みなさん、こんにちは。
けれむです。
失意の敗戦から1週間。2021年初勝利を掴むべく残留争い直接対決に臨んだホッフェンハイムでしたが、スコアレスドローに終わりました。
堅実な守備で今季のリーグ戦初のクリーンシートを達成。
試合データ
2021年1月16日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵23:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第16節
ホッフェンハイム 0-0 ビーレフェルト
会場:PreZeroアレーナ
《ハイライト》
Bundesliga | Honours even between Hoffenheim and Arminia Bielefeld
《得点者》
なし
《スタッツ》
・シュート数 (枠内)
ホッフェンハイム:12本 (5本)
ビーレフェルト:9本 (2本)
・パス数 (成功)
ホッフェンハイム:501本 (424本) / 成功率: 85%
ビーレフェルト:460本 (369本) / 成功率: 80%
・ポゼッション
ホッフェンハイム:53%
ビーレフェルト:47%
・ファウル (オフサイド)
ホッフェンハイム:9回 (2回)
ビーレフェルト:21回 (4回)
・コーナーキック
ホッフェンハイム:5本
ビーレフェルト:3本
※SofaScoreより。
今節のメンバー
今節のメンバーは以下の通りでした。
ホッフェンハイム
《スタメン》 System: 3-4-1-2
[GK]
バウマン (kicker採点: 3.0)
[DF]
アダムス (kicker採点: 4.0)
フォクト (kicker採点: 3.5 / 46' Out)
ポッシュ (kicker採点: 4.0)
[MF]
ガチノヴィッチ (kicker採点: 4.0 / 88' Out)
ルディ (kicker採点: 3.0)
サマッセク (kicker採点: 3.5)
ヨン (kicker採点: 4.0 / 37' 警告)
クラマリッチ (kicker採点: 2.5)
[FW]
べブー (kicker採点: 4.0)
ダブール (kicker採点: 4.5 / 79' Out)
《サブ》
ペントケ
ブレネット
ノルトヴェイト (kicker採点: 3.5 / 46' In)
ブルーン・ラーセン
ベルフォディル (kicker採点: - / 88' In)
アダムヤン (kicker採点: - / 79' In)
ボハルデ
ゲシュウィル
ビーレフェルト
《スタメン》 System: 4-1-3-2
[GK]
オルテガ (kicker採点: 3.0)
[DF]
ブルナー (kicker採点: 4.0 / 58' Out)
ピーパー (kicker採点: 3.5)
ニルソン (kicker採点: 4.0 / 77' 警告)
ラウルセン (kicker採点: 4.0)
[MF]
クンツェ (kicker採点: 3.0)
堂安律 (kicker採点: 2.5)
ハーテル (kicker採点: 3.5 / 90'+2 Out)
ヤボ (kicker採点: 4.5 / 67' Out)
[FW]
クロス (kicker採点: 5.0)
コルドバ (kicker採点: 4.5 / 67' Out)
《サブ》
リネル
ファン・デル・ホールン
ゲバウアー (kicker採点: - / 67' In)
デ・メディナ (kicker採点: 3.5 / 58' In)
スク
ソイフェルト (kicker採点: - / 90'+2 In)
ルコキ
マイアー
シプロック (kicker採点: - / 67' In)
文字通りの"痛み分け"。
戦評
残留争い直接対決となった今節、ホッフェンハイムはビーレフェルトをホームに迎えた。序盤はビーレフェルトがボールを握り、ホッフェンハイムがブロックを組んで待ち構える展開が続いたものの、次第にホッフェンハイムが相手ゴールに迫り始める。得点が生まれず迎えた後半も同じような状況が続くも決めきれず。ゲーム終盤はオープンな展開になり、互いにチャンスを迎えるも決定力を欠いたままタイムアップ。スコアレスドローに終わり、勝ち点1を分け合う結果になった。
守備は改善。しかし、攻撃は点の取り方が分からず。
今節は3-4-1-2の布陣で臨んだホッフェンハイム。負傷離脱していたルディ、5試合ぶりにスタメン出場となったダブールを起用しました。この試合で最もポジティブな要素だったのが守備でした。年明け後の2試合で7失点していた守備の早期の改善が望まれていましたが、それを実現した形になりました。序盤はビーレフェルトがボール持って、攻撃の機会をうかがっていましたが、ホッフェンハイムはしっかりと堅固なブロックを組んで、体を張るべきところは張ってシュートをほとんど打たせませんでした。終盤にスペースが生まれ始めてからはオープンな展開になり、決定機を作られてしまいましたが、今季のリーグ戦で初めてクリーンシートを達成できたことはポジティブな要素だったと思います。
堂安律とマッチアップするサマッセク。
問題は一方の攻撃です。前半はヨンとガチノヴィッチの両WBを生かしてサイドからチャンスを作ることができていました。ダブールにも2つくらい決定機がありましたが、GKの正面を突いてしまい得点には至りませんでした。後半も立ち上がりは前半と同じように攻めることができていましたが、終盤はゴールに迫る回数も減り、点の取り方が分からなくなってしまったような形になってしまいました。次の試合はすぐにやってきますが、クリーンシートで終えた守備は継続してほしいですし、攻撃はまた練習からイメージを共有する事でゴールを決められるように取り組み続けてほしいなと思いました。
左サイドで存在感。18歳の若者にチャンス到来。
セセニョンの離脱によって空いたLB、LWBのポジション。抜擢されたのは、本職が中盤の攻撃的なポジションで生粋のTSGっ子であるマルコ・ヨンでした。今節までに何度かこのような起用がありましたが、特に今節は彼の存在感が感じられるゲームでした。前半は華麗なテクニックを見せながらドリブルでDFを2枚剥がしてエリア付近まで運んだり、守備でも危険なシーンでは身を呈して防ぐなど存在感を示しました。本職では無いのにここまでのパフォーマンスを披露できるところに彼のポテンシャルの高さを感じましたし、来季からこのポジションにデイビッド・ラウムが加入する事が決まっていますが、それまでアピールを続けてポジションを確保できるように頑張ってほしい選手です。
素晴らしいプレーを見せたヨン。
試合後コメント
セバスティアン・へーネス 監督
「我々の言い訳のひとつが多くのケガ人だった。この状況はもちろん精神的に難しいけど、私はそれを精神的な問題とは言わないよ。我々に今欠けているのはいい結果だね。結果とラスト30分のパフォーマンスには満足していないよ。最初の60分はより良かった。自分たちのチャンスが多く、ビーレフェルトをゴールに近づかせなかった。アタッキングサードでは、試合に勝つためには比較的十分ではなかったね。」
セバスティアン・ルディ
「後半は説得力のある決定機を作れず、あまり目的を持ってプレーしなくなってしまった。それでも、特に前半は堅実なパフォーマンスだった。僕たちは多くのチャンスを作ったからね。そして、後ろで多くを与えなかった。これは小さな進歩だよ。僕たちにとってこれ以上簡単になることは無い。僕たちはこの状況を受け入れ、一生懸命努力し続ける必要がある。正しい方向への一歩だったね。」
モアネス・ダブール
「ゴール前の場面では運が必要な時がある。(今は)簡単な状況ではないよ。サッカーではそういう時が訪れる。しかし、僕たちはそこから抜け出せると信じているよ。」
イフラス・べブー
「試合に勝てなかったのは確かに残念だよ。前半は上手くいったけど、決定機を逃した。終盤にはビーレフェルトにもチャンスがあったので、結局は勝ち点1を受け入れなければならない。僕たちはアタッキングサードでより一貫性を保つ必要がある。そうする事でより多くのゴールを決めることができるからね。順位表では明らかに想定していた所とは別の場所にいるけど、この状況を抜け出せるだろうね。僕たちは自分たちに何ができるかを知っているし、自分自身を疑うことは無いよ。」
ステファン・ポッシュ
「何かポジティブなことを取り上げるとしたら、僕たちが失点しなかったという事実だね。僕たちは難しい状況にいることに気づいているよ。僕たちは団結する必要がある。そうすれば再び良くなるだろうね。もちろん、多くの離脱者と一緒に戦わなければならない。今日は一歩前進できたけど、まだ改善の余地があるね。」
次戦の予定
2021年1月19日(火)
🇩🇪20:30 / 🇯🇵28:30 (翌 4:30) キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第17節
ヘルタ・ベルリン (13位) vs. ホッフェンハイム (14位)
会場:ベルリン・オリンピアシュタディオン