みなさん、こんにちは。
けれむです。
ついに2019/20シーズンのブンデスリーガが開幕しました!待ちに待ったこの瞬間が訪れたわけですが、現実は厳しいものでした。しかし、やろうとしていることは伝わったので成長の余地は全然ありますね。
試合データ
2019年8月18日(日) 22:30 K.O.(日本時間)
19/20 ブンデスリーガ 第1節
フランクフルト 1-0 ホッフェンハイム
会場:コメルツバンク・アレーナ
敵地での開幕戦に臨んだホッフェンハイム。
《得点者》
1' ヒンターエッガー (SGE / 1-0)
《スタッツ》
[シュート数 (枠内)]
フランクフルト:15 (8) / 枠内率 53%
ホッフェンハイム:10 (1) / 枠内率 10%
[パス数 (成功数)]
フランクフルト:248 (158) / 成功率 64%
ホッフェンハイム:568 (467) / 成功率 82%
[ポゼッション]
フランクフルト:32% / ホッフェンハイム:68%
[ファウル (オフサイド)]
フランクフルト:19 (2)
ホッフェンハイム:9 (4)
[走行距離]
フランクフルト:107.43km
ホッフェンハイム:109.15km
今節のメンバー
今節のメンバーはこのメンバーでした。
《スタメン》3-4-2-1
GK
バウマン (kicker採点: 2.5)
DF
ポッシュ (kicker採点:4.0)
フォクト (kicker採点:2.5 / 90'警告)
ビチャクチッチ (kicker採点:3.5)
MF
カデジャーベク (kicker採点:5.0)
ルディ (kicker採点:3.5)
ガイガー (kicker採点:3.0 / 71' Out)
ツバー (kicker採点:3.5)
ルップ (kicker採点:4.0 / 64' Out)
FW
スコフ (kicker採点:4.5 / 76' Out)
べブー (kicker採点:3.5)
《サブ》
GK ペントケ
DF ブレネット
DF スタフィリディス
DF ノルトヴェイト
MF サマッセク (kicker採点:- / 64' In)
FW ベルフォディル (kicker採点:- / 71' In)
DF アクポグマ
FW サライ
MF グリフォ (kicker採点:- / 76' In)
- フランクフルト
《スタメン》3-4-2-1
GK
トラップ (kicker採点:3.0)
DF
アブラーム (kicker採点:3.0)
長谷部誠 (kicker採点:3.0)
ヒンターエッガー (kicker採点:2.0 / 1得点)
MF
ダ・コスタ (kicker採点:3.5)
コーア (kicker採点:3.5 / 65' Out)
ジェルソン・フェルナンデス (kicker採点:4.0)
コスティッチ (kicker採点:2.0 / 1アシスト)
鎌田大地 (kicker採点:3.5 / 71' Out)
ガチノビッチ (kicker採点:4.0 / 88' Out)
FW
レビッチ (kicker採点:4.0)
《サブ》
GK ヴィートヴァルト
DF エンディカ
FW ヨヴェリッチ
MF トロ (kicker採点:- / 88' In)
MF ローデ (kicker採点:- / 65' In)
MF トゥーレ
DF チャンドラー
DF ドゥルム
FW パシエンシア (kicker採点:- / 71' In)
厳しい船出。
- 戦評
昨季7位に入りUEL予選に出場するなど公式戦を5試合消化したフランクフルトが、ホームに昨季9位のホッフェンハイムを迎えた一戦。試合は38秒で動く。1分にCKを得たフランクフルトはショートコーナーの流れからヒンターエッガーがボレーを叩き込んで先制に成功する。ゲームの入りに失敗したアウェイチームだったが、15分からはボールを持って攻めに転じる場面も多く見られるようになる。44分に今度はホッフェンハイムがCKを獲得すると、ショートコーナー。ガイガーのシュートがネットを揺らすもVARの結果、オフサイドでノーゴールの判定に。後半に入るとフランクフルトはホッフェンハイムのパス回しに対応して前半ほどボールを前に送らせることはさせず。ゲーム終盤にはアウェイチームにチャンス。ロングボールに抜け出したベルフォディルが華麗にループシュートを決めるもこれもオフサイドの判定。最初の1点を守り切ったフランクフルトが開幕戦を飾った。
- バウマンがブンデス通算300試合出場!
我らが守護神、オリバー・バウマンがこの試合の出場でブンデスリーガ通算300試合出場を達成しました!
3️⃣0️⃣0️⃣ ❗ Meilenstein ✔️
— TSG Hoffenheim (@tsghoffenheim) 2019年8月18日
Oli #Baumann absolviert heute sein 300. @Bundesliga_DE-Spiel! Davon bestritt er 169 für die #TSG. So ein Jubiläum wird am besten mit drei Punkten gefeiert! 🎉#SGETSG pic.twitter.com/3nLbG4PLam
フライブルクで131試合、ホッフェンハイムでは169試合に出場しての大記録達成となりました。さらに、あと31試合に出場するとホッフェンハイムの選手としてブンデスリーガ200試合出場も達成できるバウマン。これからもホッフェンハイムで!そして、おめでとう!
- もったいなかった立ち上がり。
今季もいよいよ本格的に開幕しました。今季の開幕戦はアウェイでのフランクフルト戦。昨季の嫌な思い出が頭をよぎりますが、それを払拭するためにも、いい流れに乗るためにも勝ちたいゲームでした。しかし、立ち上がり1分に先制点をセットプレーから早々に許してしまいました。昨季もこのスタジアムで同点とされた時もセットプレーからでしたし、ふわっとゲームに入ってしまったこと、集中力が欠けていたかなと思います。これに関しては選手たちも反省の言葉を口にしています。
ゲームへの入りを失敗したものの、15分あたりからは相手のプレスを掻い潜ってゴールに迫ることも何度かありましたが、如何せんシュートが枠に飛ばず。終わってみれば10本のうち枠内に飛んだのは相手GKにセーブされたスコフの直接FKのみ。少ない決定機をものにできれば、昨季のように勝負どころで勝ち切れるゲームが増えてくるわけですし、次戦以降に期待したい点です。そして、今季のチームはよくパスを回して相手を動かしてゴールを狙うスタイルということですが、ボールを持ててもシュートまでなかなか行けなかったなというのも率直な感想です。後半に入ってからは「持っている」というより「持たされている」という表現の方が適切でしたし。ただ、サイドチェンジで局面を変えたシーンなんかは1番の決定機を作れましたし面白かったです。
守備面では今季もバウマン頼みになるところが多くなりそうだなと思いました。どうしても失い方が悪いのでカウンターの餌食になりやすいなと。そうするとやっぱりバウマン、君しかいない。笑
あとは前線に上がって行ったWBの裏を何とかカバーできなければ、今節のように推進力のあるサイドの選手に好き勝手やらせてしまうよなと改めて思わされました。コスティッチ怖かった。
そして、新加入選手のデビューも大きな注目の的でした。べブーとスコフが揃ってスタメン出場。べブーは精力的にプレーしましたが、シュートシーンはありませんでした。スコフはトップだと窮屈そうに感じました。やはり本職のウィングか、せめてトップ下でのプレーが良いのかなと思いました。また、帰ってきたルディは流石の安定感。球離れも良く、周りが見えてるなと感じました。そして、サマッセク。加入して数日しか経ってないにも関わらず途中出場。目立ったプレーはありませんでしたが、早速プレーできたことは今後に向けてプラスの材料だと思います。
試合後コメント
- アルフレッド・シュロイダー監督
「全体として、フランクフルトは勝利に値しました。僕たちはゲームに上手く入れず、最初のチャンスを掴むまで15分かかってしまいました。
両方のゴールがオフサイドになってしまったのは残念でした。僕は選手たちを責めることはできない。彼らは相手を支配しようとし、勇敢にプレーして最後まで諦めませんでした。
今日は上手くやりましたが、結果だけが欠けていました。冷静を保ち、仕事を続けて次のゲームを楽しみにしています。」
- セバスティアン・ルディ
「僕たちからしてみれば悪いゲームではありませんでした。ですから、最初の1分に注意を払わずゴールを許してしまったことはとても苦い結果です。僕たちはプレーの割合が高く、支配していましたが、残念ながら得点するチャンスがありませんでした。それゆえに僕たちは負けてホームに帰ります。」
- ロバート・スコフ
「勝つためにここに来ました。僕たちは一生懸命プレーしましたが、最終的に負けてしまいました。フランクフルトはいいチームで、よく守備をしていたのでそれほど多くのチャンスはありませんでした。僕はブンデスリーガでプレーすることを夢見ていました。とても素晴らしいリーグですが、残念ながら僕のデビューは成功しませんでした。」
- ケビン・フォクト
「このように開幕するのは簡単なことではありません。パフォーマンスは長い間とても良かった。僕たちは前の方でプレーしたかったので、ずっとそうしていました。しかし、最終的に重要なのは結果です。90分間ゲームを追いかけることは難しいことです。まだやるべき事がたくさんあります。」
- オリバー・バウマン
「僕たちは相手のゴールに対して適切に警戒していませんでした。それは良くないスタートでした。僕たちはゲームで多くのリスクを取り、それを上手く処理しますが、より多くの仕事をして、新加入選手にも少し時間を与える必要があります。まだしばらく時間が必要かもしれませんが、一般的には敗戦にも関わらずいいゲームでした。」
まとめ
注目の開幕戦は序盤の失点が大きくのしかかり敗戦という結果に終わりました。調べてみたのですが、ホッフェンハイムがプロリーグに昇格して以降、(昇格当時は2部までがプロ)開幕戦を無得点で終えたのはチーム史上初の出来事だったようで…。いいシーンは作れていましたし、あとは最後の精度かなと思います。やっぱり2回ネットを揺らしながらもどちらもオフサイドの判定。正しい判定だと思いますがやりきれないですね…。(ベルフォディルの時にめちゃくちゃ喜んだので喜びを返して欲しい。笑)そして、ケガ人も何人かいて、コンディションが万全でない選手もいますが、次節はホーム開幕戦。しっかり勝利を掴んで、続く長いシーズンに向けて弾みをつけていきたいですね。
けれむ