けれむのブログ

サッカー素人の筆者が、主にドイツ・ブンデスリーガのTSG 1899ホッフェンハイムを"ゆるく""楽しく"応援するブログです。

気持ちひとつに大逆転!20/21 ブンデスリーガ 第30節 3-2 ボルシアMG

みなさん、こんにちは。
けれむです。


残留に向けて前進するための勝ち点獲得と、安定し始めた守備と相手の脅威になる攻撃の両立を目指して臨んだ今節。誰も予想できなかった劇的な逆転勝利で勝ち点3を掴みました。


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劇的勝利で大きな勝ち点3を獲得したホッフェンハイム




試合データ

2021年4月21日(水)
🇩🇪20:30 / 🇯🇵27:30 (翌 3:30) キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第30節
ホッフェンハイム 3-2 ボルシアMG
会場:PreZeroアレーナ


《ハイライト》
TSG Hoffenheim - Borussia M'gladbach | 3-2 | Highlights | Matchday 30 – Bundesliga 2020/21 - YouTube



《得点者》
25' プレア (BMG / 0-1)
45'+1 ラザロ (BMG / 0-2)
48' クラマリッチ (TSG / 1-2)
60' べブー (TSG / 2-2)
65' クラマリッチ (TSG / 3-2)



《スタッツ》 (SofaScore)
シュート数 (枠内)
ホッフェンハイム:19本 (6本)
ボルシアMG:6本 (2本)

パス数 (成功)
ホッフェンハイム:506本 (411本) / 成功率: 81%
ボルシアMG:423本 (323本) / 成功率: 76%

ポゼッション
ホッフェンハイム:54%
ボルシアMG:46%

ファウル (オフサイド)
ホッフェンハイム:9回 (1回)
ボルシアMG:5回 (3回)

コーナーキック
ホッフェンハイム:5本
ボルシアMG:4本




今節のメンバー

今節のメンバーは以下の通りでした。

ホッフェンハイム

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
[GK]
バウマン (kicker採点: 3.0)

[DF]
カデジャーベク (kicker採点: 2.5 / 90' 警告 /
2A)
ポッシュ (kicker採点: 4.5 / 51' 警告)
リチャーズ (kicker採点: 3.5)
セセニョン (kicker採点: 3.5)

[MF]
サマッセク (kicker採点: 4.0)
グリリッチュ (kicker採点: 3.5 / 10' 警告)
スコフ (kicker採点: 3.0 / 63' Out)
クラマリッチ (kicker採点: 2.0 / 90'+1 Out / 2G)
バウムガルトナー (kicker採点: 2.5 / 83' Out)

[FW]
べブー (kicker採点: 2.5 / 1G)


《サブ》
ペントケ
ノルトヴェイト (kicker採点: - / 83' In)
ダブール
ベルフォディル
アダムヤン (kicker採点: - / 63' In)
ボハルデ (kicker採点: - / 90'+1 In)
ラター


ボルシアMG

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《スタメン》 System: 4-4-2
[GK]
ジッペル (kicker採点: 3.0)

[DF]
ライナー (kicker採点: 3.5 / 86' Out)
ギンター (kicker採点: 4.0)
エルヴェディ (kicker採点: 4.5)
ベンセバイニ (kicker採点: 5.0 / 68' Out)

[MF]
ホフマン (kicker採点: 5.0)
クラマー (kicker採点: 4.0 / 75' Out)
ノイハウス (kicker採点: 3.5)
ラザロ (kicker採点: 3.5 / 1G)

[FW]
テュラム (kicker採点: 2.5 / 68' Out / 1G 1A)
プレア (kicker採点: 3.5 / 68' Out / 1A)


《サブ》
グリュン
ラング
ヘアマン (kicker採点: - / 75' In)
ザカリア (kicker採点: - / 68' In)
ヴォルフ (kicker採点: - / 68' In)
トラオレ (kicker採点: - / 86' In)
ヴェント
ヤンチュケ
エンボロ (kicker採点: - / 68' In)




気持ちひとつに大逆転!

戦評

ミッドウィーク開催となった今節、ホッフェンハイムはホームでボルシアMGと対戦。序盤から好守に渡ってまずまずのパフォーマンスを披露していたホームチームだったが、25分にプレアに決められて先制を許す。さらに前半ATにもラザロにゴールを許して2点ビハインドで後半へ。反撃したいホッフェンハイムは、後半に入って48分にクラマリッチのゴールで1点を返すと、60分にはべブーのゴールでゲームを振り出しに戻す。一気に畳み掛けるホッフェンハイムは、65分にクラマリッチが再び決めて逆転に成功。このまま逃げ切ったホッフェンハイムは鮮やかな逆転勝利を収め、残留に大きく前進する勝ち点3を手にした。


生まれ変わった後半。奇跡の大逆転を呼んだ。

今節も4-2-3-1の布陣で臨んだホッフェンハイム。前節からの変更は1人で、最前線にはべブーが起用されました。試合前から言っていたように、直近2試合で上手くいかなかった攻撃面で成果を出したいという気概が伝わってくるプレーをゲーム序盤から続けました。今季ここまでを振り返ると、攻撃がいいと守備が悪く、守備がいいと攻撃が悪いとどっちつかずになってしまうゲームが多かったのですが、このゲームは比較的バランスが取れていたように思います。失点シーンはいずれも足を止めてしまった事で生じてしまいました。1点目はクラマリッチがファウルを受けたとセルフジャッジして足を止めてしまい、カウンターを受け、CBのポッシュがクリアミスしてしまい、そのまま失点しました。2点目は相手にパスカットされてから、中盤から前線の選手の切り替えが遅く、ボールを運んでいく選手に着いて行ったのがCFのべブーというまずい状況になってしまい、クロスにフリーで飛び込んだラザロに決められてしまいました。相手のチャンスはほとんど無かっただけに、前半はこの2失点したシーンが残念でした。


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同点ゴールを演出したカデジャーベクと仕留めたべブー。


前半は悪くないパフォーマンスを見せたにも関わらず、2点ビハインドで迎えた後半は、チームの生まれ変わった姿を見ることができました。このブログ後半に選手・監督の試合後コメントを載せていますが、チームで声を掛け合って鼓舞して後半を迎えていたそうです。実際にゲームを見てもそのような雰囲気を感じ取ることができました。反撃の狼煙をあげる1点目は48分、CKからこぼれ球をクラマリッチが押し込んだものでした。上手くヒットしませんでしたが、いいところに飛んでくれたゴールだったと思います。同点ゴールは60分、カデジャーベクのアーリークロスに飛び込んだべブーが合わせたものでした。少ないタッチ数で相手の左サイドを攻略した美しいものでした。逆転ゴールは65分、右サイドを突破したカデジャーベクのグラウンダーのクロスを、クラマリッチが豪快に蹴り込んだものでした。0-2から逆転するシチュエーションに合ったスカッとするゴールでしたし、ふかさずに正確に蹴り込むことができるところにクラマリッチの技術の高さを見ることができました。その後も相手ゴールに迫るシーンを何度か作り、追加点を奪うことはできませんでしたが、危なげなくゲームを締め括りました。直近2試合の戦いも悪くなかったですが、このゲームのようなパフォーマンスを継続していければある程度の結果を残せるようになるのかなと思います。ナイスゲームでした。


"エースたる所以"を示した2ゴール。

2ゴールを奪い、逆転勝利の立役者となったクラマリッチ。最近は低調なパフォーマンスが続いていて、ゴールからも遠ざかっていましたが、1点取れたことで再びいい波に乗ることができたのではないかなと思います。最近のパフォーマンスには現地ファンからは批判的な声も上がっていました。実際に彼が低調なパフォーマンスに終わった直近のゲームは勝てていなかったので、批判を受けても仕方なかったのかもしれません。ただ、この日の彼はそれを払拭する活躍だったと思います。こういう苦しいゲームでゴールを決め、チームを勝たせてくれるのが"エースストライカー"だと思います。まさに、彼がこのチームのエースである所以を示した2ゴールだったと思います。


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見慣れたこのパフォーマンスを見るのも実に6試合ぶり。


残留へ大きく前進する勝ち点3。

6試合ぶりの勝利を収めたホッフェンハイム。この勝利で、今季はボルシアMGに対してシーズンダブルを達成したことになります。また、ボルシアMGに対して2点ビハインドから勝ち点を獲得したのは今回が初めてではないそうです。2部時代に1度(1勝)、1部昇格後には3度(1勝2分)あり、今回が通算5度目になります。ホッフェンハイムにとって縁起のいい得意なゲーム展開だったのかもしれません。笑 なお、この試合でスコフがブンデスリーガ通算50試合出場を達成しています。おめでとう!ということで、今節の他会場の結果と今節終了時点での順位表を確認しておきましょう。



ホッフェンハイムは今節勝利したことで勝ち点を35に伸ばして、順位を1つあげて11位にしています。2試合未消化の16位ヘルタ・ベルリンとの勝ち点差は9に広がり、残留に大きく前進することができました。自動降格の可能性を減らすことができたのはとても良かったと思います。今節は15位ビーレフェルトが最下位のシャルケに勝利したことで、シャルケの最下位と降格が決まりました。また、マインツブレーメンの残留争い直接対決はマインツが制して13位に浮上した一方で、敗れたブレーメンは6連敗となっています。上位はバイエルンが優勝に王手をかけ、4位フランクフルトまでのクラブは6位以内が確定して、来季の欧州カップ戦出場が決まっています。




試合後コメント

セバスティアン・へーネス 監督

「我々も前半の45分は良いパフォーマンスをした。あの時点でのスコアラインは冗談のようなものだった。我々はゴール前でもう少し信念を示す必要があった。選手たちはずっと自分たちを信じていたし、2-1になってからは本当に上手くいった。我々は90分間いい試合をした。今日は2失点したことが気がかりだ。後半に3点奪ったことで勝利に相応しい結果になった。今日の勝利はとても感動的だった。選手たちを誇りに思う。土曜日には休養をとったフライブルクとの難しい試合がある。このパフォーマンスをさらに高めていかなければならない。」


オリバー・バウマン

「直近2試合は決して悪いものではなかったが、もっと前に出る必要があった。前半は基本的なことはできていたが、フィニッシュがまた足りなかった。また、今回もいけない2失点をしてしまった。このような状況に耐える準備ができていなかった。ハーフタイムでは、いいプレーができていたのに2-0で負けていたことに腹を立てていた。それを受け入れたくなかった。後半は信じられないようなプレーをして、勝利に値するものになった。」


ロリアン・グリリッチュ

「ドレッシングルームでとても喜んでいた。たとえ2-0でハーフタイムを迎えたとしても、僕たちは90分間いい試合をした。ゲームを支配していたのに、ゴールに結びつけることができていなかった。僕たちはハーフタイムに、自分たちの努力を報いる必要があると言った。監督は最後のひと押しをしてくれた。そして、最後には完全に勝利を手にすることができた。」


アンドレイ・クラマリッチ

「今日は重要な勝ち点3になった。僕たちより下のチームは全て勝っていた。2-0でリードされた後は簡単ではなかったが、自分たちを信じて個性を発揮した。チームを誇りに思うし、とても幸せだ。フライブルクでは、このパフォーマンスをさらに高めていきたいと思っている。」


クリス・リチャーズ

「先週のレバークーゼン戦とライプツィヒ戦では良いパフォーマンスを出せた。2-0で折り返したあと、僕たちは前半の45分で何が間違っていたのかを分析した。その後は上手くいった。僕たちは3ゴールを奪い、勝利に相応しい結果を得ることができた。」


マルコ・ローゼ (ボルシアMG監督)

「今日は勝って成功を収めたかったが、負けて当然だった。選手たちはイングリッシュウィークに全力でプレーした。しかし、残念ながら今日は順位を上げられなかった。次の試合でいい結果を残せるようにパフォーマンスを向上させる必要がある。」




次戦の予定

2021年4月24日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第31節
フライブルク (9位) vs. ホッフェンハイム (11位)
会場:シュヴァルツヴァルト・シュタディオン




おわりに

ここまでボルシアMG戦のレビューを書いてきました。攻めに攻めて決められず、相手に少ないチャンスを仕留められるという今季よくある展開でしたが、チームがひとつになって苦境を乗り越えて掴んだ勝利は格別だったなと思います。次節はアウェイでフライブルクと対戦します。フライブルクは今節のゲームが延期になってしまったため、日程面で差がある中での対戦となります。それでも、今節のようなパフォーマンスを基にして、より良くしていく努力を少ない日数でしていくことで再びいい結果を得られると思います。また勝ちゲームを見られるように応援していきましょう。




けれむ