みなさん、こんにちは。
ケガで離脱していた選手たちが多く復帰してきた中で迎えた今節は、苦しみながらもホームで最下位のチーム相手に辛勝。この時期からは結果が一番大事だと思うので、確実に勝ち点3を奪う事が出来てよかったと思います。
試合データ
2019年3月10日(日) 23:30 K.O.(日本時間)
18/19 ブンデスリーガ 第25節
ホッフェンハイム 2-1 ニュルンベルク
会場:PreZeroアレーナ
《得点者》
25' クラマリッチ (PK / 1-0)
61' ベーレンス (FCN / 1-1)
78' クラマリッチ (2-1)
辛くも勝利したホッフェンハイム。この時期は結果が一番大事。
今節のメンバー
今節のメンバーはこちらの18人でした。
《スタメン》3-1-4-2
GK:バウマン
DF:ポッシュ / フォクト / ビチャクチッチ
MF:カデジャーベク / グリリッチュ / シュルツ / アミリ / クラマリッチ
FW:ベルフォディル / ジョエリントン
《サブ》
シュトルツ / ブレネット / ビッテンコート / ヒュブナー / オットー / サライ / バウムガルトナー
《交代》
69' ポッシュ → サライ
72' アミリ → ビッテンコート
85' ベルフォディル → オットー
カデジャーベクが100試合出場。
今節、スタメン&フル出場を果たしたカデジャーベクがブンデスリーガ通算100試合出場を達成しました。
全てホッフェンハイムで積み上げた数字という事でとても誇らしい気持ちですね!
おめでとう!
💯
— TSG Hoffenheim (@tsghoffenheim) 2019年3月10日
Pavel #Kaderabek wird heute sein 100. #Bundesliga-Spiel für die #TSG machen. Herzlichen Glückwunsch und hau rein!!! 💥#TSGFCN pic.twitter.com/dDD67aHrZg
結果が1番。
- 戦評
残り10試合となったブンデスリーガ。前節、敵地で衝撃的な敗戦を喫したホッフェンハイムがホームに最下位のニュルンベルクを迎えた一戦。ゲームは序盤から下馬評通りホッフェンハイムがペースを握る展開。4分にクラマリッチがエリア内で倒されたとしてPKが与えられるも、VARによって取り消されてしまう。それでもペースは変わらず迎えた25分、クラマリッチのシュートが相手のハンドを誘い今度こそPKを獲得。これをクラマリッチ自身が冷静に沈めて先制。その後も攻め続けるホッフェンハイムは、ベルフォディルら攻撃陣に多く決定機が訪れますが、相手GKマテニアの好セーブに阻まれるなど追加点は奪えずハーフタイムへ。後半は一転してニュルンベルクが息を吹き返す。度々左サイドからチャンスを作っていた中で迎えた61分、久保の縦パスから敵陣深くまで侵入したニュルンベルク。イシャクのパスを受けたベーレンスが左足を振り抜き同点として残留への執念を見せる。後半はパッとしなかったホッフェンハイムは立て続けに選手交代を行って流れを変えることに成功する。78分、グリリッチュのグラウンダーのクロスをクラマリッチがヒールで流し込んで勝ち越しに成功。この1点を守り切ったホッフェンハイムが3試合ぶりの勝利を手にした一方で、ニュルンベルクは19試合勝ちなしと暗いトンネルから抜け出せませんでした。
- 主導権を握った前半。しかし得点は1点のみ。
緊急事態だった前節から一転してケガ人が多く復帰して迎えた今節。しばらく中盤がダイヤモンド形の4-4-2でスタートしていましたが、この日は久々に3-1-4-2でスタートしました。確実に勝ち点3を取るのが最低条件と言えるこのゲームで序盤から主導権を握ることに成功しました。25分にクラマリッチのPKで先制しても手を緩めることなく攻め続けるホッフェンハイム。最終ラインがハーフウェイラインを超えるくらい押し込んでいたので、気をつけなければいけないのは相手の「ロングカウンター」でした。これに関してはポッシュがカードを貰いながらファウルで止めるなど相手に何もさせませんでした。そうなるとホッフェンハイムに欲しかったのは追加点。ベルフォディルが相手の背後を取って放ったシュートはマテニアに阻まれるなどゴールは遠かったことが後半への負担となってしまいました。
先制のPKを決めたクラマリッチ。
- 苦しんだ後半。選手交代で再び流れを掴んだ。
迎えた後半、ニュルンベルクの反撃に遭うことになったホッフェンハイム。前半はプレスのタイミングが噛み合わなかったり、いろいろズレていたニュルンベルクが左サイドからの攻撃が活性化しました。積極的に攻め上がるカデジャーベクの裏をカバーしないといけないポッシュが軽率な対応で簡単に自陣深くまで侵入させてしまうなどヒヤヒヤする場面を何度か作られた中で迎えた61分に、その左からの攻撃で失点という最悪のシナリオを迎えてしまいました。振り出しに戻ったところでホッフェンハイムはポッシュに代えてサライを投入して、後ろを4バックに変更。その直後にはアミリを下げてドリブルが得意なビッテンコートを投入して流れを掴みに行くと、78分にクラマリッチの華麗なゴールで勝ち越しに成功しました。ビッテンコートがドリブルでボールを長い距離運んだり、ロングボールをサライが収めたり交代選手が自分のストロングポイントを十分に活かせたことで、パターン化しつつあった攻撃にアクセントが生まれたかなと思います。この1点を守り切ったホッフェンハイムが勝ち点3を獲得して8位に浮上しました。
ヒールで華麗に勝ち越しゴールを奪ったクラマリッチ。前節の鬱憤を晴らした。
試合後コメント
・ナーゲルスマン監督
「前半は非常に積極的でチャンスも多くとても満足していました。2点目、3点目を決めなければいけないチャンスがたくさんあったと思います。
後半に入ってからは攻撃も上手くいかなくなった。僕たちがボールを保持した時は低調だったけど、敵陣深くまでプレッシャーをかけた直後に2点目が生まれました。」
・フロリアン・グリリッチュ
「今日勝つことはとても重要でした。僕たちはより早くチャンスを生かして2-0にしなければいけなかった。それでも、今日の苦しい勝利に文句は言いません。結果に満足しているよ。」