敗退

グループL 1位:勝ち点16 / 5勝 1分 0敗 (17:2) +15
ラウンド32:‪✕‬ 3-5 (3-3 / 0-2) モルデFK (ノルウェー)


評価

バイエルンのセカンドチームからセバスティアン・へーネス監督を招聘して迎えた今シーズン。一言で表すと、蓋を開けてみなければ分からない、まさに「ビックリ箱」のようなチームだったなと思います。その理由は、バイエルンを4-1で下したり、アウェイでグラードバッハに逆転勝ちしたりとハイパフォーマンスを見せる一方で、調子が上がらず最下位を走り続けていたシャルケに0-4の大敗を喫したり、戦力差のある昇格組のビーレフェルトとホームで引き分けたりと、試合によってパフォーマンスの善し悪しの差が激しかったからです。また、前半と後半で全く違うチームになってしまうこともあり、安定した戦いをすることができませんでした。


安定した戦いができなかった理由として考慮すべき要因がいくつかあります。1つ目は、準備期間の短さです。今季は新型コロナウイルスの影響で前シーズンの終了が遅れたことで準備期間が短くなってしまいました。これはどのチームも同じ条件ですが、新監督を迎えてのシーズンとなった今季のTSGにとっては厳しい条件だったのは間違いありません。2つ目は、新型コロナウイルス感染者の多発とケガ人の続出です。今季は国内での戦いだけでなく、UELに出場していたため例年以上の過密日程を強いられていました。その中で、新型コロナウイルスの感染者が多く出てしまい、また、ケガ人も多く出てしまったことで起用できる選手が限られてしまったことが挙げられると思います。ある程度固定されたメンバー、同じような戦術で戦うことが難しくなったまま2020年内の試合を終えることになってしまったのは苦しかったなと思います。


暗い要素が多かった一方で、明るい要素もありました。1つ目は、限られたメンバーの中でやり繰りして、能力を最大限に引き出すやり方を選択していたことです。チームにとって一番苦しかった10月以降は、7連戦と10連戦がありました。この時期にへーネス監督は毎試合のように選手を入れ替えつつ、並びも変えて相手が準備してきたものを掻き乱すようなやり方を選択しました。苦しい戦いを強いられたのは間違いありませんが、やり繰りしていく中で新たに選手起用の幅を広げることができたり、難しい相手に対しても善戦できたり、自分たちができることを何とかやり切ろうとしていたのは好感を持てましたし、今季を振り返る上で忘れてはいけないことだと思います。2つ目は、守備の安定です。シーズンを通して見れば、守備については「崩壊していた」という結論に至るのですが、今季は2度守備が安定した時期がありました。最初は第16節のビーレフェルト戦以降の3試合です。この3試合では守備に重きを置いて、全ての試合でクリーンシートを達成しました。2度目は第28節のレバークーゼン戦以降の7試合です。この7試合ではこれまでのゲームに比べてチーム全体でどのように守るのか意思統一されており、メンバーも固定して戦うことができたこともあって3勝4分の結果を残しました。このような明るい要素を基盤にして、来季のチーム作りに繋げて欲しいなと思います。





選手評価

ここからは選手評価です。シーズン終了時点でチームに所属していた選手のみ評価したいと思います。


オリバー・バウマン

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成績
ブンデスリーガ:31試合 51失点 CS: 6回
ポカール:2試合 4失点 CS: 0回
UEL:7試合 6失点 CS: 4回


今季もTSGのゴールを守り抜いた。

今シーズンもほとんどのゲームでTSGのゴールを守ったバウマン。恥骨のケガのため残り2試合を残してシーズンを終えた彼でしたが、それまでのゲームで欠場したのは胃の問題で欠場したブレーメン戦と、グループ突破が決まっていたUELのヘント戦のみとフル稼働でした。「バウマンがいなかったら…」というゲームが多く、PKストッパーとしてもチームを多く救いました。今季はこの活躍が認められ、2020年10月にはドイツ代表に初招集されました。続く11月にも招集されましたが、残念ながら2度の招集で出場は叶いませんでした。EUROのメンバー入りも期待されていましたが、先述の通り、ケガでその夢も絶たれることになりました。来季は全試合出場、そしてドイツ代表デビューを目指します。


ジョシュア・ブレネット

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《成績》
ブンデスリーガ:1試合 0得点 0アシスト
UEL:出場なし
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


今季も出場機会無く。

今季も苦しいシーズンとなってしまったブレネット。今季与えられた出場機会は開幕のケルン戦(90分+5〜)と、ポカール1回戦のケムニッツ戦(21分〜)のみでした。昨季、シュロイダー前監督の下で出場機会を失い、インタビューでは「何が起きているのか分からない」と語っていたブレネット。今季はRBのレギュラーであるカデジャーベクが離脱した際に真っ先にチャンスをもらうべきでしたが、本職でない選手が起用された事や、シーズン終盤の検疫合宿には参加しなかった事からチームの構想から外れてしまっているのは確かです。まだ契約を残していますが、彼がこのチームに来季も留まるのは両者にとって幸せではない事も確かです。両者にとって最もいい結論を出すこと、そして、ゴール前で多く仕事をする彼のプレーを再び見られる日を楽しみにしています。


パベル・カデジャーベク

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《成績》
ブンデスリーガ:20試合 0得点 4アシスト
UEL:2試合 0得点 1アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


要所で見せる存在感。

今季も右サイドを無尽蔵のスタミナで上下動して存在感を示したカデジャーベク。特に攻撃参加した際には、正確なクロスでゴールをお膳立て。シーズン後半戦はこうしたプレーを披露して例年通りの活躍を見せましたが、実は彼にとっては苦難の時期もありました。シーズン初戦となったポカール1回戦のケムニッツ戦では、前半のうちに負傷交代を余儀なくされました。このケガは幸い軽いものだったためその後のリーグ戦には出場したものの、10月のインターナショナルマッチウィーク明けには家族が新型コロナウイルスに感染したため隔離されることに。さらに、その隔離期間の間に負傷してしまったため、シーズン前半戦はほとんど棒に振ってしまった苦しい時期がありました。こうした苦しい時期を乗り越えて例年通りの輝きを放ったカデジャーベク。来季もTSGの右サイドで躍動するのは彼しかいません。


エルミン・ビチャクチッチ

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《成績》
ブンデスリーガ:2試合 1得点 0アシスト
UEL:出場なし
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


好調の彼を襲った悔しい負傷離脱。

今季はここ数年では最高と言っていいほどのパフォーマンスを披露していたビチャクチッチ。シーズン初戦となったポカール1回戦のケムニッツ戦、リーグ第1節のケルン戦とチームの勝利に貢献。続く第2節のバイエルン戦ではCKから先制ゴールを決めて、絶好調であるのはプレーを見ていれば誰もが分かるような状態でした。しかし、このバイエルン戦の対人守備で左足に体重が乗った際に前十字靭帯を損傷してしまい交代を余儀なくされ、このケガが長引いてそのままシーズンを終えることになってしまいました。悔しいシーズンとなってしまいましたが、地道にリハビリを重ねて復帰への道を歩んでいるビチャクチッチ。契約は来季までとなっていますが、ますが再びピッチに立つところから一歩ずつ前進して欲しいところです。


コンスタンティノス・スタフィリディス

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《成績》
ブンデスリーガ:出場なし
UEL:出場なし
ポカール:出場なし


ケガに振り回され失意の一年に。

今季は新たな決意で臨んだスタフィリディス。しかし、今季は昨季とは違う事柄に悩まされて失意のシーズンになってしまいました。昨季終了時に満足のいく出場機会が得られていないこと、適正なポジション争いが行われていないことに不満を持ったため移籍すると見られていたスタフィ。しかし、クラブとの話し合いの結果、適正なポジション争いを行うこと、この争いによってはしっかりと出場機会も与えられることを約束されてクラブに残留することを決めました。ただ、シーズン開幕から公式戦4試合に出場が無いまま迎えた10月のインターナショナルマッチウィーク。彼はギリシャ代表に選出され、キャプテンとしてコソボ戦に出場しましたが、左肩を脱臼してしまい負傷交代を余儀なくされました。このケガが思いの外重かったことから手術を受けることに。左肩のケガが癒えて一部の練習に復帰した時期もありましたが、脛骨骨折という新たなケガが彼に襲いかかり、クラブでの出場は1試合も無いままシーズンを終えることになってしまいました。来季は既に新たなライバルの加入が決定していますが、攻守に渡って堅実な彼のプレーを再び見られる日を願っています。


ホーヴァル・ノルトヴェイト

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《成績》
ブンデスリーガ:12試合 0得点 0アシスト
UEL:4試合 0得点 0アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


ベテランらしく安定したプレーを披露。

今季も最終ラインにおいて欠かせない戦力となったノルトヴェイト。昨季最終節のドルトムント戦で負った骨折が影響して出遅れてしまいましたが、シーズン中盤戦からはベテランらしく安定したプレーを披露して守備の安定感をもたらしました。昨季に続いて年末年始にはレギュラーを獲得して、ビーレフェルト戦では今季初のクリーンシート達成にも貢献しました。ただ、ケガが多く、今季は3試合を残して足のケガのため早期にシーズンを終えることになってしまいました。それでもゲームに出場すれば堅実なプレーを披露することで存在価値を示したノルトヴェイト。一時期、現地ファンから挙がった「放出すべき」という声を見返すプレーを来季も継続してほしいです。


デニス・ガイガー

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《成績》
ブンデスリーガ:9試合 1得点 1アシスト
UEL:4試合 0得点 1アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


好調だった今季もケガに泣かされた。

シーズン開幕から好調を維持していたガイガー。ピッチを縦横無尽に駆け回って、小さな体で大柄な相手に立ち向かう彼のプレースタイルを思う存分に披露しました。また、第5節のブレーメン戦では、17/18シーズンのケルン戦以来となる3年ぶりのゴールを決めて、ブレイクした3シーズン前に匹敵するパフォーマンスを見せていました。しかし、彼にとって最大の敵は自分の身体で、3シーズン前に負傷した右大腿の古傷を再び痛めてしまいました。保存療法で治療を進めていましたが、回復が思わしくなかったため、手術に踏み切りシーズンはそのまま終えることになりました。全てのTSGファンがケガなくフルシーズンを戦い抜くガイガーを見たいと願っていますが、その時が来季になることを期待したいところです。


イフラス・べブー

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《成績》
ブンデスリーガ:32試合 9得点 8アシスト
UEL:6試合 0得点 1アシスト
ポカール:2試合 0得点 2アシスト


結婚して迎えた今季はキャリアハイの数字。

開幕前に結婚を発表してシーズンを迎えたべブー。そんな今季はプロキャリア最高の数字を残しました。リーグ戦の出場試合数は昨季と同じでしたが、ゴール数は1.5倍の9得点、アシスト数は2倍以上の8アシストと、多くのゴールに絡みました。この成績を残せた理由としては、今季は特に大きなケガなくシーズンを過ごせたのが大きく、他のFW陣が不調であったり、チームが低調なパフォーマンスに終始している時に結果を残せる状態でプレーしていた事も挙げられると思います。彼のスピードに振り回されて対応に苦労する相手DFも多く、ゴールにこれだけ絡めれば相手にとって嫌な選手であることは間違いありません。来季は課題となった決定力を改善して初の2桁得点に期待です。


モアネス・ダブール

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《成績》
ブンデスリーガ:22試合 4得点 0アシスト
UEL:7試合 6得点 1アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


上々の滑り出しも、コロナ感染後は苦しい日々に。

加入2シーズン目を迎えたダブール。昨季は冬に加入したとは言え、物足りない数字となってしまいましたが、今季も終わってみれば同様の結果に終わってしまいました。今季は第2節のバイエルン戦で初ゴールを記録すると、クラマリッチが不在の間に攻撃の中心的存在としてリーグ戦で4得点を記録。さらに得意のUELではGS最終節のヘント戦を除く7試合に出場して得点ランキング5位タイ(1位が7得点で4人)の6得点を記録して、歴代3位の大会通算24得点まで数字を伸ばしました。しかし、11月のインターナショナルマッチウィークで新型コロナウイルスに感染すると、その後は好調だった彼のパフォーマンスも低調なものになっていき、シーズン終盤はベンチを温めることが続きました。結果的に残り3試合の時点で、妻のビザ取得のためにチームを離れたため早期にシーズンを終えることになってしまいましたが、クラブレコード移籍金で獲得した選手としては物足りない数字であることは事実。来季はより攻撃の中心として機能してくれることを願っています。


ロリアン・グリリッチュ

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《成績》
ブンデスリーガ:26試合 2得点 2アシスト
UEL:7試合 2得点 0アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


不慣れなポジションでも輝きを放った。

今季もボールを保持時に持ち味を存分に発揮したグリリッチュ。今季は昨季終盤に挑戦した3バックの中央だけでなく、トップ下にも挑戦して、不慣れなポジションでも輝きを放ちました。トップ下で出場したゲームで最も印象深いのが第10節のアウクスブルク戦。鮮やかなゴールを2つ奪って勝利に貢献しました。今季途中には、彼は本職の中盤の底で頻繁にプレーできていなかったことに不満を持っていると報じられたこともありましたが、器用に任された役割を全うする姿はさすがの一言に尽きます。クラブとの契約は来季までとなっており、来季はTSGが欧州カップ戦に出場しないことから今季限りでチームを離れると推測されていますが、果たして。


フィリップ・ペントケ

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《成績》
ブンデスリーガ:3試合 3失点 CS: 0回
UEL:1試合 1失点 CS: 0回
ポカール:出場なし


35歳でUELデビュー。

今季もチームの危機に備え続けたペントケ。チーム最年長の彼は、第2GKとしてベンチからチームを鼓舞しつつ、いつ訪れるか分からない出場機会に備えました。今季の彼にとって最大のトピックスと言えば、35歳でヨーロッパ第2の大会であるUEFAヨーロッパリーグデビューを果たしたことです。既に決勝ラウンド進出が決まっていたGS第6節のヘント戦でデビューを果たしました。あと一歩のところでクリーンシート達成を逃しましたが、この年齢になっても未だに成長し続けているところを示しました。来季も第2GKとしてチームを支える存在に期待です。


クリストフ・バウムガルトナー

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《成績》
ブンデスリーガ:31試合 6得点 5アシスト
UEL:8試合 3得点 2アシスト
ポカール:2試合 0得点 0アシスト


今季も着実に刻んだ成長の軌跡。

昨季に引き続き成績を残したバウムガルトナー。今季はチームの中心選手としてプレーして、持ち味である積極性や足下の上手さを存分に見せつけました。冬にはマンチェスターユナイテッドからの関心が寄せられるなど、ビッグクラブが注目するところまで成長してきたことを示したシーズンにもなりました。また、昨年9月にデビューしたばかりのオーストリア代表でもすぐに代表初ゴールを決めて中心選手として存在感を示しています。主力選手が抜けることが予想される来季は、好不調の波を小さくして、自分が中心となってやっていく姿勢をより見せてほしいところです。


カシム・アダムス

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《成績》
ブンデスリーガ:12試合 0得点 0アシスト
UEL:4試合 0得点 0アシスト
ポカール:2試合 0得点 0アシスト


終盤に監督と確執か。今夏移籍も。

ローンから復帰した今季はシーズンを通してTSGでプレーしたアダムス。1年間のローンを経てパンプアップした状態で帰ってきた彼は、シーズン序盤から出場機会を獲得。ただ、軽率なプレーが多く、現地ファンからは批判の的になってしまうことが多々ありました。中盤戦以降はなかなか出場機会を得られず、終盤戦はゲームの招集メンバーから外れることが続き、監督と確執があったのでは無いかと推測されています。また、この事から今夏クラブを離れるということも同時に報じられており、彼の古巣であるヤングボーイズ(スイス)が移籍先として挙げられています。来季は両者がお互いに幸せな道を歩めることを願っています。


セバスティアン・ルディ

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《成績》
ブンデスリーガ:27試合 1得点 3アシスト
UEL:7試合 0得点 1アシスト
ポカール:1試合 0得点 1アシスト


随所で見せたベテランの味。

今季もローンでTSGにやってきたルディ。昨季ローンを終えて一度は保有元のシャルケに戻りましたが、様々な障壁を乗り越えて再びTSGに戻ってくることになりました。プレーを見ていると衰えを感じる点もいくつかありましたが、様々な局面でベテランらしい落ち着いたプレーを見せてくれました。また、チームが苦しい状況だった年明け直後の第17節ヘルタ・ベルリン戦では、重苦しい雰囲気を吹っ飛ばす先制ゴールを決めてチームに勝利をもたらしました。来季の去就はどうなるか分かりませんが、再びクラブに留まることになれば引退までTSGでプレーして欲しいと改めて思わせてくれた選手です。


ライアン・セセニョン

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《成績》
ブンデスリーガ:23試合 2得点 3アシスト
UEL:5試合 0得点 0アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


武者修行に来た若者。課題改善は来季に持ち越し。

イングランドトッテナムから今季1年間のローンで加わったセセニョン。スタフィリディスが負傷離脱した事で手薄となったLBやLWBの層を厚くしたいという思惑があったTSGと、当時のモウリーニョ監督の下で出場機会を得られていなかった本人とトッテナム側の思惑が一致して実現した移籍でした。守備面では対人守備などで課題を残してしまった反面、攻撃面ではタイミング良く攻撃参加してゴールに絡む彼の良さを何度も見ることができました。特に第13節のグラードバッハ戦で決めた逆転ゴールは印象深く、ファンの心に深く刻まれました。1年間だけでしたが、共に戦った事実は変わりません。来季からはどこでプレーすることになるのか分かりませんが、成長と活躍を続けて、いつかはイングランドA代表で彼の活躍が見られる日を楽しみにしています。


ディアディ・サマッセク

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《成績》
ブンデスリーガ:31試合 0得点 2アシスト
UEL:6試合 0得点 1アシスト
ポカール:出場なし


今季も中盤に立ちはだかった"クライヒガウのカンテ"。

今季もTSGの中盤の番人となったサマッセク。相変わらずのボール奪取能力の高さを見せましたが、今季は攻撃面でも成長が見られました。パスが短いものでもズレてしまうことが多かった彼でしたが、しっかりと受け手の足下や欲しいポイントに出せるようになり、今季は公式戦で3アシストを記録しました。成長を続ける"クライヒガウのカンテ"ですが、来季はさらにスケールアップして中盤を制圧する存在になってくれることに期待です。


イシャク・ベルフォディル

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《成績》
ブンデスリーガ:14試合 0得点 1アシスト
UEL:4試合 1得点 1アシスト
ポカール:2試合 0得点 0アシスト


期待外れに終わった一年。

膝の大ケガから復帰したベルフォディル。開幕からシーズンを通してプレーしたのは、大ブレイクを果たした18/19シーズン以来でしたが、成績は残念なものに終わりました。今季はゲームに出場してもボールを持ちすぎてしまい、パスやシュートの選択肢を失ってボールをロストしてしまうということが多く見られました。さらに、公式戦で僅かに1ゴールに終わり、このゴールもPKによるものと散々なシーズンを過ごしてしまいました。へーネス監督も我慢強く彼を起用していましたが、中盤戦以降はベンチを温めることが多く、終盤戦にはベンチを外れることもありました。来季はどうなるのか分かりませんが、再びゴールを決めまくる姿が見られる日を願っています。


ミヤト・ガチノヴィッチ

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《成績》
ブンデスリーガ:23試合 0得点 2アシスト
UEL:7試合 1得点 1アシスト
ポカール:2試合 0得点 0アシスト


トレードで加入。気合が空回りすることも。

今季、フランクフルトからシュテフェン・ツバーとのトレードで加入したガチノヴィッチ。本職は中盤の底や攻撃的なポジションですが、カデジャーベクが負傷離脱している間はRWBを務めて、見事にその穴を埋める活躍を見せました。また、UELのGS第2節ヘント戦では豪快なミドルシュートを沈めて、ファンへの挨拶代わりの一撃を見せてくれました。ただ、気合いが入りすぎて空回りしてしまうシーンも散見され、現地ファンからは「彼の心はまだフランクフルトにある」と揶揄されてしまうこともありました。加入2年目となる来季は出場機会を増やして、フランクフルト時代のように重要な局面で結果を出す勝負強さを発揮してほしい選手です。


ベンヤミンヒュブナー

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《成績》
ブンデスリーガ:出場なし
UEL:出場なし
ポカール:出場なし


1年間席を外したキャプテン。

今季は開幕前のケガが影響してシーズン全休となってしまったヒュブナー。チームのキャプテンであり、DFリーダーである彼の不在は、チームが低迷した要因の一つとして挙げられると思います。最も悔しい思いをしたのは本人ですが、来季に向けて歩みを進めています。年明け後に手術を受けて、現在はリハビリ中で来季の復帰を目指しています。キャプテンがチームに復帰して、最終ラインからチームを牽引する活躍を再び見られる日を楽しみにしています。


ケビン・フォクト

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《成績》
ブンデスリーガ:24試合 0得点 1アシスト
UEL:6試合 0得点 0アシスト
ポカール:2試合 0得点 0アシスト


終盤はミスが目立ちポジションを譲る。

監督が代わったことでローンから復帰して今季を迎えたフォクト。前監督のアルフレッド・シュロイダー氏と確執があり、キャプテンを辞任して半年間ブレーメンへのローン移籍を経験した昨季。今季は新監督を迎えたTSGで気持ち新たにプレーすることを決意してシーズンを迎えました。シーズン中盤戦まではケガなどがありながらも、ヒュブナー不在の中、ディフェンスリーダーとして存在感を放っていましたが、終盤戦は致命的なミスが目立ってポジションを他の選手に譲ることになってしまいました。30歳を迎える来季はポジション争いを再び制して、チームに欠かせない存在であることを改めて示したいシーズンになります。


サルギス・アダムヤン

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《成績》
ブンデスリーガ:18試合 2得点 2アシスト
UEL:4試合 2得点 0アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


シンデレラストーリーに終わりは無い。

今季は様々な障壁を乗り越えたアダムヤン。昨季のケガが影響して満足のいくオフシーズンを過ごせませんでしたが、シーズン開幕には何とか間に合わせました。第6節のウニオン・ベルリン戦で今季初アシスト、第7節のヴォルフスブルク戦で今季初ゴールを記録して調子を上げてきましたが、次に彼を襲ったのは新型コロナウイルスでした。その後は再びケガと闘いながらシーズンを過ごして、最後の最後に再び結果を残したアダムヤン。UELデビューと初ゴールも記録した今季は、昨季まで紡いできたシンデレラストーリーの良い続きになりました。来季はスタメン出場数を増やしてチームの力になることを目指します。


ケビン・アクポグマ

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《成績》
ブンデスリーガ:16試合 1得点 1アシスト
UEL:4試合 0得点 0アシスト
ポカール:2試合 1得点 1アシスト


好パフォーマンスを見せて、代表デビューも。

今季はシーズンを通して好パフォーマンスを見せ続けたアクポグマ。開幕から高い水準のプレーを披露して、ケガで離脱した第15節のシャルケ戦を迎えるまではほとんどのゲームでフル出場を果たしてポジション奪取に成功しました。こうした活躍が認められ、ナイジェリア代表を選択した彼はA代表に招集されデビューを果たしました。また、ポカール2回戦のフュルト戦で待望のTSG初ゴール、第32節のシャルケ戦ではブンデスリーガ初ゴールを記録するメモリアルなシーズンになりました。しかし、先述の通りケガに苦しんでシーズン後半戦は僅か3試合の出場に留まってしまいました。来季こそはケガなくフルシーズン稼働してチームに貢献して欲しい選手です。


アンドレイ・クラマリッチ

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《成績》
ブンデスリーガ:28試合 20得点 6アシスト
UEL:4試合 2得点 0アシスト
ポカール:2試合 3得点 0アシスト


新たな記録を残した"TSGoat"。

今季もチームの大黒柱として活躍したクラマリッチ。開幕から絶好調で、リーグ戦3試合で6ゴールを決める活躍を見せて9月のブンデスリーガ月間MVPに選出されました。しかし、10月のインターナショナルマッチウィークで新型コロナウイルスに感染して一時戦列を離れてしまうことに。復帰後は離脱前ほどではありませんでしたが、地道に結果を出し続けてクロアチア人選手のブンデスリーガ通算最多得点記録を更新しました。シーズン最終盤には5試合全てでゴールを決めて(6ゴール 2アシスト)、クラブのシーズン最多得点記録を更新しました。また、ブンデスリーガにおいて、シーズン20得点を挙げた史上初のクロアチア人選手にもなりました。契約は来季まで残っていますが、今季限りでチームを去る可能性が高いクラマリッチ。名実ともにクラブのレジェンドとなった彼の今後の活躍を期待しています。


クリス・リチャーズ

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《成績》
ブンデスリーガ:11試合 0得点 1アシスト
UEL:2試合 0得点 0アシスト
ポカール:出場なし
ホッフェンハイムでの成績のみ。


冬に加入。僅か半年でファンの心を掴んだ。

今冬の移籍市場デッドラインデーにバイエルンからやってきたリチャーズ。バイエルンのセカンドチームでへーネス監督の指導を受けていたこともあり、加入後すぐにゲームに出場してチームにフィットしました。ケガ人が続出していた上に不安定だった守備に安定感をもたらして、気づけばDFリーダーのような存在になり、短い期間でしたがファンの心を掴みました。契約通りであれば来季は保有元のバイエルンに戻ることになりますが、この半年のパフォーマンスに感銘を受けたTSGもローン延長を打診している模様。来季どこでプレーすることになっても、21歳の若武者の成長からは目が離せません。


ロバート・スコフ

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《成績》
ブンデスリーガ:23試合 1得点 0アシスト
UEL:6試合 1得点 2アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


ポジションコンバートに振り回された。

今季は難しいシーズンになってしまったスコフ。昨季、シュロイダー・前監督の下でLBにコンバートされて、今季からは正式にそのポジションでプレーすることを決意してシーズンを迎えました。しかし、蓋を開けてみればへーネス監督は彼のLBあるいはLWB起用をあまり好まず、シーズン中盤戦からはRWBでの起用が増加しました。それでも、終盤戦には本職のRWで起用されて再び存在感を示しました。どこのポジションで起用すればスコフを最大限に生かせるのか、加入2シーズン目にしてハッキリしたのは良かったものの、彼にしてみればポジションコンバートに振り回されてしまった形になってしまったのは残念だったなと思います。来季はRWで多くの得点に絡む姿を見られることを楽しみにしています。


マルコ・ヨン

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《成績》
ブンデスリーガ:14試合 0得点 0アシスト
UEL:4試合 0得点 1アシスト
ポカール:出場なし


彗星の如く現れた新星。

相次ぐLBの負傷離脱で空いたポジションに大抜擢されたヨン。本職は中盤の攻撃的な選手ですが、へーネス監督は彼をLBとして起用しました。ヨンは不慣れなポジションでしたが、器用にこなしてチームの危機を救いました。ある程度の出場機会を得ることができたので、1つ注文をつけるとすれば、少し消極的なプレーが多かったように思いました。細かいタッチのドリブルはとても魅力的ですし、もう少し勝負しても良かったかなと思います。デニス・ガイガー以来となる、ホッフェンハイム周辺地域出身のアカデミー育ちのマルコ・ヨン。生粋のTSGっ子の成長が来季以降も楽しみだなと感じさせるシーズンでした。


メライロ・ボハルデ

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《成績》
ブンデスリーガ:9試合 0得点 1アシスト
UEL:4試合 0得点 1アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


期待の逸材も出場機会が限られ退団か。

高い潜在能力を秘めたボハルデ。本職はCBですが、ボールを扱う能力に長けていることから、へーネス監督の下では中盤の底で起用されることが多くありました。ただ、今季はトップチームでの出場機会は限られ、本人が期待していたであろう出場機会は得られなかったのは容易に想像できます。クラブとの契約は今季までとなっており、現地ファンも「早急に契約延長を」と言い続けてきましたが、シーズンを終えたこの時期でも契約延長のニュースはありません。このまま退団して他クラブへ移るのが既定路線なのかもしれませんが、メライロ・ボハルデという彼の名前を覚えておいて損は無いレベルの選手です。彼の今後の活躍を期待しています。


ジョルジニオ・ラター

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《成績》
ブンデスリーガ:9試合 1得点 0アシスト
UEL:2試合 0得点 0アシスト
ポカール:出場なし


デビュー戦で見せた確かなポテンシャル。

今冬にTSGに加わったラター。以前から加入の噂が立っており、移籍元のレンヌとの契約が切れる今季終了後にフリーで加わると報じられていましたが、少額の移籍金を支払って前倒しで加入することになりました。デビュー戦となった第22節のブレーメン戦では、いきなり豪快なミドルシュートを叩き込んでポテンシャルの高さを見せつけました。しかし、それ以降は低調なパフォーマンスに終始してしまいましたが、彼が持つポテンシャルは確かなものであることを確認できたのは、来季に向けて1つ大きな収穫だったことは間違いありません。激戦のレギュラー争いを制して、TSGの攻撃を牽引する存在になってくれることを期待しています。


マクシミリアン・バイアー

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《成績》
ブンデスリーガ:3試合 0得点 0アシスト
UEL:2試合 2得点 1アシスト
ポカール:出場なし


ついに出た初ゴール。

TSGアカデミー出身のバイアー。シーズン途中に契約延長を発表して、クラブが彼に寄せる期待の高さを窺うことができました。しかし、へーネス監督の下では出場機会が限られ、トップチームでの出場は僅かに公式戦5試合に留まりました。それでも、UELのGS第6節ではプロ初ゴールからプロ初のドッペルパック達成と待望のゴールを記録しました。特に、2点目の強烈なシュートは18歳の華奢な身体からは想像できない豪快な一撃でした。来季は今季以上にトップチームでプレーするために、日々のトレーニングからアピールを続けて欲しいなと思います。


ルカ・フィリップ

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《成績》
ブンデスリーガ:出場なし
UEL:出場なし
ポカール:出場なし


セカンドチームで経験積んだ1年。

今季からトップチームの仲間入りを果たしたフィリップ。しかし、正GKのバウマン、第2GKのペントケと序列が明確になっている状況下ではトップチームのゲームに出場するのは難しく、結局1試合も出場することなくシーズンを終えることになりました。第5節のブレーメン戦では、バウマンにアクシデントがあり、急遽ベンチ入りすることに。彼が試合後に投稿したInstagramにはチームメイトから祝福のコメントが寄せられていて、とてもホッコリしたのが印象的でした。今季は主にセカンドチームで経験を積んだ形になりましたが、他にも同世代に有望なGKが多く所属しているTSGにおいて、第3GKの位置にいることは彼が評価されている証とも言えます。来季も出番が回ってくるか分かりませんが、その時が来ると信じてひたむきに取り組んで欲しいなと思います。


ステファン・ポッシュ

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《成績》
ブンデスリーガ:26試合 0得点 0アシスト
UEL:3試合 0得点 0アシスト
ポカール:1試合 0得点 0アシスト


試行錯誤しながらDFリーダーへ前進。

今季は好不調の波を小さくすることができたポッシュ。昨季は大きく飛躍してレギュラーを獲得しましたが、好不調の波が大きく、完全に信頼を置くのは難しいなと思わせてしまう状態でした。しかし、今季は安定したパフォーマンスを披露して、シーズン終盤にはフォクトをサブに追いやるほどの信頼を勝ち取りました。ただ、エリア内で簡単に滑ってPKを献上するなど、軽率なプレーは未だに改善の余地があるように思います。将来はTSGのDFリーダーになってくれないと困るポッシュ。来季は軽率なプレーを減らして、ファンもより安心して彼のプレーを見られるようになって欲しいなと思います。




おわりに

ここまで2020/21シーズンのホッフェンハイムを振り返ってきました。今季は新型コロナウイルスや毎年恒例となっているケガ人の続出で、厳しいシーズンになってしまいました。ただ、ヨーロッパではクラブ史上最高の結果を残したことや、クラマリッチのようにリーグやクラブの歴史に名前を残した選手がいたことは忘れてはいけません。来季は2シーズンぶりにヨーロッパの無いシーズンを戦います。主力が何人か抜けることも予想されますが、へーネス監督2年目のシーズンですし、今季よりもいいゲームを増やして、結果を残して、再びヨーロッパの舞台に戻れるように頑張って欲しいなと思います。1年間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。また来季もよろしくお願いします!




けれむ

有終の美。20/21 ブンデスリーガ 第34節 2-1 ヘルタ・ベルリン

みなさん、こんにちは。
けれむです。


長かった今シーズンもついに最終節を迎えたブンデスリーガホッフェンハイムはホームでヘルタ・ベルリンと対戦し、劇的な逆転勝利でシーズンを締め括りました。


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劇的勝利で20/21シーズンを締め括ったホッフェンハイム




試合データ

2021年5月22日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第34節
ホッフェンハイム 2-1 ヘルタ・ベルリン
会場:PreZeroアレーナ


《ハイライト》
TSG Hoffenheim - Hertha Berlin | 2-1 | Highlights | Matchday 34 – Bundesliga 2020/21 - YouTube



《得点者》
43' ダリダ (BSC / 0-1)
49' アダムヤン (TSG / 1-1)
90'+1 クラマリッチ (TSG / 2-1)



《スタッツ》 (SofaScore)
シュート数 (枠内)
ホッフェンハイム:21本 (4本)
ヘルタ・ベルリン:9本 (5本)

パス数 (成功)
ホッフェンハイム:555本 (483本) / 成功率: 87%
ヘルタ・ベルリン:426本 (352本) / 成功率: 83%

ポゼッション
ホッフェンハイム:56%
ヘルタ・ベルリン:44%

ファウル (オフサイド)
ホッフェンハイム:8回 (1回)
ヘルタ・ベルリン:5回 (2回)

コーナーキック
ホッフェンハイム:4本
ヘルタ・ベルリン:3本




今節のメンバー

今節のメンバーは以下の通りでした。

ホッフェンハイム

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
[GK]
ペントケ (kicker採点: )

[DF]
カデジャーベク (kicker採点: )
ポッシュ (kicker採点: )
フォクト (kicker採点: )
セセニョン (kicker採点: / 66' Out / 1A)

[MF]
サマッセク (kicker採点: / 64' Out)
グリリッチュ (kicker採点: )
スコフ (kicker採点: / 64' Out)
クラマリッチ (kicker採点: / 1G)
アダムヤン (kicker採点: / 1G)

[FW]
べブー (kicker採点: / 1A)


《サブ》
フィリップ
ノール
アダムス
ルディ (kicker採点: - / 64' In)
ヨン (kicker採点: - / 69' In)
ボハルデ
ラター (kicker採点: - / 64' In)
ハイデル


ヘルタ・ベルリン

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
[GK]
シュヴォロウ (kicker採点: )

[DF]
ペカリク (kicker採点: )
ボヤタ (kicker採点: )
シュタルク (kicker採点: / 64' Out)
プラッテンハルト (kicker採点: / 1A)

[MF]
ケディラ (kicker採点: / 75' Out)
レーヴェン (kicker採点: / 46' Out)
レッキー (kicker採点: / 59' Out)
ダリダ (kicker採点: / 1G)
ラドニッチ (kicker採点: )

[FW]
エンガンカム (kicker採点: / 46' Out)


《サブ》
Lotka
ルケバキオ (kicker採点: / 46' In)
クリュンター
アスカシバル (kicker採点: / 46' In)
ダルダイ (kicker採点: - / 64' In)
リダン (kicker採点: / 59' In)
Werthmüller
Dirkner (kicker採点: - / 75' In)
ゼーファイク




有終の美。

戦評

20/21シーズンの最終節となった今節。ホッフェンハイムはホームでヘルタ・ベルリンと対戦。前半からゲームの主導権はホームのホッフェンハイムが握っていたが、43分に一瞬の隙を突いたヘルタ・ベルリンがダリダのゴールで先制する。後半に入って49分、アダムヤンのゴールでホッフェンハイムが同点とする。その後は両チームにチャンスがあったが決められないまま迎えた後半AT、クラマリッチが劇的ゴールを決めて勝負あり。ホームのホッフェンハイムが勝利でシーズンを締め括った。


今節も勝負を決めたのは後半。劇的な結末に。

今節も4-2-3-1の布陣で臨んだホッフェンハイム。前節負傷交代を余儀なくされたアクポグマに代わってフォクトが起用されました。序盤からゲームの主導権を握ることに成功したホッフェンハイム。しかし、ゴール前での精度を欠いてゴールを逃し続けました。また、お互いに中盤でボールをロストするため、なかなかゴール前のシーンが生まれない時間帯も長くあり、見どころがそこまで無いような展開になってしまいました。そんな中で43分、ホッフェンハイムは右サイドの背後を取られると、プラッテンハルトにクロスを上げられ、フリーでダリダにヘディングを叩き込まれて先制を許しました。エリア内で人数は足りていましたが、誰もダリダに着くことができずに簡単に失点してしまいました。


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反撃の狼煙をあげる一撃となるゴールを決めたアダムヤン。


後半に入ってもゲームの主導権を握ったのはホッフェンハイム。49分に相手の右サイドの背後を取ったセセニョンがグラウンダーのクロスを上げると、アダムヤンが合わせて同点としました。このクロスに対してニアでべブーが相手DFを1枚引っ張りながら潰れたことで、アダムヤンに対する相手の寄せが遅れてフリーで合わせることができました。同点になってからは一進一退の攻防が繰り広げられましたが、ゴールは生まれず。そして迎えた90分+1、べブーのグラウンダーの折り返しにクラマリッチが合わせて逆転に成功しました。グラードバッハ戦の逆転ゴールを彷彿とさせるような素晴らしいゴールが決勝点となり、勝ち点3を獲得しました。今節もやはり後半。あと一歩のところでゴールを逃し続けてリードを許した前半からよく立て直したなと思いますし、来季は前半から後半のように戦えるようにオフシーズンから取り組んで欲しいなと思います。


20ゴール到達。多くの記録を樹立したエース。

最終節もゴールを決めてチームを勝利に導いたクラマリッチ。この試合のゴールが大台のシーズン20得点目となりました。彼が前節更新したホッフェンハイム所属選手の1シーズン最多ゴール記録をさらに伸ばしただけでなく、クロアチア人選手としてはブンデスリーガにおける1シーズン20得点を記録した初めての選手となりました。これまでに多くの記録を樹立してきたTSGのエースストライカーですが、クラブとの契約は来年6月までとなっており、来季以降の去就は不透明でEURO終了後に明らかになるとも言われています。来季はヨーロッパの無いシーズンになりますし、彼の年齢的にも移籍することになってもおかしくありません。移籍するという覚悟を決めつつ、来季もTSGで彼のプレーが見られることを願いたいところです。


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2020/21ブンデスリーガが閉幕。

今節勝利を収めたホッフェンハイム。最終的に勝ち点43の11位でシーズンを終えることになりました。他会場の試合結果と今シーズンの最終順位を確認しておきましょう。



今節注目だったのは、来季から新設されるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグに出場できる7位争いと、残留争いです。7位争いは今節を7位で迎えたウニオン・ベルリンが勝利して順位をキープすることに成功して、01/02シーズン以来の欧州カップ戦出場を決めました。一方の残留争いは、今節を15位で迎えたビーレフェルトは勝利して自力で残留を決めました。16位だったブレーメンは敗れ、17位だったケルンが勝利したためこの2クラブの順位が入れ替わり、ブレーメンが17位で自動降格、ケルンが16位で入れ替え戦に回ることになりました。また、2部では優勝したボーフムと2位に入ったフュルトが来季から1部への昇格を決め、3位のキールはケルンとの入れ替え戦を戦うことが決まっています。




試合後コメント

セバスティアン・ヘーネス 監督

「今日の試合は我々のシーズンを反映したものだった。前半は良い形で試合に臨めていたが、後手に回ってしまった。しかし、後半になると、それほど重要なゲームではなかったにも関わらず、チームは絶対に勝ちたいという気持ちを示した。このことは我々のチームワークを物語っている。私はそれを誇りに思う。我々は困難な時期を乗り越えてきた。信じられないほど困難なシーズンだった。シーズン前の目標は明らかに異なっていたが、このような特殊な状況下では11位という結果にも満足しなければならない。後半戦は7位で終えたが、このことを忘れずに休みを過ごしたいと思う。来シーズンは良いプレシーズンを過ごした後、再び先頭に立つことができると信じている。」


ケビン・フォクト

「僕たちは勝つためにフットボールをする。試合自体も楽しいが、勝った時が一番楽しい。今日の試合では、僕たちが勝ちたいという気持ちが伝わってきたと思う。だからこそ、最終的に勝つことができたのだと思う。」


アンドレイ・クラマリッチ

「超ハッピーだ!シーズン20ゴールは素晴らしい数字だ。個人的には自分のシーズンにとても満足している。もし、シーズンを通して健康であれば、もっと幸せだっただろう。今シーズンは、ファンがスタジアムに来られなかったのがとても残念だった。試合前にファンが出迎えてくれたのを見て鳥肌が立った。3万人、4万人のサポーターの前でプレーすることはサッカーに必要な事だ。来シーズンも可能であることを心から願っている。」


ロバート・スコフ

「勝利でシーズンを締め括るのは、当然ながら素晴らしいことだ。僕たちはここ7試合で無敗を続けている。来シーズンもこのようなパフォーマンスを続けていきたいと思っている。今シーズンは僕たちにとってジェットコースターのようなもので、とても疲れた。来シーズンはスタジアムにファンが戻ってくることを願っている。僕たちはそれを楽しみにしている。」


パル・ダルダイ (ヘルタ・ベルリン監督)

「我々にとって簡単な試合ではなかった。前半は選手たちがよく動き、集中してプレーしていたが、後半はカウンターのチャンスを生かせなかった。ホッフェンハイムは終盤に猛烈な追い上げを見せ、最終的には勝利に値するものだった。とはいえ、チームがディビジョンをキープできたことを誇りに思う。」





おわりに

ここまでヘルタ・ベルリン戦のレビューを書いてきました。苦しいシーズンとなってしまった今季でしたが、最後は7戦負け無しで、ホーム3連勝。最終節は次第に調子を上げ、後半アディショナルタイムにゲームが決まるという今シーズンを象徴するようなゲームだったと思います。コロナ禍でのシーズンで、全てがこれまでのシーズンとは異なるものでしたが、何とか全試合を消化してこの日を迎えられた事に感謝したいですし、良かったなと思います。結果としては悔しいものに終わってしまいましたが、来季は再びヨーロッパのコンペティションに返り咲けるように頑張ってほしいですね。また来シーズン応援しましょう!



けれむ

今季の締め括り。20/21 ブンデスリーガ 第34節 vs.ヘルタ・ベルリン

みなさん、こんにちは。
けれむです。


前節は先制したものの、追いつかれてドローに終わったホッフェンハイム。最終節となる今節はホームでヘルタ・ベルリンと対戦します。


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前回対戦はホッフェンハイムの完勝だった。




試合データ

2021年5月22日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第34節
ホッフェンハイム (11位) vs. ヘルタ・ベルリン (14位)
ハッシュタグ:#TSGBSC
会場:PreZeroアレーナ


《放送》
スカチャン7 (Ch.587)
スカパー!サッカーオンデマンド
ブンデスリーガLIVE
※ 英語コメンタリーによる放送。

ブンデスリーガ見るなら、「スカパー!」で!
放送リーグ・番組|スカパー!サッカーセット|加入案内|スカパー!サッカー放送



《オッズ》 (tipico)
ホッフェンハイム勝利:1.90
引き分け:3.90
ヘルタ勝利:3.60



《過去の対戦成績》
1部:10勝 5分 6敗
2部:なし
ポカール:なし



《前回対戦の結果》
2021年1月19日(火)
🇩🇪20:30 / 🇯🇵28:30 (翌 4:30) キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第17節
ヘルタ・ベルリン 0-3 ホッフェンハイム
会場:ベルリン・オリンピアシュタディオン

[得点者]
33' ルディ (TSG / 0-1)
68' クラマリッチ (TSG / 0-2)
88' クラマリッチ (TSG / 0-3)

[プレビュー&レビュー]
勝って後半戦へ。20/21 ブンデスリーガ 第17節 vs.ヘルタ・ベルリン - けれむのブログ
理想的な勝ち点3。20/21 ブンデスリーガ 第17節 3-0 ヘルタ・ベルリン - けれむのブログ



《トピックス》
直近5シーズンで僅かに1敗。
ホッフェンハイムは、このカードにおいて16/17シーズン以降の直近5シーズンで僅かに1敗しかしていません(5勝3分1敗)。その1敗は昨季ホームで喫したものでしたが、敗れるまでは8戦無敗という強さを誇っていました。この相性のいい相手に勝利してシーズンを締め括ることはできるでしょうか。


無敗で駆け抜けたい。
今節対戦する両クラブは、現在無敗を続けています。ホームのホッフェンハイムは第28節のレバークーゼン戦で引き分けて以降、2勝4分で6戦無敗です。一方、アウェイのヘルタ・ベルリンは第26節のレバークーゼン戦に勝利して以降、3勝5分で8戦無敗です。シーズン終盤に調子を上げて残留を果たした両クラブですが、このまま無敗を継続してシーズンを駆け抜けるのはどちらのクラブになるでしょうか。




チームニュース

2021/22シーズンのホームユニフォームが発表!
21日、TSGホッフェンハイムは2021/22シーズンに着用する新しいホームユニフォームを発表しました。襟元や袖先のデザインはほとんど変化がありませんでしたが、正面はTSGの明るい青から暗い青までのグラデーションのデザインとなっており、グラデーションを構成する暗い青のラインはチームの浮上をイメージさせる上方向に描かれています。また、このユニフォームでもリサイクルされたペットボトルから作られた素材が使用されており、環境に優しい一着になっています。このユニフォームは今節から着用され、TSGファンショップでは既に販売が開始されています。来季はこのユニフォームでいい思い出を残せるシーズンになることを期待しましょう!




5試合ぶりの敗戦。
U23チームはホームで昇格を争うエルフェアスベルクと対戦。前半のうちに2点ビハインドの展開となり、後半もゴールを奪うことはできず、そのまま0-2で敗れて5試合ぶりの敗戦を喫しました。U23チームは今週アウェイでTuS RWコブレンツと対戦します。また、女子チームは先週ゲームがありませんでしたが、今週はホームでフライブルクとのバーデン・ダービーに臨みます。


《TSGアカデミー/女子チームの試合結果》
[U23 / レギオナルリーガ南西]
5月15日 ✕ 0-2 エルフェアスベルク




今季の締め括り。

ケガ人に新型コロナ…。苦しかった両クラブによる最終節。

前回対戦は5ヶ月前、ホッフェンハイムが敵地で3ゴールを奪って完勝を収めました。この結果、敗れたヘルタ・ベルリンはラッバディア監督の解任に踏み切り、現在指揮を執るパル・ダルダイ監督に後を任せるという出来事がありました。この時以来の対戦となる今節は、シーズンの最終節です。ケガ人が続出して、新型コロナウイルスにも苦しめられたという点で共通点のある両クラブですが、共に残留を決めた状態で対戦を迎えることになりました。苦しいシーズンとなってしまった今シーズン。終わりよければすべて良しという言葉があるように、勝って今シーズンを締め括るのはどちらのクラブになるのか。日本時間5月22日(土)22:30キックオフです。


ホーム3連勝でシーズン締め括りへ。

前節はアウェイでビーレフェルトと引き分けたホッフェンハイム。残留が決まった中でのゲームでモチベーションの維持が難しかったのは確かですが、先制してゲームの主導権を握った時間帯もあっただけにもったいない勝ち点1だったと思います。今節はホームで迎えるシーズン最終節です。前節と違う点は、残留だけでなく順位も確定している事です。モチベーションの維持が難しいと思いますが、身に纏うユニフォームも来季のものになりますし、心機一転、21/22シーズンの第0節という気持ちで戦ってほしいところです。ホームゲームは現在2連勝中で、いずれも2点差からの逆転勝ちと勢いの出る勝ち方をしてきました。ケガなどで多くの選手を欠く中ですが、好調を維持して勝ち点3を獲得してシーズンを締め括りたい今節です。


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今節もゴールを奪ってクラマリッチは20ゴールの大台に乗せられるだろうか。


1節残して残留決定。引退のケディラに花道を。

前節、ケルンと引き分けて残留を決めたヘルタ・ベルリン。重要なシーズン終盤戦に差し掛かった時に、新型コロナウイルス陽性者が多数出てしまったため活動休止を余儀なくされました。その影響で数試合が延期となり、前節までは限られたメンバーで連戦を戦う厳しい状況に置かれていましたが、総力戦で乗り越えて見事に残留を勝ち取りました。また、この冬にチームに加わったサミ・ケディラが今季限りでの現役引退を発表しました。現役ラストゲームとなるケディラを気持ちよく送り出すためにも、絶対に勝つと意気込んでゲームに臨んでくることが予想されます。


前節はホームでケルンと対戦したヘルタ・ベルリン。4-2-3-1の布陣でスタートしました。残留争い中のチーム同士の対戦ということもあり、開始5分は激しい立ち上がりになりました。残留が決まった中で迎える今節はどのような入りを見せてくるのか分かりませんが、勢い良く前からプレスに来ても対応できるようにしておきたいところです。彼らの攻撃で最も脅威になりそうなのはカウンターです。両ウィングとCFのエンガンカムはスピードがあり、彼らを生かした攻撃に出た時には上手く対処したいところです。ただ、このゲームではカウンターに出ようとしてもパスがズレたり、相手に上手く遅らされてしまうシーンが多く、カウンターの精度の低さを見ることができました。一方の守備では、セットプレーの守備が少し気になりました。守備者がボールウォッチャーになってしまい、こぼれたセカンドボールへの反応も遅かったように思いました。実際にセットプレーの守備が不得意であることは数字にも現れていて、セットプレーの失点数はリーグワースト2位の12を数えます。苦しい展開になっても、数的不利になってもワンチャンスでゴールを狙えるのがセットプレーです。こうしたチャンスをものにして勝ち点3を掴みたいところです。




プレスカンファレンス

セバスティアン・ヘーネス 監督

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今節のスカッドについて。
「アクポグマの場合、心配していたほど酷いケガではなかったが、彼もリチャーズも土曜日には間に合わない。バウムガルトナー、バウマン、ガイガー、ヒュブナー、ビチャクチッチ、スタフィリディス、ダブールの欠場は周知の事実だ。ノルトヴェイト、ブレネット、ベルフォディルは既に家族と一緒にいるため出場しない。さらに、バイアーは学校の試験のため検疫規定を満たすことができない。」



シーズン最終戦の目標について。
「両チームとも守るべきものがある。ホーム最終戦は勝ちたい。選手たちは非常に好調で、良いムードに包まれている。最高の気分で終われるように全力を尽くす。」



対戦相手のヘルタ・ベルリンについて。
「隔離から抜け出した彼らの成功は、決して当たり前のものではなかった。困難な状況での大勝利だった。チームの中で何かが変わったのだと思う。パル・ダルダイと彼のチームは、そこで上手くやっているようだ。多くの欠場者がいるにも関わらず、非常に優れたチームを編成している。私のベルリンでの経験を考えると、彼らがブンデスリーガに留まることは喜ばしい事だ。」



今季の振り返り。
「今季がどれだけ大変だったのかは、誰もが知っている事だ。いろいろな経験をしてきた。その全てを消化するには、まだ時間がかかりそうだ。試合が終わったら、もう一度全員で簡単なミーティングを行おうと思っている。我々は既に新しいシーズンを楽しみにしているし、その後、再び攻撃に出たいと思っている。」



サミ・ケディラの引退について。
「彼は長年、ドイツでは有名なサッカー選手だった。世界的なキャリアを持ち、非常に大きなクラブでプレーしてきた。サミは絶対的なプロであり、自分のキャリアを最大限に生かしてきた。土曜日に再びピッチで彼を見ることができるのは喜ばしい事だ。」




予想スタメン

kickerによる今節の予想スタメンは以下の通りです。

ホッフェンハイム

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
GK: ペントケ
DF: カデジャーベク / フォクト / ポッシュ / セセニョン
MF: サマッセク / グリリッチュ / スコフ / クラマリッチ / アダムヤン
FW: べブー


《欠場見込み》
バウマン (恥骨の問題)
ブレネット (メンバー外)
ビチャクチッチ (リハビリ)
スタフィリディス (脛骨の骨折)
ノルトヴェイト (足の問題)
ガイガー (リハビリ)
ダブール (プライベートの問題)
バウムガルトナー (右足首のケガ)
ガチノヴィッチ (累積警告による出場停止)
ヒュブナー (リハビリ)
アクポグマ (大腿のケガ)


ヘルタ・ベルリン

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
GK: シュヴォロウ
DF: クリュンター / ボヤタ / ダルダイ / プラッテンハルト
MF: ケディラ / アスカシバル / ディルロスン / ダリダ / ラドニッチ
FW: エンガンカム


《欠場見込み》
ヤーステイン (新型コロナウイルス感染)
ゲンドゥージ (中足骨骨折)
ピョンテク (右足首骨折)
マテウス・クーニャ (足首靭帯の損傷)
コルドバ (足首のケガ)
ミッテルシュテット (脳しんとう)
トルナリガ (累積警告による出場停止)
ネッツ (中足骨骨折)




おわりに

ここまでヘルタ・ベルリン戦のプレビューを書いてきました。去年の9月に始まった今シーズンもついに最終節を迎えます。苦しいシーズンとなってしまいましたが、思い出はたくさんあります。皆さんが印象に残っている事は何ですか?僕であればバイエルンにホームで圧勝したこと、クラブ史上初めて欧州カップ戦決勝ラウンド進出と答えます。こうしたいい思い出もあった今季も今日で終わりです。全体的に見れば良くないシーズンでしたが、今後振り返った時に最後は良かったと思い出せるようなシーズンの最後を迎えて欲しいなと思います。終わりよければすべてよし、この言葉の通りにシーズンを終えられるように応援しましょう!




けれむ

再び痛み分け。20/21 ブンデスリーガ 第33節 1-1 ビーレフェルト

みなさん、こんにちは。
けれむです。


今季最後のアウェイゲームに臨んだホッフェンハイム。先制したものの追いつかれ、その後はスコアが動かず勝ち点1を分け合う結果になりました。


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開始早々に先手を取ったホッフェンハイム




試合データ

2021年5月15日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第33節
ビーレフェルト 1-1 ホッフェンハイム
会場:シュコ・アレーナ


《ハイライト》
Arminia Bielefeld - TSG Hoffenheim | 1-1 | Highlights | Matchday 33 – Bundesliga 2020/21 - YouTube



《得点者》
5' クラマリッチ (TSG / 0-1)
23' フォクルザマー (DSC / 1-1)



《スタッツ》 (SofaScore)
シュート数 (枠内)
ビーレフェルト:19本 (6本)
ホッフェンハイム:7本 (3本)

パス数 (成功)
ビーレフェルト:389本 (280本) / 成功率: 72%
ホッフェンハイム:563本 (475本) / 成功率: 84%

ポゼッション
ビーレフェルト:40%
ホッフェンハイム:60%

ファウル (オフサイド)
ビーレフェルト:5回 (1回)
ホッフェンハイム:8回 (0回)

コーナーキック
ビーレフェルト:10本
ホッフェンハイム:4本




今節のメンバー

今節のメンバーは以下の通りでした。

ホッフェンハイム

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
[GK]
ペントケ (kicker採点: 2.0)

[DF]
カデジャーベク (kicker採点: 2.0)
ポッシュ (kicker採点: 4.0)
アクポグマ (kicker採点: 5.0 / 66' Out)
セセニョン (kicker採点: 4.0 / 62' Out)

[MF]
サマッセク (kicker採点: 3.0)
グリリッチュ (kicker採点: 2.5)
スコフ (kicker採点: 3.5 / 62' Out)
クラマリッチ (kicker採点: 2.5 / 1G)
アダムヤン (kicker採点: 3.0 / 12' 警告 / 83' Out / 1A)

[FW]
べブー (kicker採点: 4.0)


《サブ》
フィリップ
ルディ
ガチノヴィッチ (kicker採点: - / 62' In / 90'+3 警告)
フォクト (kicker採点: - / 66' In)
ヨン (kicker採点: - / 62' In)
ボハルデ
ラター (kicker採点: - / 83' In)
ハイデル
バイアー


ビーレフェルト

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《スタメン》 System: 4-2-1-3
[GK]
オルテガ (kicker採点: 2.0)

[DF]
ブルナー (kicker採点: 3.0)
ピーパー (kicker採点: 3.0)
ニルソン (kicker採点: 3.0)
ルコキ (kicker採点: 4.0 / 85' 警告)

[MF]
プリートル (kicker採点: 3.5)
マイアー (kicker採点: 4.0 / 89' Out)
奥川雅也 (kicker採点: 3.0 / 79' Out)

[FW]
堂安律 (kicker採点: 3.5 / 89' Out)
クロス (kicker採点: 3.0)
フォクルザマー (kicker採点: 2.0 / 79' Out / 1G)


《サブ》
リネル
ファン・デル・ホールン
ゲバウアー
デ・メディナ
クンツェ (kicker採点: - / 89' In)
スク (kicker採点: - / 79' In)
フラップ
ハーテル (kicker採点: - / 79' In)
シップロック (kicker採点: - / 89' In)




再び痛み分け。

戦評

今季最後のアウェイゲームに臨んだホッフェンハイムは、ビーレフェルトと対戦。立ち上がりの5分にカウンターからクラマリッチが決めてホッフェンハイムが先制に成功する。しかし、その後はビーレフェルトペースでゲームが進み、23分にフォクルザマーに直接FKを決められゲームは振り出しに。後半も一進一退の攻防が繰り広げられたがスコアは動かず、ドロー決着となった。


ゴール前で精彩を欠いてドロー決着。

今節も4-2-3-1の布陣で臨んだホッフェンハイム。ケガで離脱したバウマンに代わってペントケ、バウムガルトナーに代わってアダムヤンが起用されました。ゲームの入りに失敗してバタバタした立ち上がりでしたが、相手が前がかりになったところを逆手にとってカウンターを仕掛け、クラマリッチのゴールで先制に成功しました。ビーレフェルトは前線から猛烈にプレスをかけて来ていて、とても勢いを感じていたのでその中で先制できたのは非常に大きかったなと思います。しかし、先制してからはビーレフェルトペースでゲームが進みました。23分に自陣ゴール前でFKを与えてしまい、これをフォクルザマーに直接沈められてしまい同点となりました。非常にもったいない失点でしたが、キック自体はキーパーにとってノーチャンスだったので仕方ないような気もします。


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ゴールを決めたクラマリッチとアシストしたアダムヤン。アダムヤンもシュートチャンスがあったが、より確実な選択をした。


後半に入るとお互いにビッグチャンスを迎えました。48分にはアクポグマがバックパスをミスしてしまい絶体絶命のピンチを迎えましたが、ペントケのセーブで難を逃れました。さらに64分にはクロスの強烈なシュートを再びペントケが防ぎました。一方、ホッフェンハイムのチャンスシーンは75分、クラマリッチのシュートがオルテガに防がれて得点には至りませんでした。この日のホッフェンハイムはシュート数が7本と相手の半分以下に留まってしまいましたが、ゴール前までボールを運べていたシーンは多かったですし、シュートまで持ち込めなかったシーンも多く見受けられたので、ここの精度が欠けていたことが大きく影響してしまったかなと思います。次節は最終節となりますが、しっかり勝ってシーズンを締め括るためにも改善して欲しい点だなと思います。


クラブレコード樹立!大台まであとひとつ。

今節もゴールを決めたクラマリッチ。このゴールは歴史的なものになりました。今節、彼が決めたゴールはシーズン19得点目で、これはホッフェンハイムの1部昇格初年度である08/09シーズンにヴェダド・イビシェビッチが記録したシーズン18得点というクラブ記録を塗り替えました。また、同時に20ゴールという大台まであと1点に迫ったことになります。さらに、出場27試合でこれ以上のゴールを決めているのはドルトムントのホーランしかいないので、どれだけ凄い数字を残しているのかが分かると思います。残り1試合、大台に乗せてシーズンを締め括って欲しいですね。





今季順位が11位で確定して最終節へ。

今節ビーレフェルトと引き分けたホッフェンハイム。これで勝ち点を40に乗せることができました。また、この試合で途中出場を果たしたフォクトがブンデスリーガ通算250試合出場を達成しています。おめでとう!では、他会場の結果と今節終了時点での順位表を確認しておきましょう。



今節ホッフェンハイムは引き分けましたが、10位だったシュツットガルトが勝利して勝ち点45としたため、現在の順位より上に浮上することは数字上無くなりました。また、翌日行われたゲームで12位だったマインツが敗れたため、彼らの最大勝ち点が39となったため抜かれる可能性が消滅したことで11位でシーズンを終えることが確定しました。苦しいシーズンとなりましたが、何とか中位でシーズンを終えることができたのは良かったなと思います。




試合後コメント

セバスティアン・ヘーネス 監督

「今日は非常に激しいゲームを目の当たりにした。先制していいスタートを切ったのは明らかだが、その後、ビーレフェルトのプレッシャーにさらされた。その後は自分たちのチャンスが少なすぎた。1-1になってからは、ハーフタイムまではゲームをコントロールできた。その後、ビーレフェルトは再びプレッシャーをかけてきたが、その時、我々は十分に集中できず、誤った判断をしてしまった。我々は何も与えないことを示した。ビーレフェルトは今日、我々を非常に困難にした。」


アンドレイ・クラマリッチ

「難しいゲームだった。お互いに1-1のドローに満足しているだろう。ビーレフェルトは全てを捧げ、絶対に勝ちたかった。しかし、最終的にはドローが妥当だろう。僕には2-1にするチャンスがあったが、オルテガが素晴らしいセーブをした。ホッフェンハイムのゴール記録はもちろん嬉しい。僕にとって非常に意味がある。」


フィリップ・ペントケ

「相手方どんな勢いで臨むのか分かっていた。既に何度かここでプレーした事があるが、昔から何も変わっていない。ビーレフェルトにとっては、このリーグでの生き残りがかかっていた。ここで勝ち点1獲得に貢献できたこと、そしてその勢いを止めることに一部分だけ成功したことを嬉しく思う。しかし、僕たちにとっては勝ち点1以上の価値があったのかもしれない。」


フランク・クラマー (ビーレフェルト監督)

「今日は2点目を取るチャンスを逃してしまった。今日は選手たちが信じられないほど献身的であることが分かった。彼らは全てを捧げた。このような強力なフットボールチーム相手に、部分的には成功したと言えるだろう。しかし、引き分けたからと言って完璧な気分になれる訳では無い。しかし、我々は完全に残留する。」




次戦の予定

2021年5月22日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第34節
ホッフェンハイム (11位) vs. ヘルタ・ベルリン (14位)
会場:PreZeroアレーナ




おわりに

ここまでビーレフェルト戦のレビューを書いてきました。勝てた試合と言われればそうだと取れますし、負けなくてよかった試合だと言われればそうだとも取れるゲームだったと思います。残留に向けて必死になって挑んできた相手の勢いに面食らうことなく逆手にとってゲームの主導権を握ったことは、シーズン最終盤での成長のひとつだと思います。次節は最終節、ホームでヘルタ・ベルリンと対戦します。両クラブとも残留を決め、ホッフェンハイムは順位まで決まった中での消化試合となりますが、苦しいシーズンを過ごした両クラブが有終の美を飾るために戦ってくれるはずです。勝ってこのシーズンを締め括れるようにまた応援しましょう。




けれむ

来季への一歩を。20/21 ブンデスリーガ 第33節 vs.ビーレフェルト

みなさん、こんにちは。
けれむです。


前節は逆転勝利を収めてブンデスリーガ残留を決めたホッフェンハイム。今節は今季最後のアウェイゲームとなるビーレフェルト戦に臨みます。


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前回対戦はスコアレスドローだったこのカード。




試合データ

2021年5月15日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第33節
ビーレフェルト (16位) vs. ホッフェンハイム (11位)
ハッシュタグ:#DSCTSG
会場:シュコ・アレーナ


《放送》
スカチャン6 (Ch.586)
スカパー!サッカーオンデマンド
ブンデスリーガLIVE
※ 英語コメンタリーによる放送。



《オッズ》 (tipico)
ビーレフェルト勝利:2.60
引き分け:3.70
ホッフェンハイム勝利:2.45



《過去の対戦成績》
1部:2勝 1分 0敗
2部:なし
ポカール:なし



《前回対戦の結果》
2021年1月16日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵23:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第16節
ホッフェンハイム 0-0 ビーレフェルト
会場:PreZeroアレーナ

[得点者]
なし

[プレビュー&レビュー]
欲しいのは勝ち点3だけ。20/21 ブンデスリーガ 第16節 vs.ビーレフェルト - けれむのブログ
文字通りの"痛み分け"。20/21 ブンデスリーガ 第16節 0-0 ビーレフェルト - けれむのブログ



《トピックス》
先制されると…。
今節対戦する両クラブは、今季ここまでの戦いにおいて先制されると厳しい状況に置かれてしまいます。ホームのビーレフェルトは先制された18試合で0勝1分17敗という戦績で、アウェイのホッフェンハイムは19試合で3勝4分12敗という戦績になっています。先制点がカギを握ることが予想される今節。先制してゲームを優位に進めるのはどちらのクラブになるのでしょうか。


ホッフェンハイムが無敗のこのカード。
ホッフェンハイムブンデスリーガ昇格初年度である、08/09シーズン以来の対戦となっている両者。前回対戦したシーズンはホッフェンハイムがシーズンダブルを達成し、今季の最初の対戦ではスコアレスドローに終わりました。つまり、少ない対戦回数ではありますが、ビーレフェルトはこのカードで一度も勝ったことが無いことになります。また、ビーレフェルトは未だにこのカードで無得点に終わっています。ホッフェンハイムが今回も勝ち点を獲得して無敗を継続するのか、ビーレフェルトが初ゴールを奪ってそれを阻止するのか注目です。




チームニュース

バウマンとバウムガルトナーがシーズン終了。
クラブはオリバー・バウマンとクリストフ・バウムガルトナーの2選手が、ケガのため早期にシーズンを終えることを発表しました。バウマンについては、数週間前から恥骨の問題に苦しんでおり、鎮痛剤を打ちながらゲームに出場していました。チームの残留が決定したこともあって、治療時間を少しでも多く確保するためにこの決断に至ったようです。また、バウムガルトナーについては、練習中に右足首を負傷してしまい早期にシーズンを終えることになりました。ただ、本人はEURO出場を諦めておらず、チームに帯同して最大限の治療のサポートを受けるとの事です。2人とも、お大事に。



検疫キャンプがスタート。
ブンデスリーガ1部と2部の全36クラブに義務付けられて実施することになった検疫キャンプ。このキャンプが12日からスタートしました。ホッフェンハイムは、クラブのトレーニング施設があるツーツェンハウゼンで練習を行い、近くのホテルに泊まる形でキャンプを行っているようです。また、現地メディアによると、U19所属のCB ガブリエル・ハイデル(18)がこのキャンプに参加しているようで、残り2試合でのメンバー入りが期待されます。その一方で、直近の数試合でメンバー外が続いていたジョシュア・ブレネットは、クラブと本人の話し合いの結果、このキャンプには参加せず、家族とこの期間を過ごす事を決定したため残り試合も欠場することが決まりました。



ドローの週末。
U23チームはアウェイでホンブルクと対戦。後半に先制を許すも、直後にアスラーニのゴールで追いついてドロー決着となりました。また、女子チームはホームでSCザンドと対戦。こちらはゴールが生まれずスコアレスドローに終わりました。


《TSGアカデミーと女子チームの試合結果》

[U23 / レギオナルリーガ南西]
5月8日 △ 1-1 ホンブルク

[女子チーム / 女子ブンデスリーガ]
5月8日 △ 0-0 SCザンド




来季への一歩を。

前回対戦はスコアレスドロー

12年ぶりの顔合わせとなった前回対戦はスコアレスドローに終わったこのカード。内容的にはホッフェンハイムがチャンスを逃して勝ち点2を落としたような印象が強いゲームでしたが、実際はビーレフェルトにも大きなチャンスはあり、痛み分けという表現が正しいゲームだったように思います。その前回対戦から4ヶ月が経ち、ホッフェンハイムは残留を決め、ビーレフェルトは残留争い真っ只中という対照的な立場にそれぞれ置かれています。ただの消化試合にせず、来季に繋がる何かを残したいホッフェンハイムと、意地でも残留を果たしたいビーレフェルトの一戦は、日本時間の5月15日(土)22:30キックオフです。


残留決定。残り試合で来季に繋がるものを示したい。

前節は後半に見違えるパフォーマンスを見せ、見事な逆転勝利を収めてブンデスリーガ残留を決めたホッフェンハイム。ここ数試合のチームの頑張りによって、残り2試合を降格の心配なく見守ることができる状況になりました。ただ、今節に向けて新たな離脱者が出てしまいました。ケガを抱えながらプレーしていたバウマンが治療のため離脱。さらに、今節に向けて練習に励んでいたバウムガルトナーは練習中に負傷して離脱となりました。この2試合はいわゆる「消化試合」になるのですが、ただの消化試合にしてはいけません。離脱者が多く出ているということは、裏を返してみれば新たにチャンスをもらえる選手がいるということです。こうした選手たちが結果を残して来季に向けてアピールすること、そしてチームとして結果を出して少しでも多くの勝ち点を獲得してシーズンを終えることに期待したい、その最初のゲームにホッフェンハイムは臨みます。


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前節は後半に17分で4点を奪ったホッフェンハイム


大混戦の残留争い真っ只中。総力戦で生き残りへ。

12シーズンぶりに1部でプレーしているビーレフェルト。昨季は2部で2位に勝ち点10差をつける圧倒的な強さを見せ、2部優勝で1部復帰を掴み取りました。昇格後もまずまずのスタートを切りましたが、7連敗を喫するなど、久々の1部での戦いは厳しいものでした。1部残留を目指すチームは、ともに1部復帰を掴み取ったノイハウス監督を諦め、3月からはクラマー監督に1部残留の目標達成を託しました。監督交代後に堅実なサッカーに舵を取ったビーレフェルトは、失点を減らすことに成功。クラマー監督が指揮を取り始めた第24節以降の9試合で10失点していますが、5試合でクリーンシートを達成して、同時に勝ち点を着実に拾えるようになりました。予算規模の小さなクラブではありますが、しっかりと残留争いに食らいついて残り2試合を迎えました。


前節はアウェイでヘルタ・ベルリンと対戦したビーレフェルト。4-3-3の布陣で臨みました。このクラブには攻守においてリーグトップの数字を誇る個の力があります。まず、守備についてはGKのオルテガです。彼は正確な長短のパスを蹴ることができる足下の上手さが注目されがちですが、今季のセーブ数は132を数え、前節終了時点でリーグトップの数字を残しています。そんなオルテガを中心とするビーレフェルトの守備ですが、常にボールホルダーに勢い良く寄せるわけではありませんが、取りどころだと思ったら一気に狩り取りに来るプレスのかけ方をしてくるように見えました。また、全体がボールサイドに寄ってスペースを狭くすることで出しどころを減らし、前進させないようにすることで相手の攻撃をトーンダウンさせてくるのも嫌らしいなと思いました。ただ、この守備網を掻い潜ることができると局面が変わって大きなチャンスになるので、隙を見逃さないようにしたいところです。一方の攻撃についてはCFでキャプテンを務めるクロスです。彼はヘディング勝利数がリーグトップの217回という成績を残しています。彼を中心とする攻撃は、高い位置でボールを奪うことができればカウンターで相手ゴールに襲いかかりますが、カウンターだけではないのがこのチームです。後ろからボールを繋ぐ時でも、GKオルテガロングフィードを蹴り、クロスに競らせて、相手DFの背後に両WGが走り込んでシュートまで持ち込むという攻撃をすることができるのが強みです。あまりGKまで深追いし過ぎて最終ラインを上げすぎるとひっくり返されて痛い目に遭う可能性もあるため、プレスに行くところ行かないところのバランスをしっかりと保ってプレーしたいところです。




プレスカンファレンス

セバスティアン・ヘーネス 監督

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対戦相手のビーレフェルトについて。
ビーレフェルトは、相手にするととても嫌なチームだ。フランク・クラマー監督の下、彼らは失点の少なさを特徴にしている。グラードバッハ戦を除いて、最近はクリーンシートが多い。ビーレフェルトはシンプルで明確なプレースタイルを持っているが、これは褒め言葉だ。そのおかげで最近は多くの勝ち点を獲得している。また、彼らは非常に多くの場所をカバーできる。相手は我々に多くのことを要求してくるだろうが、我々は相手に全てをぶつけて、相手の弱点を狙うつもりだ。」



今節のスカッドについて。
「スタフィリディス、ビチャクチッチ、ヒュブナー、ガイガー、ノルトヴェイト、バウマン、リチャーズがケガにより欠場する。また、ダブールとバウムガルトナーもともに欠場する。ブレネットは検疫ホテルに一緒に来ていないが、それについてはお互いに同意している。」



ブンデスリーガでの戦いについて。
「その前の3試合(第25節〜第27節)に比べれば、この5試合(第28節〜第32節)で我々は大きな変化を遂げた。今はそれを維持したいと思っている。この1週間は、リラックスしたり楽しんだりしながら、勝ちたいという気持ちがミックスされた良い1週間だった。このまま好調を維持して土曜日も勝利を収めたいと思っている。」



バウムガルトナーのケガについて。
「私の誕生日にはちょっとした事があった。バウミーは我々にとって中心的な選手だ。彼はいつも頼りになる選手だが、彼の年齢では必ずしもそうではない。今シーズンの残りを彼に託したいと思っていた。今は彼がEUROでオーストリア代表としてプレーするのに適しているかが問題だ。彼を大会で見られることを楽観視していいと思っている。」




予想スタメン

kickerによる今節の予想スタメンは以下の通りです。

ホッフェンハイム

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
GK: ペントケ
DF: カデジャーベク / ポッシュ / アクポグマ / セセニョン
MF: サマッセク / グリリッチュ / スコフ / クラマリッチ / アダムヤン
FW: べブー

《欠場見込み》
バウマン (恥骨のケガ)
ブレネット (メンバー外)
ビチャクチッチ (リハビリ)
スタフィリディス (脛骨の骨折)
ノルトヴェイト (足の問題)
ガイガー (リハビリ)
ダブール (プライベートな問題)
バウムガルトナー (足首のケガ)
ヒュブナー (リハビリ)
リチャーズ (筋肉の問題)


ビーレフェルト

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《スタメン》 System: 4-3-3
GK: オルテガ
DF: ブルナー / ピーパー / ニルソン / ルコキ
MF: プリートル / 奥川雅也 / マイアー
FW: 堂安律 / クロス / フォクルザマー


《欠場見込み》
レーネン (メンバー外)




おわりに

ここまでビーレフェルト戦のプレビューを書いてきました。残留が決まり、残り試合で降格の心配をする必要がなくなりました。近年は毎年この時期はヨーロッパ出場を争っていたので、消化試合でこの時期を迎えるのは少し違和感がありますが、来季は再びヨーロッパ出場を争えるように頑張って欲しいものですね。今季の残り2試合では、そんな来季に向けて繋がるものを示したいところです。新たな戦力の発掘や、現在上手くいっているやり方の成熟など、期待したいものはたくさんあります。そうしたものを少しでも多く見せてくれることを期待しましょう。今節も前節と同様に日本時間で土曜日22:30キックオフとなります。今季のチームを見れるのもあと2回だけですし、ぜひ画面の向こうから彼らの背中を押していきましょう。




けれむ