みなさん、こんにちは。
けれむです。
連勝を目指して臨んだホッフェンハイム。苦手なスタジアムでのアウェイゲームで先制に成功しましたが、後半に追いつかれてドローに終わりました。
と
惜しくもドローに終わったホッフェンハイム。
試合データ
2021年4月24日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第31節
フライブルク 1-1 ホッフェンハイム
会場:シュヴァルツヴァルト・シュタディオン
《ハイライト》
SC Freiburg - TSG Hoffenheim | 1-1 | Highlights | Matchday 31 – Bundesliga 2020/21 - YouTube
《得点者》
40' クラマリッチ (TSG / 0-1)
81' グリフォ (SCF / PK / 1-1)
《スタッツ》 (SofaScore)
・シュート数 (枠内)
フライブルク:14本 (6本)
ホッフェンハイム:17本 (4本)
・パス数 (成功)
フライブルク:442本 (354本) / 成功率: 80%
ホッフェンハイム:465本 (391本) / 成功率: 84%
・ポゼッション
フライブルク:48%
ホッフェンハイム:52%
今節のメンバー
今節のメンバーは以下の通りでした。
ホッフェンハイム
《スタメン》 System: 4-2-3-1
[GK]
バウマン (kicker採点: 2.5)
[DF]
カデジャーベク (kicker採点: 4.0)
ポッシュ (kicker採点: 3.0 / 46' Out)
リチャーズ (kicker採点: 3.0 / 77' Out)
セセニョン (kicker採点: 3.0)
[MF]
サマッセク (kicker採点: 3.5 / 59' 警告)
グリリッチュ (kicker採点: 2.0)
スコフ (kicker採点: 3.0 / 61' Out)
クラマリッチ (kicker採点: 2.5 / 1G)
アダムヤン (kicker採点: 3.0 / 61' Out)
[FW]
べブー (kicker採点: 2.5 / 48' 警告 / 1A)
《サブ》
ペントケ
ノルトヴェイト (kicker採点: 3.0 / 46' In)
ダブール
バウムガルトナー (kicker採点: - / 61' In)
ベルフォディル
フォクト (kicker採点: - / 77' In)
ボハルデ
ラター (kicker採点: - / 61' In)
フライブルク
《スタメン》 System: 3-4-3
[GK]
ミュラー (kicker採点: 3.0)
[DF]
ラインハート (kicker採点: 3.5)
シュロッターベック (kicker採点: 4.5 / 50' 警告 / 68' Out)
ハインツ (kicker採点: 3.5)
[MF]
シュミット (kicker採点: 4.0)
カイテル (kicker採点: 4.0 / 68' Out)
へフラー (kicker採点: 3.5)
ギュンター (kicker採点: 4.0)
[FW]
サライ (kicker採点: 4.0 / 68' Out)
デミロヴィッチ (kicker採点: 3.0 / 90'+1 Out)
ヘーラー (kicker採点: 4.5 / 77' Out)
《サブ》
ウプホフ
グルデ (kicker採点: - / 68' In)
キュブラー
ペーターゼン (kicker採点: - / 77' In)
ハベラー
クォン・チャンフン
チョン・ウヨン (kicker採点: - / 90'+1 In)
グリフォ (kicker採点: - / 68' In / 1G)
テンペルマン (kicker採点: - / 68' In)
"魔境"で掴んだ勝ち点1。
戦評
今月最後のゲームとなった今節、ホッフェンハイムはアウェイでフライブルクと対戦。逆転を果たした前節の後半のようなプレーを前半から披露したホッフェンハイムは、40分にクラマリッチのゴールで先制に成功する。後半も度々チャンスを迎えるも決められずにいると、次第にペースはフライブルクに。81分にはPKを献上して、これをグリフォに決められそのままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果に終わった。
次第に主導権を握られて苦しい展開に。
今節も4-2-3-1の布陣で臨んだホッフェンハイム。中2日でのゲームでしたが、メンバー変更は1人のみで、バウムガルトナーに代わってアダムヤンが起用されました。ゲームは序盤からオープンな展開で、どちらに転んでもおかしくない様相で時計の針が進みました。25分あたりからはホッフェンハイムがゲームの流れを掴み、攻め立てる時間が続きました。攻勢を強めたチームの想いが結実したのが40分、自陣から相手の高いDFラインの背後にスルーパスを通すと、べブーが自慢のスピードを生かして、相手のCBシュロッターベックを置き去りにしてクロス。エリア内にポジションを取っていたクラマリッチは、マークに着いていたDFを絶妙な動き出しで剥がしてフリーでヘディングを叩き込んで先制に成功しました。べブーのクロスは体勢を少し崩しながらでしたが、GKの頭上を越えて、かつクラマリッチが合わせやすいポイントに落とす絶妙なクロスでしたし、決めたクラマリッチも素晴らしかったです。このままハーフタイムを迎えました。
クラマリッチは今季17ゴール目を記録。
後半に入っても前半の勢いそのままに攻め立てるホッフェンハイム。60分あたりにはスコフの直接FK、アダムヤンに続けて決定機が訪れるなどリードを広げるチャンスが多くありましたが、決められませんでした。すると、フライブルクも反撃に出ます。77分、フライブルクが反撃に出て最も攻勢を強める時間帯でリチャーズが負傷交代を余儀なくされ、ケガからの復帰となったフォクトが投入されました。すると、彼のファーストプレーはPKを献上するファウルになってしまいました。エリア内でのこぼれ球を相手に触られないようブロックしていましたが、デミロヴィッチが強いフィジカルを生かして体を入れ替えようとしてきたため、クリアしようとした際に相手の足を蹴ってしまったものでした。これをグリフォに決められて同点になりました。ゲーム最終盤にもホッフェンハイムは再びチャンスをいくつか作ったものの決められず。内容的には勝ち点3を取れるものでしたが、残留争いにおいては貴重な勝ち点1を掴みました。
久々のスタメン出場。存在感は示した。
今季初のスタメン出場を果たしたアダムヤン。彼のスタメン出場は昨季の第16節ウニオン・ベルリン戦以来で、実に1年4ヶ月ぶりでした。左サイドハーフでのプレーとなりましたが、本来はウィンガーの彼は積極的にボールに絡んで攻撃を活性化させていました。また、守備でも積極的にプレッシャーをかけるために走り回っていました。61分に交代となりましたが、交代する直前には2つ決定機があり、相手の脅威になりました。アマチュアからドイツ1部まで出世を果たしたシンデレラストーリーを歩んできたアダムヤン。その後はケガや新型コロナ感染に泣いた数ヶ月を乗り越えて今があります。今後の更なるシンデレラストーリーの続きに期待が膨らみます。
今節も勝ち点獲得。残留へさらに前進。
今節、アウェイで引き分けて4戦負け無しとしたホッフェンハイム。苦手とするアウェイでのフライブルク戦で貴重な勝ち点を獲得しました。今節の他会場の結果と今節修了時点での暫定順位表を確認しておきましょう。
Unpredictability 🤝 #Bundesliga
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) 2021年4月25日
An incredible weekend of action filled with 2️⃣7️⃣ goals comes to a close! 😵 pic.twitter.com/YK1K7MiLAm
It's not over until it's over. 👀
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) 2021年4月25日
Show us how you're feeling about your #Bundesliga side's position after MD31... 📊👇 pic.twitter.com/a9Wj4YRTef
金曜日に行われたアウクスブルクとケルンの直接対決はケルンが勝利し、マインツがバイエルンを撃破するサプライズもありましたが、試合が延期となったヘルタを除くその他のクラブは勝ち点を積み上げることができませんでした。来週はDFBポカール準決勝が行われるため試合がありませんが、現地5/3(月)に延期になっていたマインツとヘルタのゲームが行われ、このゲームにマインツが勝つと残留が決定します。ホッフェンハイムとしては、残り3試合が降格の決まったシャルケ、ビーレフェルト、ヘルタと続くためまだまだ最後まで分からないという展開が続きます。
試合後コメント
セバスティアン・へーネス 監督
「イングリッシュウィークの後、良いスタートを切ることが重要だった。序盤はオープンなゲームだったが、その後は調子が上がり、後半もリードすることができた。残念ながら、2点目を奪えなかった。その後、フライブルクがプレッシャーをかけてくるのは明らかだった。残念ながら、PKで追いつかれてしまった。パフォーマンスには満足しているが、結果には満足していない。」
アンドレイ・クラマリッチ
「結果には満足していない。僕たちの方が優れていたからだ。しかし、同時に満足している。いいパフォーマンスをしたから。僕はピッチ上で多くのポジティブなものを見たから満足できる。これでまた一歩前進した。最後のゲームではこれを基にしなければならない。」
フロリアン・グリリッチュ
「フライブルクで勝ち点1を獲得できたのは良い結果だ。しかし、プレーのバランスを考えれば、僕たちが勝ち点3を得るべきだった。僕たちはとても良く守り、ほとんど何も与えなかった。しかし、残念ながら2-0にすることはできなかった。」
オリバー・バウマン
― 試合後コメント
「この結果は残念なもので、勝ち点2を落としてしまった。一般的には勝ち点1でいいのだが、終盤に何度かチャンスがあったので、ゴールを奪うべきだった。だからこそこの結果は悔しいが、パフォーマンスが良かったのは良かった。僕たちはここで勝つべきだった。」
― 今季限りで退任するマヌエル・グレーフェ主審について。
「ブンデスリーガの選手で、彼が来季もピッチに立つのを見たくない人はいないと思う。彼はとても優秀で、とても明晰で、コミュニケーション能力が高く、多くの優れた決断を下す。僕の目には、彼が何歳になっても続けるべきだというように映っている。」