けれむのブログ

サッカー素人の筆者が、主にドイツ・ブンデスリーガのTSG 1899ホッフェンハイムを"ゆるく""楽しく"応援するブログです。

仕返し成功で残留決定!20/21 ブンデスリーガ 第32節 4-2 シャルケ

みなさん、こんにちは。
けれむです。


2週間ぶりのリーグ戦となった今節、ホッフェンハイムはホームでシャルケに逆転勝ちを収めて、見事に今季のブンデスリーガ残留を決めました。


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見事な逆転勝ちを収め、ホームで残留を決めたホッフェンハイム




試合データ

2021年5月8日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第32節
ホッフェンハイム 4-2 シャルケ
会場:PreZeroアレーナ


《ハイライト》
TSG Hoffenheim - FC Schalke 04 | 4-2 | Highlights | Matchday 32 – Bundesliga 2020/21 - YouTube



《得点者》
12' ウート (S04 / 0-1)
42' ムスタフィ (S04 / 0-2)
47' クラマリッチ (TSG / 1-2)
51' アクポグマ (TSG / 2-2)
60' バウムガルトナー (TSG / 3-2)
64' べブー (TSG / 4-2)



《スタッツ》 (SofaScore)
シュート数 (枠内)
ホッフェンハイム:21本 (12本)
シャルケ:6本 (3本)

パス数 (成功)
ホッフェンハイム:559本 (491本) / 成功率: 88%
シャルケ:338本 (262本) / 成功率: 78%

ポゼッション
ホッフェンハイム:62%
シャルケ:38%

ファウル (オフサイド)
ホッフェンハイム:12回 (3回)
シャルケ:12回 (1回)

コーナーキック
ホッフェンハイム:9本
シャルケ:3本




今節のメンバー

今節のメンバーは以下の通りでした。

ホッフェンハイム

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《スタメン》 System: 4-2-3-1
[GK]
バウマン (kicker採点: 3.0)

[DF]
カデジャーベク (kicker採点: 3.5)
ポッシュ (kicker採点: 4.0)
アクポグマ (kicker採点: 2.5 / 1G)
セセニョン (kicker採点: 3.5)

[MF]
サマッセク (kicker採点: 3.5 / 83' Out)
グリリッチュ (kicker採点: 3.0 / 1A)
スコフ (kicker採点: 4.0 / 46' Out)
クラマリッチ (kicker採点: 1.5 / 1G 2A)
バウムガルトナー (kicker採点: 2.5 / 89' Out / 1G)

[FW]
べブー (kicker採点: 2.5 / 83' Out / 1G)


《サブ》
ペントケ
ルディ (kicker採点: - / 83' In)
ベルフォディル
ガチノヴィッチ (kicker採点: - / 89' In)
フォクト
アダムヤン (kicker採点: 2.5 / 46' In / 62' 警告)
ボハルデ
ラター
バイアー (kicker採点: - / 83' In)


シャルケ

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《スタメン》 System: 3-5-2
[GK]
フェアマン (kicker採点: 4.0)

[DF]
ベッカー (kicker採点: 5.0)
ムスタフィ (kicker採点: 4.5 / 1G)
オツィプカ (kicker採点: 5.0 / 1A)

[MF]
シェプフ (kicker採点: 4.5 / 73' Out)
フリック (kicker採点: 4.0)
コラシナツ (kicker採点: 5.0)
セルダル (kicker採点: 4.5 / 35' 警告 / 68' Out / 1A)
アリ (kicker採点: 5.0 / 73' Out)

[FW]
ウート (kicker採点: 4.0 / 55' 警告 / 85' Out / 1G)
フンテラール (kicker採点: 5.5 / 85' Out)


《サブ》
レノウ
ラマン
パシエンシア
エゼー
スクリプスキ (kicker採点: - / 73' In)
メルジャン (kicker採点: - / 85' In)
ボツドアン (kicker採点: - / 68' In)
ホッペ (kicker採点: - / 85' In)
カパロス (kicker採点: - / 73' In)




仕返し成功で残留決定!

戦評

2週間ぶりのリーグ戦となった今節、ホッフェンハイムはホームでシャルケと対戦。ゲームの入りは悪くなかったホッフェンハイムだったが、12分に不用意なプレーから先制を許す。42分にも追加点を許す苦しい展開でハーフタイムへ。後半に入り47分にクラマリッチの直接FKで1点を返すと、51分、60分と立て続けにゴールを奪い逆転に成功。64分にもゴールを奪ってゲームを決めたホッフェンハイム。2試合ぶりの勝利を収め、ブンデスリーガ残留を決めた。


低調な前半から一転。セットプレー3発で大逆転。

2週間ぶりのゲームとなった今節も4-2-3-1の布陣で臨んだホッフェンハイム。ケガで欠場となったリチャーズに代わってアクポグマ、LMにはバウムガルトナーが先発復帰を果たしました。ゲームの入りは悪くなかったホッフェンハイム。立ち上がりの5分に相手守備陣を巧みに崩して、最後はGKを躱して無人のゴールに蹴り込むシーンを作り出しましたが、オフサイドの判定で得点は認められませんでした。しかし、このプレー以降は酷い前半を過ごす事になってしまいました。12分、自陣でハイボールの処理を連続で誤って低い位置で相手にボールの所有権が移ると、ボールを運ばれ、高い位置を取っていたセセニョンの背後のスペースからエリア内への侵入を許し、ウートに仕留められて先制を許しました。さらに42分にはCKからムスタフィに完全に競り負けてゴールに叩き込まれてしまいました。一方の攻撃も期待できたのがスコフの強烈な左足による直接FK程度で、今季の中でもワーストと言ってもいい前半45分を過ごしてしまいました。


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逆転勝利を演出したクラマリッチ


後半開始からスコフに代えてアダムヤンを投入したホッフェンハイム。それに伴い、2列目から前の並びをガラッと入れ替え、最前線にクラマリッチ、2列目は右からべブー、バウムガルトナー、アダムヤンという並びに変更しました。すると、このチームのストロングポイントである右サイドが前半に比べて流動的になり、ゴールに迫る回数を格段に増やすことができました。反撃の狼煙をあげたのは47分、ゴール正面からやや左寄りの位置からクラマリッチが完璧な直接FKを蹴り込んで1点差に迫りました。続く51分には、右からのCKにアクポグマがニアで合わせると、綺麗な放物線を描きながらボールはファーサイドのサイドネットを揺らして同点。さらに60分には、右サイドからのFKをバウムガルトナーがニアで合わせて逆転に成功しました。セットプレー3発で見事に逆転に成功したホッフェンハイムですが、相手のシャルケはセットプレーの守備を苦手としていました。今季80失点のうち1/4にあたる20失点がセットプレーによるものだったというデータ通り、相手の弱みに漬け込んだ逆転劇だったと言えるでしょう。64分にもグリリッチュとアダムヤンのワンツーで左サイドを崩して、折り返しをべブーが左足で強烈ボレーを叩き込んでゲームを決めたホッフェンハイム。後半の内容は今季でもトップクラスの出来で、ハーフタイムに修正してゲームを立て直す様はナーゲルスマン時代のことを思い出させるものでした。この結果、見事に2試合を残してブンデスリーガ残留を決めました。


"クラブレコードタイ"と"ブンデスリーガ初"。

この試合でゴールを決めたクラマリッチとアクポグマ。ゲームを振り出しに戻したのはこの2人でした。反撃の狼煙をあげるゴールを決めたクラマリッチ。彼のゴールは今季のリーグ戦で18点目でした。これはホッフェンハイムブンデスリーガ初年度である、08/09シーズンにヴェダド・イビシェビッチが記録したクラブレコードに肩を並べるゴールになりました。また、2016年1月に加入してからブンデスリーガ通算80点目となり、同期間では1位のレヴァンドフスキが168点、2位のヴェルナーが81点となっていて、これに次ぐ位置に着けていることになります。そして、クラマリッチのアシストで同点ゴールを記録したアクポグマ。彼は今季のDFBポカール2回戦のフュルト戦でTSGのトップチームでの初ゴールを記録していますが、この試合のゴールが彼にとってのブンデスリーガ初ゴールになりました。このゴールでゲームを振り出しに戻して、結果的にチームの勝利に繋がったので非常に価値があり、彼にとっても思い出に残るゴールになったのではないでしょうか。残り2試合、彼らの更なる活躍に期待です。なお、この2選手はkickerが選ぶ今節のベストイレブンに選出されており、クラマリッチはBildとSportschauにおいても今節のベストイレブンに選出されています。おめでとう!





2試合残して残留決定。

ホッフェンハイムは、今節の逆転勝利で勝ち点を39に伸ばして、2試合を残してブンデスリーガ残留を決めました。今節の他会場の結果と今節終了時点での順位表を確認しまておきましょう。



先にゲームを行った2位のライプツィヒドルトムントに敗れたため、首位のバイエルンがゲームを行う前に優勝が決定して9連覇を成し遂げました。昨季ほどではありませんでしたが、圧倒的だったのは確かですし、彼らが優勝に相応しいと思います。おめでとうございます。


そして、ホッフェンハイムの残留が決定した経緯をお伝えします。ホッフェンハイムは今節勝利して11位、勝ち点39としました。この時点で、今節終了時点で17位ケルンの最大勝ち点が35、16位ビーレフェルトと14位ブレーメンの最大勝ち点が37、1試合未消化の15位ヘルタ・ベルリンの最大勝ち点が40、13位アウクスブルクの最大勝ち点が39、12位マインツの最大勝ち点が42となっています。ホッフェンハイムは現在11位のため、仮に残り2試合全敗して、残留争いのライバルが最大勝ち点を稼いだ場合(直接対決は考慮せずに最大値のみを見る)でも、マインツヘルタ・ベルリンに勝ち点で抜かれ、アウクスブルクと勝ち点で並ぶだけとなり、順位を落とすとしても残留圏の14位までしか落ちないということが確定したためです。この条件はとてもややこしかったですが、苦しいシーズンで残留という最低限の結果を残せたことはとても良かったと思いますし、本当に安心しました。残り2試合も良い結果を残してシーズンを締め括ってくれることを期待したいですね。




試合後コメント

セバスティアン・へーネス 監督

「前半45分を過ぎたあたりから、ドレッシングルームでの声が少し大きくなってきた。私が感じたのは、最後の数パーセントを絞り出すには、まだ衝動が必要だということだった。前半のプレーは悪くなかったが、精度が足りなかった。もちろん、後半の早い時間帯に得点できたのは救いだった。チームの反応も良かった。最初のゴールは、まだ勝てるという確信を与えてくれた。後ろでは何も与えなかったし、絶対に勝って当然だった。」


クリストフ・バウムガルトナー

「前半は1回か2回チャンスがあったけど、良くなかった。しかし、僕たちは一貫性に欠けていた。ハーフタイムには全ての選手が自分たち自身の力不足を実感していた。自分たちにはもっと能力があると思っていたからだ。良い反応を示したことはとても重要だった。後半は非常に良いプレーができたので満足している。ここ数週間、僕たちはしばしば僕たちが見たいと思うホッフェンハイムを見せてきたけど、残り2試合、そして来シーズンもそうしたいと思っている。」


アンドレイ・クラマリッチ

「この試合は、僕たちのシーズン全体の縮図のようなものだった。前半は良くなかった。2-0というスコアラインが全てを物語っている。しかし、後半はグラードバッハ戦と同じような展開になった。僕たちはエネルギーを持って戻ってきて、20分以内に4ゴールを決めた。もっといいプレーができるので、嬉しいと同時に不愉快でもある。チームにはたくさんの可能性があるけど、まだそれを見せることが少なすぎる。この記録には満足している。しかし、僕は常に多くのことを望んでいる。僕は常にゴールを決めることに意欲を持っている。」


ケビン・アクポグマ

「前半は良くなかったので、もっと違う自分たちを見せたかった。すぐに同点に追いつき、試合を有利に進めることができたのは重要なことだった。僕とアンドレイ(・クラマリッチ)のゴールのおかげでそれができた。僕にとっては、長い道のりの後で最初のブンデスリーガでのゴールを決めることができた。今はそのことをしっかりと受け止めて、楽しみたいと思う。」


アレクサンダー・ローゼン SD

「前半は今シーズンのいくつかの部分を反映していた。序盤の45分間は主導権を握っていたが、力強さに欠けていた。後半は満足するしかない。アンドレイ・クラマリッチの夢のようなゴールの後、我々は25分間に渡って華やかな演出をして、非常に力強いパフォーマンスを見せ、勝利にふさわしい結果を得ることができた。今シーズンは厳しい局面が非常に多かった。まず、そのことを認めなければならない。しかし、我々は確固たる地位を築いている。私が感銘を受けたのは、我々がただひたすら自分自身を信じて取り組んできたことだ。今日もそれを見せてくれた。シーズン最後の2試合では、現在の好調を維持したいと思っている。」


ディミトリオス・グラモジス (シャルケ監督)

「この試合から何かを得るためには、このようなパフォーマンスを続ける必要があるとハーフタイムに話した。残念ながら、選手たちは前半に比べてやや劣ってしまった。ブンデスリーガでは、このような行為はすぐに罰せられる。今は立派にシーズンを終えたいと思っている。」




次戦の予定

2021年5月15日(土)
🇩🇪15:30 / 🇯🇵22:30 キックオフ
20/21 ブンデスリーガ 第33節
ビーレフェルト (16位) vs. ホッフェンハイム (11位)
会場:シュコ・アレーナ




おわりに

ここまでシャルケ戦のレビューを書いてきました。前半はどうなる事かと思いましたが、ハーフタイムにしっかりと修正して、後半に最高のパフォーマンスを披露してくれたのはとても良かったと思います。また、前回アウェイでボコボコにされた悔しさを晴らすゲームにできたのも良かったなと思います。そして、何と言っても、ようやくリーグ残留を決めることができたこと。これが一番良かったと思います。新監督を迎えた中での過密日程を消化中に新型コロナ陽性者が多く出てしまったり、ケガ人多発で万全な状態で戦えた試合が少なく、思うような結果も出ずに苦しいシーズンとなりましたが、残留という最低限の結果を残せたことは、苦しい中でもチームが力を合わせて頑張った証だと思います。チームが一番苦しかった時にローゼンSDが言っていた、「チームがひとつになって乗り越える」という言葉をまさに体現した結果だと思います。本当にありがとう。そして、お疲れ様と言葉をかけてあげたいです。しかし、まだシーズン残されており、次節はアウェイでビーレフェルトと対戦します。残留という目標を達成したのでモチベーションの維持が難しいと思いますが、少しでも多く勝ち点を積み上げること、来季に向けて何か1つでも2つでもポジティブなものを得られるゲームにして欲しいなと思います。今季のチームのサッカーが見られるのも残り2試合となります。しっかりと噛み締めながらまた応援していきましょう。




けれむ