みなさん、こんにちは。
けれむです。
前節は劇的な逆転勝ちを収めたホッフェンハイム。今節は連勝をかけてアウェイでフライブルクとのバーデン・ダービーに臨みます。
前回対戦は、前半で勝負を決められてしまったホッフェンハイム。
試合データ
2021年4月24日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第31節
フライブルク (9位) vs. ホッフェンハイム (11位)
ハッシュタグ:#SCFTSG
会場:シュヴァルツヴァルト・シュタディオン
《放送》
スカチャン5 (Ch.585)
スカパー!サッカーオンデマンド
ブンデスリーガLIVE
※ 英語コメンタリーでの放送。
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《オッズ》 (tipico)
フライブルク勝利:2.55
引き分け:3.50
ホッフェンハイム勝利:2.65
《過去の対戦成績》
1部:5勝 9分 7敗
2部:1勝 0分 1敗
ポカール:0勝 1敗
《前回対戦の結果》
2021年1月2日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵23:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第14節
ホッフェンハイム 1-3 フライブルク
会場:PreZeroアレーナ
[得点者]
7' サンタマリア (SCF / 0-1)
34' グリフォ (SCF / PK / 0-2)
42' アダムス (SCF / OG / 0-3)
58' べブー (TSG / 1-3)
[プレビュー&レビュー]
浮上の2021年に。20/21 ブンデスリーガ 第14節 vs.フライブルク - けれむのブログ
悪夢の45分。20/21 ブンデスリーガ 第14節 1-3 フライブルク - けれむのブログ
《トピックス》
・フライブルクが誇る"魔境"
今節ゲームが行われるフライブルクのホームスタジアムであるシュヴァルツヴァルト・シュタディオン。フライブルクはこのカードをホームで戦って、09/10シーズンと18/19シーズンの2度しか敗れていません(6勝4分2敗/ポカール含む)。ホッフェンハイム以外にもこのスタジアムを苦手とするクラブが多い"魔境"ですが、その雰囲気を作り出すサポーターの姿が今回はありません。過去の成績通りの結果になるのか、それを覆すのか注目です。
・バーデン・ヴュルテンベルク州の覇権の行方は…
今季、ブンデスリーガには3つバーデン・ヴュルテンベルク州にホームタウンを置くクラブが所属していますが、その覇権の行方に注目が集まります。現時点でトップなのがフライブルクで、勝ち点40の9位。続いてシュツットガルトの勝ち点37で10位。そのすぐ後ろにホッフェンハイムが着けているという状況です。昨季まで7シーズン連続でホッフェンハイムが覇権を握っていますが、同じ州のライバル同士、覇権をかけた意地のぶつかり合いに注目です。
チームニュース
・逆転負けで残留争いは一歩後退。
トップチームと同様にミッドウィークにリーグ戦を戦ったU23チーム。アウェイでシュツットガルトⅡと対戦しました。後半開始早々にゲシュウィルのゴールで先制しましたが、70分と77分に続けてゴールを許して逆転負けを喫しました。順位は18位に後退して、残留圏との勝ち点差は2に広がっています。
《TSGアカデミー/女子チームの試合結果》
[U23 / レギオナルリーガ南西]
4月20日 ✕ 1-2 シュツットガルトⅡ
・U19とU17はシーズン終了。
23日、DFB(ドイツサッカー協会)は10月から中断していたジュニア・ブンデスリーガAとBのシーズンを継続しないことを発表しました。また、今季はキャンセルされたことになり、チャンピオンチームも降格チームも存在しないことになります。これにより、TSGホッフェンハイムのU19チームとU17チームの今季は終了になりました。
・シーズン終盤に2段階の検疫実施へ。
DFL実行委員会は、ブンデスリーガの1部と2部の最後の3試合について、2段階の検疫を行うことを発表しました。これは、ティム・マイヤー教授が率いるスポーツ医学・特別試合運営タスクフォースが、サッカー委員会と協議した上で勧告に従ったものです。クラブはこの決断を支持すると表明しています。2段階のステップを踏むことになりますが、1段階目はライセンスチーム(選手)、コーチングチーム、チームサポートスタッフなど、定期的にPCR検査プログラムに含まれる人々のグループは5月3日から自宅環境、トレーニンググラウンド、スタジアムの3ヶ所に滞在が限定されます。2段階目として、5月12日からは、全36クラブの該当者がPCR検査で陰性となった後、最短で24時間のうちに隔離合宿に入ります。これは、最終節の試合終了まで各クラブに対して義務付けられています。これにより、第33節と第34節の2試合については隔離合宿の期間に入っていることになります。
Zweistufige Quarantäne für die letzten drei Spieltage ℹ️
— TSG Hoffenheim (@tsghoffenheim) 2021年4月22日
Das "Quarantäne-Trainingslager" dient dazu, den Spielbetrieb abzusichern und sicherzustellen, dass Spieler, Trainerteam sowie Betreuerstab im genannten Zeitraum nur untereinander Kontakt haben.#TSG
黒い森の"魔境"に挑む。
今季最後の"バーデン・ダービー"。
今季のブンデスリーガは、バーデン・ヴュルテンベルク州にホームタウンを置くクラブが3つあります。今節対戦するホッフェンハイムとフライブルクの両クラブと、今季2シーズンぶりに1部に復帰したシュツットガルトの3クラブです。フライブルクとシュツットガルトによる対戦は既に終わっており、フライブルクがシーズンダブルを達成しています。また、ホッフェンハイムとシュツットガルトの対戦も終了しています。つまり、今季のバーデン・ダービーはこのゲームが最後ということになります。このカードの前回対戦を含め、フライブルクが3戦3勝を収めている今季のバーデン・ダービー。ホームチームが全勝で飾るのか、アウェイチームが待ったをかけるのか。注目のゲームは日本時間4月24日(土)22:30キックオフです。
残留に向けてチーム一丸。
前節は後半に2点差を一気にひっくり返して、6試合ぶりの勝利を手にしたホッフェンハイム。降格の危機に瀕してから上位陣との3連戦がありましたが、1勝2分の無敗で乗り切って勝ち点5を積み上げました。今節の相手であるフライブルクもヨーロッパを争うチームのため難しいゲームになる事が予想されますが、前節のような戦いができれば勝ち点3を狙える相手です。ただ、気がかりなのが今節ゲームが行われるシュヴァルツヴァルト・シュタディオンでの相性です。ホッフェンハイムは2部時代からこのスタジアムでゲームを行っていますが、先述の通り、僅かに2勝しかできていません。この相性の悪いスタジアムで勝ち点3を手にすることで残留をほぼ手中に収めるだけでなく、悪いイメージの払拭にも繋げていきたい今節です。
前節の勝利の勢いそのままに今節も勝ち点3を掴みたい。
ヨーロッパ出場のためにはひとつも落とせない。
今季もヨーロッパ争いに加わる戦いぶりを見せているフライブルク。ただ、安定した戦いを見せた昨季とは打って変わって、いい時期と悪い時期を繰り返しながら勝ち点40を積み重ねて9位に着けています。チームを率いるクリスティアン・シュトライヒ監督は現在のブンデスリーガの監督の中では最長の11年目を迎え、3-4-3や4-4-2など相手によってシステムを変えながら戦える成熟したチームを作り上げました。ヨーロッパ出場のためにはもう負けられないフライブルク。1試合未消化ですが、6位との勝ち点差は7となっていて、ひとつでも落としてしまうとヨーロッパは非現実的なものになってしまいます。上位陣に食らいつくためにも絶対に勝ちたい一戦です。
前節は対戦相手のヘルタ・ベルリンが新型コロナウイルスの影響で隔離措置を取っているため延期となりました。そのため、前回のゲームは1週間前のシャルケ戦に遡ります。このゲームには3-4-3の布陣で臨んだフライブルク。このチームの強みである堅守速攻はこの試合でも健在でした。最終ラインから繋いで行こうとしても、全員が守備意識を高く持っているので、コースを切りながら連動してプレスをかけてボールを奪い、カウンターに移るシーンが度々ありました。今季のホッフェンハイムはプレスを受けると面食らってしまうことが多いので、余裕を持ってプレーしたいところです。次にどのようにゴールを狙っていくかと言われれば、こちらもカウンターのような縦に速い攻撃を狙いたいところです。フライブルクが3-4-3を採用した場合は、WBが高い位置を取るため、その背後を取ってサイドから攻め込む形が一番チャンスになるのかなと思いました。前節、ホッフェンハイムはカデジャーベクがクロスで2アシストしましたが、そのような形を作れれば勝機を見いだせると思います。
プレスカンファレンス
セバスティアン・へーネス 監督
― グラードバッハ戦の勝利について。
「重要な勝利を手にしたことで、我々にとって素晴らしい夜になった。我々は諦めず、自分たちを信じ続けた。後半には、自分たちに相応しい結果を得ることができた。この結果をもとにして、次の試合でも勝ち点を稼ぎたいと思っている。」
― 今節のスカッドについて。
「あまり変化は無い。長期離脱者はまだ出場できない。ルディ、ヨン、アクポグマ、ガチノヴィッチは土曜日のゲームに出場できない。サマッセクは足を少し痛めているので様子を見なければならず、フォクトは再びチームと練習した。」
― 対戦相手のフライブルクについて。
「フライブルクはとてもタフな相手で、カウンターがとても強力だ。彼らは今週ゲームが無かったので、フレッシュな状態で臨めるだろう。今季のチームは2度ほど調子の上がらない時期があったが、それを乗り越えて再び上位にアタックできるようになった。」
― 土曜日の試合について。
「ここ3試合のパフォーマンスで、我々は正しい道を歩んでいる。そのおかげでいくつか勝ち点も獲得できた。フライブルク戦では、ここ数試合で見せたクオリティが必要だ。すぐに準備をして、警戒しなければならない。この勢いを維持したいと思っている。」
― 隔離トレーニングキャンプについて。
「試合が行われ、シーズンが予定通り終わる可能性が高まるので、私はこの決定を歓迎している。」