けれむのブログ

サッカー素人の筆者が、主にドイツ・ブンデスリーガのTSG 1899ホッフェンハイムを"ゆるく""楽しく"応援するブログです。

不完全燃焼。20/21 ブンデスリーガ 第25節 0-2 シュツットガルト

みなさん、こんにちは。
けれむです。


連勝をねらって望んだシュツットガルトとのダービーマッチでしたが、攻撃の最後の質が悪く、守備も対策不足で悔しい敗戦に終わりました。


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前回対戦の悔しさを晴らせず。




試合データ

2021年3月14日(日)
🇩🇪18:00 / 🇯🇵26:00 (翌 2:00) キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第25節
シュツットガルト 2-0 ホッフェンハイム
会場:メルセデス・ベンツ・アレーナ


《ハイライト》
Bundesliga | Sasa Kalajdzic scores for seventh straight game as VfB Stuttgart beat Hoffenheim



《得点者》
15' アダムス (VfB / OG / 1-0)
64' カライジッチ (VfB / 2-0)



《スタッツ》 (SofaScore)
シュート数 (枠内)
シュツットガルト:7本 (4本)
ホッフェンハイム:16本 (5本)

パス数 (成功)
シュツットガルト:427本 (382本) / 成功率: 78%
ホッフェンハイム:564本 (472本) / 成功率: 84%

ポゼッション
シュツットガルト:42%
ホッフェンハイム:58%

ファウル (オフサイド)
シュツットガルト:14回 (1回)
ホッフェンハイム:9回 (1回)

コーナーキック
シュツットガルト:4本
ホッフェンハイム:4本


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べブーのスピードを活かせるシーンが少なかった。




今節のメンバー

今節のメンバーは以下の通りでした。

ホッフェンハイム

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《スタメン》 System: 3-5-2
[GK]
バウマン (kicker採点: 3.0)

[DF]
アダムス (kicker採点: 4.0)
グリリッチュ (kicker採点: 3.0 / 58' 警告)
リチャーズ (kicker採点: 3.5)

[MF]
カデジャーベク (kicker採点: 3.0)
サマッセク (kicker採点: 3.0 / 82' Out)
セセニョン (kicker採点: 4.5 / 11' 警告 / 59' Out)
ルディ (kicker採点: 4.0)
バウムガルトナー (kicker採点: 4.0 / 48' Out)

[FW]
べブー (kicker採点: 4.0 / 82' Out)
クラマリッチ (kicker採点: 3.5)


《サブ》
ペントケ
ダブール (kicker採点: 4.0 / 48' In)
ベルフォディル
フォクト
アダムヤン (kicker採点: - / 82' In)
スコフ (kicker採点: 4.0 / 59' In)
ヨン
ボハルデ
ラター (kicker採点: - / 82' In)


シュツットガルト

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《スタメン》 System: 3-5-2
[GK]
コベル (kicker採点: 3.0)

[DF]
マヴロパノス (kicker採点: 3.5)
アントン (kicker採点: 3.0)
ケンプフ (kicker採点: 3.0)

[MF]
ワマンギトゥカ (kicker採点: 2.0 / 88' Out / 1A)
遠藤航 (kicker採点: 3.0)
マンガラ (kicker採点: 3.0 / 43' Out)
ソサ (kicker採点: 4.0)
カストロ (kicker採点: 3.0 / 88' Out)
フェルスター (kicker採点: 4.0 / 61' Out)

[FW]
カライジッチ (kicker採点: 3.0 / 1G)


《サブ》
ブレドロウ
クリバリ (kicker採点: - / 61' In)
ディダヴィ
シュテンツェル (kicker採点: - / 88' In)
カラソル
シセ
マッシモ (kicker採点: - / 88' In)
クリモヴィッツ
アハマダ (kicker採点: 3.0 / 43' In)




不完全燃焼。

戦評

今節はシュツットガルトとのダービーマッチに臨んだホッフェンハイム。前半は全体としてお互いの様子を見合うような展開だったが、主導権を握ったのはホームのシュツットガルト。15分、ワマンギトゥカがDFの背後を取ってクロスを入れると、アダムスのオウンゴールを誘発して先制する。35分あたりからはアウェイのホッフェンハイムの時間帯に。相手ゴールに迫る機会を繰り返し作るも、ネットを揺らすまでは至らず。後半もホッフェンハイムペースでゲームが進んでいたが、64分、シュツットガルトは再びワマンギトゥカがDFの背後を取ってカウンター。最後はカライジッチが決めてリードを広げる。ホッフェンハイムはリスクを負いながらゴールを目指したが、結局ゴールを奪うことはできずにタイムアップ。勝利したシュツットガルトは5戦負けなし。敗れたホッフェンハイムは5試合ぶりの敗戦となった。


誤算の守備と、決めきれなかった攻撃。

今節のホッフェンハイムは前節と同様に3-5-2のシステムを採用しました。前節からの変更は1つで、LWBにヨンではなくセセニョンが起用されました。


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両クラブの布陣。


お互いにカウンターが得意ということもあり、牽制しながら様子を見るという展開で始まったこのゲーム。動いたのは15分でした。シュツットガルトはアントンがボールを運び、左のケンプフ、その右にポジションを取っていた遠藤へとボールを繋ぎます。ホッフェンハイムはボールの動きに合わせてブロック全体をスライドさせて対応しました。遠藤は右でフリーになっていたマヴロパノスへ。ボールを受けるとワマンギトゥカへパス。ワマンギトゥカは近づいてきたカストロとのワンツーでDFの背後を取り、自慢のスピードで振り切って簡単にボックス内へ侵入しました。落ち着いてグラウンダーのクロスを入れると、カライジッチのシュートは空振りになってしまいましたが、その奥に戻っていたアダムスに当たり、ボールはゴールに吸い込まれてオウンゴールで先制を許してしまいました。今節、LWBにヨンではなくセセニョンを起用したのは疲労考慮という面もあったと思いますが、明らかにワマンギトゥカ対策という要素が強かったと思います。そうだったのにも関わらず、簡単に突破を許して失点に直結するプレーをしてしまったのは誤算だったと言っても間違いないでしょう。


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15分のシーンの図解。


ホッフェンハイムは次第にペースを掴み始めて、相手ゴールに迫る機会を度々作りました。その中から42分のプレーをチョイスしました。シュツットガルトケンプフが前線に走り込んだカストロへロングパスを送りましたが、僅かに届かずセセニョンがボールを拾ったところからホッフェンハイムはカウンターに移行します。セセニョンは自陣まで戻ってきていたべブーにボールを預け、べブーは前に立たれた遠藤を剥がしてドリブルで前進。バウムガルトナーが前に走ったことでバイタルエリアにスペース生まれ、そこにべブーが侵入しました。バウムガルトナーへボールを預けると、相手DF2人に挟まれますが、オーバーラップしてきたセセニョンを使ってグラウンダーのクロス。これは相手にクリアされてシュートまで持ち込めませんでしたが、ホッフェンハイムらしい形でのカウンターだったと思います。


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42分のシーンの図解。


後半に入っても攻め続けるホッフェンハイムは、選手交代をしてさらに攻勢を強めようと勝負に出ました。その直後の64分に重い2点目を献上してしまいます。シュツットガルトスローインから始まったこのプレー。カストロが遠藤に出すと、サマッセクが勢いよく寄せました。ボールはスロワーのカストロの下へ再びこぼれると、クラマリッチのチェックを受けながらボールをキープ。カライジッチが降りてきてカストロに近づく一方で、ワマンギトゥカはDFの背後へ走り出していました。カストロはスコフ、グリリッチュ、クラマリッチに囲まれますが、ワマンギトゥカへスルーパス。ボールウォッチャーになっていたリチャーズの背後を簡単に取られ、3対2のカウンターの場面を作り出されてしまいました。このシーンでオフサイドラインの基準となったアダムスは、仲間の帰陣とカストロからのインターセプトを期待してディレイしていましたが、どちらも叶わずこのような場面を作られることになりました。結局、カライジッチに決められて2点ビハインドの厳しい展開になってしまいました。


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64分のシーンの図解。


ホッフェンハイムはその後も攻撃の選手を多く投入して、攻め続けて度々ゴールに迫りましたが、相手GKの好セーブや体を張ったディフェンスに阻まれてしまいゴールは奪えずタイムアップの笛を迎えました。最も警戒しなければならないワマンギトゥカのスピードを生かした攻撃で失点して難しい展開にしてしまい、攻撃では決めきれずにそのまま試合終了を向かえるという、良くなかった時期のゲームが戻ってきてしまったように思いました。ラストパスの精度、決定力といったことを向上させていかなければならないですし、相手陣内に押し込んでいる時の守備というのも改善させていかなければならないと思いました。


攻撃の中心になるも守備では…。

今節も3バックの中央でスタメンフル出場を果たしたグリリッチュ。彼の強みは長短のパスを正確に出せることで、フォクトが累積警告で欠場したブレーメン戦で代役を務めて以来、定着しています。この日も正確なパスを出してチームの攻撃を牽引しました。また、パスを出してから相手ゴール前に走り込んで相手の守備を混乱させようという意図が見られるプレーを披露したり、強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かすシーンもありました。ただ、守備面ではというと本職ではないため、本来は食いつかなくていい選手に対して、自分のポジションを捨てて食いついてしまいピンチを招き、失点に直結してしまうシーンが今節もありました。リスクを負って起用していると思いますが、フォクトが復帰したこと、チームの無敗が止まったことを考えれば、へーネス監督がグリリッチュを無理してこのポジションで起用することをやめる可能性は大いにあるのではないかなと思います。


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攻撃面では魅力的なグリリッチュ。


5試合ぶりの敗戦で遠のく上位。

5試合ぶりの敗戦を喫したホッフェンハイム。この結果、じわじわ迫りつつあった上位の背中が遠のく形になってしまいました。今節の他会場の結果と今節終了時点での順位表を確認しておきましょう。



このようになっています。7位との勝ち点差が8に開いて、微かに見えてきていたヨーロッパ出場も難しい状況になりました。また、16位との勝ち点差が9に縮まり、下位クラブの調子を見ても安心できないような状況になっています。残り9試合となりましたが、1つでも多く勝ち点を積み上げられるようにチーム全体で戦っていくしかありません。あまり上を見ず、1つずつノルマをクリアしてシーズン終了を迎えられるように頑張ってほしいなと思います。




試合後コメント

セバスティアン・へーネス 監督

「我々はゲームに必要な深さを持っていなかった。失点は我々を助けなかった。シュツットガルトはその後、カウンターをすることができた。我々はいくつかのチャンスを作り出したけど、それ以上に可能性があったね。それに今日の我々は正確ではなかった。それに取り組む必要があるよ。我々は勝ち点を獲得できるように戻る必要がある。悪いパフォーマンスじゃなかったけど、成し遂げることができなかったね。」


ロリアン・グリリッチュ

「今日はアタッキングサードで僕たちは不十分だった。僕たちは非効率的だったよ。今日のラストパス、あるいはその前のパスは正しくなかったね。90分を通してそうだった。僕たちは16本シュートを打った。それをゴールに決めなければならないんだ。僕たちはもちろんとても苛立っている。僕たちにとって苦い夜だったよ。」


イフラス・べブー

「攻撃は非効率的だった。シュツットガルトの方がゴール前で優れていたね。僕たちは間違った決断をすることが多すぎた。運を取り戻すためにも努力しなければならないね。僕たちは後半に戻ってきて攻撃的な勢いを見せた。2-0のビハインドになると、もちろんそれは難しかったね。」


セバスティアン・ルディ

「オープンなゲームだった。最初から最後までそうだったね。両チームにチャンスがあって、シュツットガルトがそれを掴んだ。僕たちは頻繁に、そして簡単にアタッキングサードに侵入したけど、ラストパスは不注意だった。それが攻撃のプレーが失敗した理由だよ。時には厳しすぎたり、柔らかすぎたり、不正確すぎたりした。そのため、残念なことにそれ以上のチャンスは無かった。その責任を負わなければならないね。」


ペジェグリーノ・マタラッツォ (シュツットガルト監督)

「開始30分でいいスタートを切り、ゲームをコントロールできた。前半最後の10分を除いて、ホッフェンハイムが支配することはほとんど無かった。その後、我々はとても落ち着き払っていて、全体として勝つに値したね。」




次戦の予定

2021年3月21日(日)
🇩🇪13:30 / 🇯🇵21:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第26節
ホッフェンハイム (11位) vs. マインツ (17位)
会場:PreZeroアレーナ




おわりに

ここまでシュツットガルト戦のレビューを書いてきました。とても悔しい敗戦となってしまいましたが、相手のストロングポイントを潰すことができなかったということを考えればこの結果は妥当だったのかなとも思います。次節は後半戦好調のマインツとホームで対戦します。ここで勝てれば残留に大きく前進できるので、絶対に勝たなければならない一戦になります。今節出た課題をこの1週間でしっかりと修正して次節のゲームに臨んで欲しいなと思います。次節こそ勝てるようにまた応援していきましょう。




けれむ